仕事辞めたいのに転職先が決まらない。でも退職すると苦労する7つの理由

転職活動
「1日も早く仕事を辞めたいのに転職先が決まらなくて嫌になってきた」

「在職中だから面接を断らなきゃいけないこともあって、退職しようか迷っている」

「在職の転職活動と退職して転職活動はどっちが正解?」




このように思い通りに転職活動がいかず、歯がゆい気持ちをお持ちの方も多いのではないでしょうか。



いっそ一度仕事を辞めてから、転職活動に専念すべきか悩みどころですよね。



当記事では仕事辞めたいのに転職先が決まらない。でも退職すると苦労する7つの理由について徹底解説していきます。



さらに仕事辞めたいのに転職先が決まらない人がやってはいけない3つのことも紹介しているので参考にしてみてくださいね。





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仕事辞めたいのに転職先が決まらない。退職して転職活動すべき?




仕事を辞めて転職活動に専念した方が集中できていいのかな?




転職先がすぐ決まるとは限らないし、でも今の仕事が辛いしどうしたらいいのか。




このように今の仕事を退職して転職活動をすべきか、在職しながら転職活動をすべきか悩んでいる人も多いかもしれません。


結論から言うと退職した後の転職活動はおすすめしません。




確かに転職活動にフルコミットできるというメリットがあるのは事実です。



ですが、そのメリット以上に苦労するデメリットが多いことを知っておかなければいけません。



ではどのように苦労をしてしまうのかについて次節より詳しく見ていきましょう。



仕事辞めたいのに転職先が決まらない人が退職すると苦労する7つの理由



結論から言うと転職先が決まる前に退職する場合、精神面や金銭面で苦労するでしょう。



転職は先の見えない未来で思い通りにいかないことが大半です。



まずは仕事辞めたいのに転職先が決まらない人が退職すると苦労する7つの理由について解説します。


  • 無職の肩書でメンタルが落ち込む
  • 貯金が減るたびに余裕がなくなっていく
  • ブランクのある経歴の理由を聞かれる
  • 前の職場への出戻りはほぼ不可能
  • 入社条件に希望が言いづらくなる
  • 保険や年金手続きが面倒
  • 自己肯定感が低下し続ける



無職の肩書でメンタルが落ち込む




嫌な仕事を辞めて転職に専念できると思いきや、「無職」というレッテルを貼られます。



転職先もすぐに決まればいいですが、長期化していくとこの肩書が重くのしかかってくるのです。


「仕事も決まらない、無職の自分っていったい」と自己否定をする回数も増えるでしょう。




例えば無職という肩書では引っ越しやクレジットカードなどの審査も通らなくなります。



人によっては親や友人、恋人にも後ろめたい気持ちを感じるかもしれません。




無職の自分という事実に打ちのめされてしまう人が多いでしょう。


貯金が減るたびに余裕がなくなっていく




仕事が決まっていない無職状態で転職活動を始める場合、当たり前ですが収入も途絶えます。



失業保険等はすぐに貰えず全額というわけにはいきません。



さらに転職活動では以下のような出費が発生します。


  • カフェで作業をする場合はコーヒー代
  • 面接先まで出向くための交通費
  • 履歴書などの書類
  • 証明写真代
  • スーツやワイシャツなどの新調




これらは転職先が決まるまで延々と発生し続けます。



そこから普段の生活費や家賃などの固定費、貯金を切り崩していくと余裕が持てなくなってしまうのです。


余裕がなくなると転職先を選ぶ上でも妥協が生まれ始めてしまっては勿体ないですからね。




一人暮らし貯金無し無職の転職活動に必要なこと
を以下で解説しているので参考にしてみてください。





ブランクのある経歴の理由を聞かれる




一度仕事を辞めて転職活動をすると、転職先が決まるまでにブランクが生まれます。



「この働いてない期間は何をしていたんですか?」と理由を聞かれるでしょう。




面接側も「この人計画性がないんじゃないの」とネガティブなイメージを持たれてしまうことも。



しかも転職活動が長期化すればするほど、ブランクの期間も空くので回答にも困ります。


前の職場への出戻りはほぼ不可能




離職して転職活動をしてみると冷静に前の職場のことが見れるようになります。



他の会社の条件や環境などを見る機会も増えるということは比較対象になりますからね。



あれだけ嫌だった会社が振り返ってみると悪くないように思える人も。



ただ前の職場への出戻りはほぼ不可能だと思った方がいいでしょう。




出戻りの職場復帰が何故できないのか
について以下で解説しているので参考にしてみてください。




入社条件に希望が言いづらくなる




転職活動が長期化していくと当然ながら先の見えない未来に焦りや不安を覚えます。



ここまで何十社と不採用通知を受けている人ほどなりふり構ってられません。


早く転職したいからと、企業側から提示される条件にも希望が言いづらくなります。




自分の理想とは違うけど、仕方ないというように納得する材料を探し始めてしまうのです。



これでは何のために転職したのか、後々後悔するきっかけを作っているようなもの。




後ろ向きな転職では後悔しか生まれない理由
について以下でまとめているので参考にしてみてください。




保険や年金手続きが面倒




退職してみると、今まで会社が手続してくれていた保険や年金は自分で管理しなければいけません。



こうした社会保険料は一部会社が負担してくれているものもあるので、負担額が高くなります。




すると必然的に退職前よりも固定費も増えるということです。


さらに切り替えの面倒な手続きは自ら行わなければなりません。




会社が面倒を見てくれないということは、全て自分のことを自分でやらないといけないのです。


自己肯定感が低下し続ける




転職活動が長引くほど、自分を責めてしまい自己肯定感が低下し続けます。


  • 不採用通知を見るたびに必要ないと言われている感覚になる
  • 全然仕事が決まらない自分はダメ人間なんじゃないか
  • なんでもっと勉強したり努力を積み重ねてこなかったのだろう




このように過去を振り返って変えられない事実にばかり後悔してしまうのです。




どこかに原因を考えて落としどころを見つける作業が全て自分に向いてしまいますからね。



転職活動中のストレスやプレッシャーを乗り越える方法
は以下で解説しているので参考にしてみてください。





仕事辞めたいのに転職先が決まらない人がやってはいけない3つのこと



続いて仕事辞めたいのに転職先が決まらない人がやってはいけないことについてです。



内容は以下になります。


  • 焦った状態で決断しないこと
  • 自分だけで抱え込んで答えを出さないこと
  • ネガティブワードで検索しないこと




次節より一つずつ詳しく解説していきますね。


焦った状態で決断しないこと




気力や体力、精神力が落ち着いている時、人は正常な判断がしやすいと言われています。




一方で焦りや不安を抱えたままの状態では普段ではしないような判断をしてしまうことも。


「何であの時もっと落ち着いて考えられなかったんだ」と後悔しては遅いのです。




何か決断を迫られるケースがあるのであれば、1日寝かせてから回答しましょう。




それでもやりたいと思うなら良し、やっぱりちょっとと考えが浮かぶのであれば再検討すべきです。


自分だけで抱え込んで答えを出さないこと




一人で考えて答えを出す場合、自分だけの価値観で判断するため回答が偏ります。



端的に言うと、状況によっては自分に都合の良い答えになってしまうということです。


信頼できる周りの友人、同僚、先輩、恋人など第三者からの「客観的意見」を取り入れてみてください。




違う意見を聞くことで新しい答えに辿り着く可能性が上がるのです。




さらに第三者からの意見は冷静に自分と向き合う機会を与えてくれます。


ネガティブワードで検索しないこと




転職先が決まらない人がやりがちなのがSNSでネガティブワード検索を行うことです。



例えば「転職できない不安」など自分と同じ境遇を探して安心感を覚えようとします。


同じ境遇の他人を見て安心できたとしても状況は変わりません。




その行動自体が自分にとってプラスな時間になっていないのです。




できていない原因を探すより「できるため」の情報集めにしましょう。


仕事辞めたいのに転職先が決まらない。すぐに退職すべきたった一つの条件とは



ここまでは仕事が決まってから退職をした方がいいスタンスで解説してきました。



ただすぐでも辞めた方がいい会社も存在します。




その条件は仕事がプライベートに悪影響を与えている場合です。



悪影響を受けている場合、仕事が終わった後、帰宅途中や家に帰った後にふと以下のようなことを考えてしまいます。



  • こんなことをするために自分の人生があるのか
  • 時間は有限なのになんて無駄なことをしているのだろう
  • これから何十年もつまらない仕事をして年老いていくのか




これでは私生活や休日の過ごし方にまでネガティブに影響を与えてしまうのです。



挑戦することも成長することも楽しむ気持ちも薄れていってしまい、ただ時間だけが過ぎてしまいます。



未来に何も希望が持てずに人生に諦めを感じ始めてしまったら、転職のサインとも言えるでしょう。




仕事辞めたいのに転職先が決まらない人が在職中に転職活動すべき5つの理由



在職中の転職活動はメンタル的にも安定した状態で取り組むことができます。



戻る場所がある、収入が確保できる状態と0とでは意味合いが全く違ってくるのです。



では仕事辞めたいのに転職先が決まらない人が在職中に転職活動すべき5つの理由について解説していきます。


  • 転職先を納得するまで探せる
  • 不採用通知に必要以上に落ち込まずにすむ
  • 金銭面の不安を取り除くことができる
  • 最悪、転職先が決まならくても仕事は保証されている
  • 転職に必要なスキルを磨く時間が確保できる



転職先を納得するまで探せる



仕事をこなしながらの転職活動では収入も途絶えることなく、生活費も確保できます。



貯金しながら転職活動をすることは精神的な余裕に繋がるのです。



余裕があればすぐに決断する必要がなくなるため、納得した転職先を探すことに時間を費やせます。




無職のまま転職活動を始めてしまうと、長期化して貯金も減れば余裕がなくなるのは当然です。



余裕がない状態だと人は妥協の選択肢に納得せざるを得なくなります。




転職活動は始まりも終わりも自分で決められるものです。



だからこそ後悔しないために「自分で決めた」という納得が必要と言えます。



不採用通知に必要以上に落ち込まずにすむ




仕事があれば、不採用通知に必要以上に落ち込むことが無くなります。




悔しい気持ちはあるかもしれませんが、元々なかったものなので元に戻っただけですからね。


無職の状態で不採用通知が連続してしまうと、焦りや不安、悲しみが強くなります。




どこにも必要とされていないんじゃないかと余計な考えで頭がいっぱいになってしまう人も。



期待していた分の反動は大きいですし、ネガティブなまま転職活動を続けても良い結果に結びつきづらいでしょう。


金銭面の不安を取り除くことができる




転職活動の際、多くの方が不安を抱えるのが金銭面の負担。




交通費や作業費など普段の固定費からプラスした出費が発生するからです。



仕事を辞めてしまった場合、家賃や光熱費はいつも通り発生しながら転職活動費がかさむということ。


転職先が決まらず長期化すればするほど、貯金も減っていってしまいます。




貯金は減る、転職先は決まらない、無職状態で収入が途絶えている、これでストレスが溜まらない人はいません。



心身共に転職活動が嫌になって疲れ果ててしまい冷静な判断ができなくなってしまいます。



仕事をしながらであれば、金銭面の不安を取り除くことができるので追い込まれる心配もありません。



最悪、転職先が決まならくても仕事は保証されている



転職活動をしていると「思い通りにいかない」という壁に必ずぶち当たります。




何十社と出した書類選考が通らない、面接も最終まで残ったが落ちるなど中々決まらない状況も考えられるのです。


最悪、転職先が決まならくても仕事は保証されているため何度でも挑戦はできます。




仕事があれば猶予は自分次第なので、理想を落とすことなく転職活動が行えるのです。


転職に必要なスキルを磨く時間が確保できる




仕事をしていれば転職活動に焦る必要がなくなります。



長期間で考えていければ、転職に必要なスキルを磨く時間も確保できるということです。



自分自身がレベルアップすればするほど、転職で選べる選択肢も増えるということ。




資格を持っている方が有利に働く業界も数多くありますからね。



将来のための自己投資期間中にも更新された良い求人に巡り合う可能性も上がるでしょう。





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まとめ ~転職活動する前に知っておきたいことはコレ~




以上、仕事辞めたいのに転職先が決まらない人について様々な情報を解説してきました。



退職して転職活動に専念するメリットよりもデメリットの方が大きいことが分かる内容だったのではないでしょうか。



また補足でお伝えすると転職活動前に知っておいた方がいいことがあります。


それは「今の職場で何を手に入れることができたのか」です。




さらに今の職場では何が自分に向いていない、合っていないのかを押さえておきましょう。



これを考えることで面接時に退職する理由についてもスムーズに答えることができますよ。




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