「立て続けに書類選考落ちて自信を無くしてきました」
「何一つ誇れるものがない私でも自信を持って転職活動する方法はありますか?」
このように自分なりに頑張っているけど、上手くいかないことばかりで心が折れそうな方も多いのではないでしょうか。
資格やスキルもない、前職の実績もないとないものばかりネガティブに数えてしまいますよね。
そこで当記事では転職したいけど自信がないスキルもない人が絶対に見直すべき5つのポイントについて徹底解説していきます。
転職で自信がないのは当たり前!不安に感じることは良いこと?悪いこと?

転職活動を始めるにあたって自信がないことをネガティブに捉えている方も多いかもしれません。
だからこそ必要以上にマイナスな情報として認識する必要はありません。
そして「上手くいくか分からない」という不安は以下のように解釈していきましょう。
- 不安だからきちんと準備する
- 自信がないから情報を調べる
- 良い転職先を見つけたいから行動する
このように解釈の仕方次第でポジティブな感情に変換することが可能です。
自信がないからこそちゃんと準備して調べて行動して良い転職活動ができるということ。
自信がないだけで終わらせるのではなく、文末の終わり方を自ら良い情報に変えましょう。
まずは自身がない人の原因について確認していきましょう。
転職したいけど自信がないと感じる7つの原因とは

根拠があるものが持てない時に人は自信を失ってしまいます。
すると「あれもない」「これもない」とあるものよりないものを探してしまい負のループへ。
では具体的な転職したいけど自信がないと勘違いしてしまう7つの原因について下記を解説していきます。
今までの仕事で結果が残せていない
もしあなたが前職で責任ある仕事を任せてもらえなかった、または結果が残せなかったときは自信を持つのが難しいでしょう。
このように経験が少ない、できなかったことによって何が強みになったのか分からず自信が持てないという人も多いかもしれません。
ただハッキリと言えることは何も経験していない人はいません。
何か大きな仕事じゃなくとも、あなたがやり続けた仕事の中にヒントが必ずあります。
仕事は何も大きな成果を出す人だけが求められるものではないですからね。
誇れるようなスキルや経歴がない
誇れるようなスキルや経歴がない人ほど転職活動で自信が持てなくなる傾向は高いでしょう。
特定の資格を持っている、こんな事業を成功させてきた、役職で何年も勤めていたなど他者からの分かりやすい評価を求める人は多いかもしれません。
専門職であればそれなりの実務経歴が求められますが、一般職はそんなことありません。
中途採用と聞くと「即戦力」いう先入観があるかもしれませんが、採用側とウマが合うかどうかが重要なのです。
「この人と一緒に働いてみたい」と思わせることで、ないものをリカバリーすることは可能になります。
評価を気にして周りと比較しすぎている
人からどう見られているか、評価を気にして周りと比較しすぎていると自信を無くしていきます。
このように他者からの評価で自分の存在を評価している人は多いのです。
言ってしまえば誰かというフィルターを通さないと、自らを奮い立たせることができないということ。
この場合転職先が見つかってもこの悩みがつきまといます。
他人から見れば自分にできなくてあなたにしかできないこともあることに気付かなければいけません。
何かしら人から褒められたことが多いことが長所になります。
過去の失敗が頭によぎる
元々は自信のあるタイプだったのに、過去の失敗が頭によぎり抜け出せずに自信を無くしてしまう人もいます。

チャンスだったのに、掴めずに大失敗した・・・。

こんなはずじゃなかった、やり直せるならやり直したい。
このように手に入れられたかもしれない過去にとらわれてしまうと、尾を引いてしまうのです。
失敗を失敗という解釈ではないものにしてしまうことが大事です。
例えば「あの時の●●があったから今がある」というケースの場合、失敗して良かったというニュアンスですよね。
未来を切り開いて良くしていくことで、過去の失敗が「学び」に変わることはよくあります。
完璧主義で自己評価が低い
完璧主義はちょっとやそっとじゃ満足することがありません。
向上心は良いですが、完璧にできないことで全てが「失敗」のレッテルを自ら張ってしまうのです。
完璧にできる人なんてこの世のどこにもいないことを理解しなければなりません。
目標設定が遠すぎるので、もっと身近な目標に対して達成を実感する癖を身につけましょう。
年齢制限で落ち込む
求人情報を探していくと30代以下など年齢制限がある会社も多いですよね。
20代の若い社員を採用したいという会社が多いのも事実ですが、全てではありません。
ですが、年齢制限を逆手に考えていきましょう。
今までの職場で培ってきた経験が欲しい会社だって存在しています。
特に20代にない30代以降の魅力はマネジメント能力ですよね。
年齢に目を向けるのではなく、若い世代にできない価値を見出していきましょう。
初めての転職活動で漠然とした不安
初めての転職活動だとすべてが初体験なのでうまくいく自信がなくて当たり前です。
この場合はシンプルに行動量が足りないことで不安を細かく解消できていないことがポイント。
やっていけば「こうすればもっと良くなるのか」という点が必ず見えてきます。
ひとつひとつやるべきことを分解していって、自分を納得されていきましょう。
転職したいけど自信がない。強みがない人でも自信が持てる3つの方法

自信が持てないということは自信が持てない行動をしているか、悪いところを探している可能性も高いでしょう。
自信とは何かしらの結果に伴った副産物ですからね。
それでは具体的に強みがない人でも自信が持てる3つの方法について下記を解説していきます。
とにかく問題を先送りにしない
問題を先送りにすると、取り組むときにまず億劫になりますよね。
そして何かあった時、決まってするのは「過去への後悔」です。
こうして終わったことを悔やみ続けて自信を無くしていきます。
問題を先送りにせず、すぐに行動ができればリカバリーできた時間も生まれる可能性が高いのです。
「これだけやったなら仕方ない」「これだけやったから結果が出た」と納得だってできますよね。
後ろ向きになる状況を作らないことが自信を持つコツです。
問題を先延ばしにしない3つの方法については以下で解説しているので参考にしてみてください。
小さな勝利を積み上げていく
自信を持つためには不安や心配に感じていることを一つずつ消化していく必要があります。
「これもできた」「あれもできた」ときちんと認識していけると、いざという時に振り返れます。
またここまでやったから大丈夫と自信を持てるかどうかは挑戦の数に比例するということです。
挑戦した数が多ければ多いほど、小さな勝利や達成感を持てますし乗り越えたことが自信に繋がると言えますからね。
そして没頭する集中状態に入るための方法を以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。
自分を認める基準を持つ
無事に転職先が見つかったからと言って自信がない人が自信を急に持てるわけではありません。
成功したから、上手くいったから自信が持てるとは限らないということです。
これができないと何かを成し遂げても「あれっ?こんなもんか」とまた自信のネタを探してしまいます。
ここまでいったら自分を認めるという向き合い方が非常に大事ということです。
転職自信が持てない人が見直したい5つのポイント※元面接官が解説

自信を持つ方法が分かったところで、最後は日々の見直しポイントですよね。
意識しておくだけで緊張する面接においてもきちんと対話ができるようになりますよ。
それでは具体的な転職に自信が持てない人が見直したい5つのポイントについて下記を解説していきます。
- 長所や強みは周りの人間に聞く
- 自分の言葉で話せているか
- 良く見せようと緊張しすぎていないか
- アピールしなきゃいけないと焦っていないか
- 自信のなさが表情や姿勢に出ていないか
長所や強みは周りの人間に聞く
まず前提として自分が思う長所や強みと周りが思うことにはズレがある場合が多いのです。
自分ではそうは思わないけど、他人から褒められることが多い内容があればそれがあなたの長所です。
それは往々にして結果に繋がっていることが多いのではないでしょうか。
どんな長所が今までの成果や結果に結びつきが強かったのか振り返ってみましょう。
自分の言葉で話せているか
自己アピールやプレゼンの上手い下手の差は「言葉の力」です。

覚えてきたことをそのまま話しているから、伝わってこないな。

本当に入社したいんだろうな、やる気と熱意が伝わってくる!
上記の違いはやはり自分の言葉で話せているかどうかです。
ハッキリ言ってしまうと覚えてきたような志望理由には思いがこもっていないとバレます。
なぜなら他の面接者も同じような志望動機を話すから差が出ません。
入社して何を目的に働きたいのかが明確になっている人ほど、熱量高く気持ちがまっすぐに伝わるものですよ。
良く見せようと緊張しすぎていないか
「失敗できない」「良く見せなきゃ」と肩に力が入って緊張しすぎて本来の力が出せていない人は多いです。
面接は審査される気分で緊張も理解できますが、緊張の裏側には「上手くいかせる」という心理が働いています。
まず認識しなければならないのは思い通りにいくという前提が間違えなのです。
それに良く見せて入社しても後々辛くなることは見えています。
背伸びせずに素直なあなたを見せれるようにしましょう。
アピールしなきゃいけないと焦っていないか
「とにかくアピールしなきゃ」と焦って面接官とコミュニケーションが嚙み合っていないケースがあります。
必要以上に何かを伝えることはありません。
がっつきすぎてしまうと「社内で浮いてしまいそうだな」と思われて損です。
きちんと質問の意図を理解して、簡潔に分かりやすく回答しましょう。
自信のなさが表情や姿勢に出ていないか
元面接官の経験上、入室したファーストインプレッション(最初の印象)で話を聞きたいかどうか決まります。
第一印象というのは、その後の面接内容に大きく関わるのです。
どんな人が入室してきたら好印象に感じるか、客観的に考えてみましょう。
自信があるように見せるためには姿勢と目線です。
まとめ ~転職活動で追い詰めれた時すべきことはコレ~

以上、転職に自信がない人が自信を持つためのことについて様々な情報を解説してきました。
転職活動は誰もが知っての通り、採用の数より不採用の数が多いもの。
だからこそ落ち込んだり悩んだりしてしまうことは分かっていながらもネガティブに考えてしまう人もいるでしょう。
そして精神的にも体力的にも厳しくなってくると視野が狭まってしまい正常な判断ができなくなってしまうのです。
想像できないという方は「こんな風になりたいな」という妄想でも構いません。
未来の視点から今を見れば自ずとこれが必要でとやるべきことが見えてきます。
目標から活動を逆算して書き出していけば、まだまだできることは残っていますよ。
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