転職で自分が何がしたいかわからない30代が適職を見極める基準とは

転職活動
「働きたい気持ちはあるけど、どんな仕事がしたいのかさっぱり分からない」

「私生活ではやりたいことが沢山あるのに、仕事となると何も浮かばない」

「年齢も30代に差し掛かって、できれば失敗しない転職をしたい」




このように自分で自分のことが分からずに迷走している方もいらっしゃるのではないでしょうか。



30代ともなると、色々な経験をした上で「結局何がしたかったのか」悩んでしまいますよね。



当記事では転職で自分が何がしたいかわからない30代が適職を見極める基準を徹底解説していきます。



また転職で自分が何をしたいのかわからない30代によくある4つの原因も紹介しているので、参考にしてみてください。




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転職で自分が何がしたいかわからない30代へ!考えても答えは出ません!



「本当の自分って何だろう」と向き合う日々を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。



結論から言うと、どういう風に生きていこうと思って答えは出ません。



答えが出ないからこそ、人は迷って悩んで未来を切り開いていくわけです。



自分が何をしたいのかわからないと考えても意味がない理由




そもそも本当の自分自体は決まったものではありません。




色々な経験や刺激を受け日々変化していくため、成長していく過程で「自分」は変わり続けます。


昨日までやりたくなかったことが今日になってやりたくなることもあるぐらいです。




仮に今やりたいことが見つかったとしても5年後、10年後にやりたいかというと確証はありません。



生きる意味や使命があるように思えますが、先の未来は誰にも分かりません。




自分が何をしたいのかわからないと考えることは自然なことだと言えます。


自分の行動によって「何がしたいか」が変わってくる




今の自分を5年前、10年前に想像できている方は少ないですよね。



様々な選択の分岐点があって、選んだ結果が今に至ります。


「これ合っているかな?」と選んだ経験があるはずです。




変わっていく・成長していく自分を楽しむ意識を持つことから始めましょう。



転職で自分が何がしたいかわからない30代が陥る4つの原因とは



まず転職活動で「何がしたいのか分からない」と決めつけてしまうことが良くありません。



そして興味や関心が持てない、見つからないことにはきちんとした原因があります。



では具体的に自分が何がしたいのかわからない30代が陥る原因について下記を解説していきます。



  • 毎日同じことの繰り返しで学びがない
  • スキルも経験もない自分には・・という決めつけ
  • 注意力が散漫になっている
  • 年齢や家族を言い訳にして本質が見れない


毎日同じことの繰り返しで学びがない



朝、電車に乗って出社して、夕方まで頑張って家に帰ってSNSをダラダラする。



こんな風に生活している人が大半かと思います。



何の情報取得もないのに「やりたいことが見つかった」と降りてくることはありません。



なんと社会人の平均勉強時間は6分と言われているぐらい「学び」に時間を使わない人が多いのです。




例えば小さい頃サッカーをしたいと思った時に、なぜそのように思えたかを考えなければなりません。



「TVでサッカーの試合を見た」「キングカズに憧れた」など、視覚的に情報を手に入れたからです。



何かしらの情報があって始めてやりたいかどうかの判断ができることを忘れてはいけませんね。




スキルも経験もない自分には・・という決めつけ




確かにスキルや経験があるに越したことはありません。



ですが、スキルと経験がないからと言って「できない」と自分で決めつけていませんか。


本来得られはずのチャンスを見失う可能性があります。




まだ時間も労力もかけていないのに、諦めてしまって選択肢から外されていることも考えられます。



30代という年齢から「失敗したくない」という恐れがあるのかもしれません。



ただ一つ言えることは失敗しなければ発見も成長もないということです。


注意力が散漫になっている




世の中が便利になればなるほど、人間の注意力は低下していきます。



要するに選択する回数がどんどん増えていって、必要なことが考えられないということです



  • 今日もTwitter・Instagramチェックしなきゃ
  • 何となくYoutube見て、ダラダラ過ごそうかな
  • ネットニュースで気になることがあるから調べよう
  • 帰りにコンビニよって〇〇を買おうっと




このように細かい選択をし続けることで一定時間集中できない、没頭できなくなってしまうのです。



やりたいなーと思っていても、結局めんどくさくなってやらなくなった経験があるはず。



SNSなど息抜きも確かに大事かもしれません。



ただ余計なことを考える時間が多すぎることも原因と言えるでしょう。


年齢や家族を言い訳にして本質が見れない




30代から始めると遅いんじゃないか、とマインドセットが固定されている可能性も考えられます。


30代から始めるのが遅いと決めているのも自分ということに気付かなければなりません。




それに転職して収入も上がって楽しそうな姿を見せる方が家族にとっても幸せです。



色々な理由をつけて自分の心に蓋をしてしまっているのかもしれません。



転職で自分が何がしたいかわからない30代でも焦る必要がない3つの理由とは



「自分が何をしたいのかわからない」と検索すると、ネガティブなことばかり書かれていますよね。



ただ「自分が何をしたいのかわからない」のは当たり前で、分かっていたらこんなに悩むことはありません。



本章では転職で自分が何がしたいかわからない30代でも焦る必要がない3つの理由を解説していきます。


  • 転職を重く考えすぎている
  • 興味・関心が持てることが生まれるかもしれない
  • 刺激を受けることで行動が増える


転職を重く考えすぎている




そもそも論として転職を重く考えすぎている方は多いのではないでしょうか。



まるで結婚相手を決めるかのように、失敗できないという思いでいっぱいなのでしょう。


合わなかったり、嫌だったらまた転職をすればいいだけのことです。




辛いな、キツイなと思いながら働いている方がよっぽど肉体的にも精神的にも堪えます。



早期退職者を募る大企業が増えているぐらいの時代で、生涯会社が面倒を見てくれるわけではありません。



それよりも行く先々で、様々なスキルを身につけたら転職して自分自身の価値を高める時代ですよ。



興味・関心が持てることが生まれるかもしれない




「自分が何をしたいのかわからない」という人ほど狭い世界で生きています。


勉強することもない、家に帰ればSNSをダラダラ見て過ごす毎日であればど楽しいことは見つかりません。


食べる前に味が分からないように、食べて初めて美味しいかどうか判断がつくのと一緒です。




今までと違う環境、違う人達と接することで興味・関心が持てることが生まれるかもしれませんよね。



結局、自分しか見えてない狭い世界の中でやりたいことを見つけることの方が難易度が高いということです。


刺激を受けることで行動が増える




新しい職場でやったことのないことに挑戦すると刺激を受けることができます。


刺激があることで様々な影響を受け取りながら、新しいことが見つかるのです。




この新たにやりたいことを見つけるためには、自発的な行動しかありません。




見たもの、感じたこと、体感したことの中からしかやりたいことは見つかりませんからね。


転職で自分が何がしたいかわからない30代が適職を見極める5つの基準を解説!



自分が何をしたいのかわからない30代が転職を成功させる唯一の方法は「狭い世界で物事を考えないこと」です。



あれができないではなく「できること」から始めていくことが仕事の楽しさや意義を見出すコツです。



では具体的な30代が適職を見極める5つの基準について下記を徹底解説していきます。


  • 今よりも収入が増える転職先を選ぶ
  • 得意なことを優先して、後からやりたいことをやる
  • 友人や家族に長所や強みを聞く
  • 数年後の自分を想像する
  • 心が動いた・感動した体験を思い返す


今よりも収入が増える転職先を選ぶ



「やりたいことが何一つとしてない」という方はシンプルに今よりも収入が増える転職先を選ぶのも一つです。



何のために仕事をしているのかと考えたら、プライベートや生活を充実させるためですよね。


収入が増えれば今後選べる選択肢も変わってきます。




いざ何かにチャレンジしたいと思ったときに、元手となる資金がなければ挑戦もできません。



実際に私自身もこれと言ってやりたいことがなかったので仕事内容よりも収入や福利厚生で会社を選びました。



そこから海外に住みたいとまさか自分が考えるなんて予想もしていなかったんです。



ただ貯金だけはできていたので、すぐに行動ができたのも資金があったから選べた選択肢だったと思っています。


得意なことを優先して、後からやりたいことをやる




もしあなたが既にスキルや技術があるのなら、得意なことを優先してみてください。

活躍すればポストも貰えて、自分の裁量でやりたいことをやっていくのも良いでしょう。





平社員のままでは結局良いようにしか使われませ。



自分の意見が反映されている実感が持ちづらいのが正直なところ。



得意なことできちんと結果を出して、その最中に見つかったやりたいことに没頭すればいいのです。




得意分野で考えていけば自然と転職先の候補も絞れていきます。



後は社風や会社の雰囲気が合いそうなところから面接していきましょう。


友人や家族に長所や強みを聞く




他人のことは客観的に見えても自分自身のことが分からない、見えてないことが多いもの。


友人や家族に自分の長所や強みが何か聞いてみましょう。




他人から見た客観的な意見が自分が気付けない長所や強みと言えます。



自分が考えている長所や強みとのギャップを気付くことが重要です。



「何を得意としているのか」ここを理解することで活躍しやすい職種や業種を選択できるようになっていきます。



また得意と感じることであれば、苦手意識なくストレスも少ないでしょう。


数年後の自分を想像する




30代になると、40代50代をどのように過ごしたいかという漠然とした不安も出てきます。




ですが、10年後にその会社が残り続けるという保証はありません。


まずは1年後を見据えて、どんな自分でありたいかを想像してみましょう。




「こんな風になりたい」と思えることがあれば、どうやったら近づくのか逆算することが良いでしょう。


  • スキルを身につけて、どこでも働ける人になりたい
  • 会社に求められるような人材になりたい
  • 人間関係の良い会社で楽しく働きたい




自分の承認欲求を満たしたい、もっと評価される環境で働きたい。



未来を想像することで求めていることが浮き彫りになってきます。



理想像に近しい理念や社風を持っている会社から調べていくで転職の希望先が増えていきますよ。


心が動いた・感動した体験を思い返す




過去の体験や経験の中に転職を成功させるヒントが隠されています。


学生時代から社会人に渡って心が動いた・感動した体験を思い返してみてください。




仕事でやりがいや意義、達成感を感じれたことはありませんか。



またはプライベートで楽しい、またやりたいと興味を持ったことはありませんか。



自分の心が動いた瞬間にフォーカスしてA4ルーズリーフに書き出してみましょう。




その半分にはつまらなかったこと、やりたくなかったことを書きだしてみてください。


両者を比較することで自分がどんな時に意欲的に行動ができているのかが分かってきます。




喜びを感じれる瞬間、感動できる瞬間が多ければ多いほど人生も豊かになっていきます。



どんな時に何を感じれる自分がいるのか、ここを分析することで同様の体験ができる職場から探していきましょう。




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まとめ ~旅をするように転職を考えてみましょう~




以上、自分が何をしたいかわからない30代の転職について様々な情報を解説してきました。



ただ転職したからと言って長く勤めなければいけないというプレッシャーを感じつ必要はありません。



やってみたら「つまらないな」「やりたくないな」なんてことは普通にあります。


嫌だったらまた環境を変えればいいだけ、旅をするように転職を考えてみましょう。




「人生は旅人だ」と有名な哲学者が言うように旅は同じ場所にずっと留まることがありませんよね。



色々な場所を巡って楽しさを見出すことが旅の醍醐味。



これは仕事においても同じで、旅をするように転職を見てあげるとやりたいことが見つかる可能性がグッと高まりますよ。



納得のいく転職活動になることを願っております。


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