「20代後半で異業種の転職できるのかな?もう遅い?」
「これ以上失敗したくない、転職のコツを教えてほしい!」
このように心が折れそうな一歩手前の方も多いのではないでしょうか。
転職で失敗したら人生どうなるんだろうと悲観的に捉えてしまいましょね。
そこで当記事では20代後半で転職を失敗する人の末路ともう後がない人の成功のコツについて徹底解説していきます。
20代後半で転職を失敗する人の末路は?3つの真実をお伝えします。

結論から言うと、20代後半で転職を失敗した人の末路は明るいというのが私の答えです。
「どうしてこんなことに」とメンタルが落ち込んでいるのも理解できますが、諦めるのは早すぎます。
それでは20代後半で転職を失敗した、失敗を恐れている人に伝えたい3つの真実をお伝えしていきます。
- 20代後半はまだまだやり直せる
- 失敗の解釈を今すぐやめるべき
- 現在地点ではなく未来地点から今を見る
20代後半はまだまだやり直せる

もう30前だよ、転職がうまくいかないなんて終わってる・・・
このように落ち込んでいる人もいるかもしれませんが、これっていったい誰が決めたことでしょうか。
20代後半で転職がうまくいかなかったら30代も40代も終わったと自ら決定していませんか。
失敗に後悔の念があるのであれば、まだ余力を残しています。
社会人の平均勉強時間は6分と言われていますが、その2倍3倍の時間努力すれば
失敗の解釈を今すぐやめるべき
既に落ち込んでいる人、悩んでいる人もいるかもしれません。
ですが、「失敗」という解釈を今すぐやめることをおすすめします。
そもそも何をもって失敗となるのでしょうか。
周りがあなたを失敗呼ばわりしたのでしょうか。
恐らく失敗と決めているのは自分自身ではありませんか。
多くの方が結果が伴わないときに「失敗」という言葉で片付けたがるものです。
失敗=うまくいかない方法が見つかった、まだやれることが残っていると考えた方がよっぽど有意義な人生になります。
現在地点ではなく未来地点から今を見る
どうしても不安な心に押しつぶされそうになったり、将来の心配に頭を抱えることもあるでしょう。
今の状況から自分を見たらネガティブに考えてしまうこともあります。
ですが、数年後の自分になりきって今を見たら「あの時の転職があったから今がある」と思える未来もあるのです。
失敗と思えるようなことは最終的に〇〇があったからと感謝できるケースは多いですよ。
だからこそ、どうせ悪い方に想像するなら良い方に想像した方が一歩踏み出せますよね。
全てはメンタル次第で行動も変わっていきます。
20代後半で転職を失敗する人だけがやっている5つの傾向とは

ここからは少し耳の痛い話になっているかもしれません。
これからお伝えする傾向に当てはまっていると、転職が失敗という結果に繋がりかねません。
では具体的な20代後半で転職を失敗する人だけがやっている5つの傾向について下記を解説していきます。
目的がなく後ろ向きな理由で前職を退職
後ろ向きな理由で目的もなく転職してしまうと、同じように嫌なこと、辛いことが起こった際の耐久力が身につきません。
このように目的を持っている、持っていないだけで物事の捉え方や解釈が異なるのです。
何のために今の仕事をしているのか、またはこれから転職するのかの軸をきちんと持っておきましょう。
社風や理念が価値観に合わない
会社の社風や理念が自分の価値観に合わない場合、職場に馴染むことが難しいでしょう。
- アットホームは一部の人だけで意見を聞いてもらえない
- 意見を求められて答えたら否定ばかりで発言する気が失せる
- 数字ばかり追いかけてユーザーやクライアントのことは無視
- 年功序列でどんなに成果を上げても若手は出世できない
- 上司の好き嫌いによって評価がガラッと変わる
このように企業ごとに持つ「文化」みたいなものに馴染めないと入社後も辛い日々が続く可能性は高いでしょう。
フィットしない方が悪いというような風潮になる会社の方が大半です。
仕事に対して何ができると自分にとっての幸せにつながるのか、今一度見直してみましょう。
強みと業務内容がマッチしていない
あなた自身の強みと業務内容がマッチしないと、結果を出すことや活躍できるまでに時間を要します。
次第に「自分には合っていない」「選択を間違えた」という思いにかられます。
一方で強みと業務内容がマッチすると過去の経験から活躍できる機会も増えます。
結果が出れば自然と楽しさを覚えるものです。
もし未経験職で「失敗」と感じている方は結果が出てから本当に失敗かどうかを判断しても遅くありませんよ。
条件面の確認不十分
面接時、または入社前にちゃんと納得がいくような条件面の確認ができているでしょうか。
給与面、賞与、有給消化率、残業時間、福利厚生など労働者としてきちんと全て確認しましょう。
自分で決めたという納得感があれば許容できます。
把握できなかったばかりに、悪い労働環境では働く羽目になったら元も子もありません。
きちんと確認していれば「あの時聞いていた話と違います」と水掛け論になれずに済みます。
人のせい、環境のせいにして思考停止状態
実際に私が勤めていた会社の中にも非常に多かったタイプがあります。
それは人のせい、環境のせいにして思考停止状態になっている人のことです。
このように上手くいかないことが起こると、自分を振り返らずほかに原因を求めるのです。
自分自身を変えることができないのに、周りに変わることを求めてるのは変ですよね。
どこに至って同じような不平不満は常につきもの。
文句を言うことに慣れるのではなく、どうしたら上手くいくのかを考えた方が建設的です。
20代後半の転職失敗あるある6選を紹介!

ここからは20代後半の転職失敗あるある集です。
ひょっとしたら「これ私のことだ」「僕のことだ」と思い当たる節があるかもしれません。
では具体的な転職失敗あるある6選について下記を紹介していきますね。
前職に出戻りしたくなる
いざ転職をしてみると、前職の良さに気づいてしまうことはよくあります。
何か仕事をしていても「前職の時は〇〇だったな」と業務のやりづらさを感じることもあるでしょう。
「辞めるんじゃなかった」「やっぱり出戻りしたいな」なんて思いを抱く人も少なくありません。
新しい職場の人間関係に馴染めなかった
もしかしたら最も多い失敗あるあるの一つかもしれません。
新しい職場の人間関係に馴染めなかった人は多いのではないでしょうか。
- 体育会系でノリについていけない
- まっすぐ家に帰りたいのに飲み会が強制
- 入社してみたら周りは愚痴や不満ばかり
20代後半であれば、何かと上から言われることも多いですよね。
特に気の合わない先輩や生理的に無理な上司が現れたら、出社すること自体がストレスになります。
入社する以上、すべての人間は選べないため上手く付き合うすべを見つけることが大切です。
頑張っても結果が伴わない
あがいてもがいて結果が伴わなければ、自分には合わなかったという失敗で片付けがち。
本当は上手くいかない方法が見つかったにすぎません。
極論、他人が何と言おうが自分が諦めなければ負けは訪れません。
100回負けたとしても1回勝てば、100回分のノウハウが身についていることになります。
上手くいかない、調子が上がらないときもあるかもしれませんが諦めるには早いですよ!
納得いく転職先が見つからない
「もうこの会社無理!」と勢いで退職した人もいらっしゃるのではないでしょうか。
20代後半でいうと、あまり貯金をしてこなかった人もいるでしょう。
転職先が決まらなければ収入のないまま、貯金を切り崩して生活費+転職活動費がかかります。
生活に余裕がなくなると妥協していって納得のいく転職を望めない可能性が高まります。
退職時は納得いく転職先を見つけるためにも最低3か月分の生活費は確保しておきましょう。
やりたいことよりも条件を優先したらつまらない
周りの友人が給料がいい、年収がいいからといって「お金」の条件を優先したら仕事がつまならくなってしまいます。
恐らく最初のうちは収入が増えたことで生活水準も上がって楽しいでしょう。
かの有名なスティーブ・ジョブズでされ最後には「家族といる時間を増やせばよかった」というぐらいです。
世界的に有名な富豪であっても、幸せの基準は「思い出」なのではないでしょうか。
譲れない条件を持つことも大切、その上で幸せの基準に合う仕事を見つけましょう。
辞めることが転職の目的になっていた
会社を辞めるためにとりあえず転職したという方もいるでしょう。
何かのせいにして自分で決断できていない転職は長続きしないということです。
なぜならこれからも困難は色々な形を変えて目の前に現れるからです。
その困難に向き合って立ち向かえる決断力がないと、過去のことばかりに執着してしまいます。
20代後半の転職で失敗しないための6つの必須事項を解説!

先にお伝えすると失敗かどうかは周りが決めるのではなく自分自身が決めていること。
だからこそ「基準」「軸」をもって行動していくことで失敗は成長・成功の第一歩になります。
それでは具体的な20代後半の転職で失敗しないための6つの必須事項について下記を解説していきます。
転職にきちんと明確な目的を持つこと
まずは転職にきちんと明確な目的を持ちましょう。
この基準がある、ないで物事の受け止め方が本当に大きく変わります。
目的があれば辛いことや嫌なことも「必要なこと」と捉えて前向きに取り組めますからね。
好きなこと、やりたいこと、叶えたいことのためにする嫌なことはポジティブに変わるんです。
だから失敗という捉え方ではなく成長の糧になっていきます。
仕事の価値観にあった転職先に応募する
まずは自己分析、どんな仕事にやりがいや喜びを感じるか向き合ってみてください。
このように自分がどういった行動をとった時に心が動いていたかを振り返ってみてください。
例えば私の場合だとクライアントに「〇〇さんが担当してくれていたから頑張れた」と言われたときに喜びを感じました。
誰かの変化や行動を応援できる環境にいるときにやりがいを感じるということです。
あなたにも一つは心が動く瞬間が必ずあったはずですし、それが楽しく仕事をする価値観です。
この価値観に合う企業が見つかると、同じ思いを持った仲間が見つかります。
面接時に社内の人間関係について質問
社内に本音が話せる人がいる、仲間だと思える人がいるだけで仕事の満足度が上がります。
誰だって人間関係の良い職場で働きたいですよね。

でも入社前に転職先の人間関係を知るのは無理でしょ。
このように諦めて出たとこ勝負をしている人は多いのではないでしょうか。
面接時に社内の人間関係について逆質問をできる方法はあります。
転職先の人間関係を入社前に見極める質問例については以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。
労働条件は納得いくまで確認すること
面接時に労働条件は納得いくまで確認しましょう。
実際に働いてみてから「こんなはずじゃなかった」では勿体ないですからね。
あまり聞きすぎると印象が悪くなると思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
きちんと確認することがあなた自身や、家族を守ることに繋がります。
残業時間、残業の支払い、土日の休日出勤、有休消化率、退職金など不安な点を全て聞きましょう。
給料や賞与はもちろん、仕事の土台があって生活が成り立ちます。
ちゃんと労働者に思いをもって配慮してくれる会社であれば「長く働いてよかった」と思えるものです。
人生を逆算してキャリアプランを組むこと
どんな人生を過ごしたいか、逆算してキャリアプランを組むと目的が見えてきます。
後悔をしたくないと思うのであれば、思いついたことに片っ端からチャレンジしても良いですよね。
安定を望むならちゃんと出世できる環境か、役職のある人の年収や待遇について確認してもよいでしょう。
何をするためにその会社に転職をするのか、キャリアプランが明確であれば迷うことなく前に進めます。
長所や強みを第三者に確認すること
意外と自分自身が思っている長所や強みは第三者から見ると異なるケースがあります。
思った以上に自分のことを理解できているようで理解できていないのが私たちです。
第三者が客観的に見た答えがあなたの本来得意としているジャンルや分野です。
その長所や強みが生かせる会社、そして価値観の合う会社に行くことが活躍できるコツです。
成果を挙げることができる、結果が出せることは自信にも繋がります。
まとめ ~失敗は自分が諦めたときにだけ訪れる~

以上、20代後半の転職について様々な情報を解説してきました。
20代で転職失敗したらお先真っ暗だと思われるかもしれませんが、そんなことは絶対ありません。
その根拠として1年後2年後も失敗しているかどうかなんて誰にもわかりませんよね。
仮に希望通りの会社に就けたとして、業績悪化でなくなるかもしれません。
だからこそ努力でちゃんと自分の道を切り開けるように準備していきましょう。
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