「オンラインでの面接で気をつけなければいけないことがあれば知りたい!」
「オンライン面接って何かコツはありますか?」
このようにオンラインでの面接の基本的な知識について調べている方も多いのではないでしょうか。
対面での面接よりも今ではWEB面接も主流になっていますから、知っておいて損はありません。
当記事では転職の面接(オンライン)の服装・場所・始め方・流れ・コツ・マナーについて徹底解説していきます。
転職のオンライン面接と対面面接の違いを理解しておこう!
結論から言うと対面面接との主な違いは以下の3つと言えます。
- インターネット環境を利用した面接
- PCやスマホなど端末の画面越しに面接を行う
- 自宅で面接を受けることができる
このようにオンライン面接は自宅という落ち着いた環境で面接を受けることができます。
必要なものはPCやスマホといったインターネット環境と接続できる端末のみ。
しかも対面のように空気に飲まれることなく、準備したパフォーマンスを発揮できるでしょう。
そして1番良い点は効率的であることです。
1日に複数企業の対面面接を受ける場合、時間も交通費も1日のスケジュールが奪われ、かなり披露しますよね。
ですが、オンライン面接であれば時間の自由もありながら複数企業の面接も調整しやすいでしょう。
転職の面接(オンライン)の正しい服装とやってはいけない服装とは
それではオンライン面接の具体的な概要について確認していきましょう。
まずはの正しい服装とやってはいけない服装について下記を解説していきます。
- 正しい服装は対面面接と一緒
- 服装でやりがちな注意点
正しい服装は対面面接と一緒
オンライン面接であっても対面面接であっても正しい服装は一緒です。
さらに身だしなみを整える上では男性では髪をきちんと整えましょう。
女性は普段ナチュラルメイクであれば顔色の印象が良くなるように少し濃いめにハッキリさせましょう。
オンライン面接で相手が見えるあなたの印象は画面上のみです。
表情も伝わりづらいことがデメリット。
その日だけでもおでこが見えるように印象を分かりやすくしましょう。
服装でやりがちな注意点
いくら自宅で受けられる面接だからと言って、面接時の服装に手を抜くのは止めましょう。
例えば男性の場合、上半身はスーツで下はスウェットなど下半身は見られないからとラフな格好をする人もいるでしょう。
もし見えてしまったとしたら相手も「なめられている」と思って間違いなく採用を見送ります。
下手なリスクを持つことは意味がありませんから、正しい服装できちんと面接に挑みましょうね。
転職のオンライン面接は条件の合った適切な場所を確保しよう!
次にオンライン面接を受ける場所について確認していきましょう。
解説する内容は以下の2つです。
ネット環境が整った自宅が適切な場所
オンライン面接を受ける場合はネット環境が必須。
そして周りの余計な音が入らないように、自宅で面接を受けることが適切です。
仮にWifiがなければ、携帯のインターネット共有でPCとも接続ができますからね。
また自宅だと集中できないという方はレンタルスペースで迷惑のかからない個室などを選びましょう。
カフェや公共施設は要注意
インターネット環境があるからと言ってどこで受けても良いわけではありません。
例えばカフェやファミレスなどの公共施設でオンライン面接を受けると雑音が入りやすくなります。
面接は相手方も時間を取ってくれていて、面接を受けたいと応募したのは自分自身ですから環境をきちんと整えましょう。
転職のオンライン面接の5つの事前準備・確認事項とは
オンライン面接って何を準備するのが正解?失敗したくない。
この疑問を解消するために、オンライン面接の事前準備と確認事項について下記を解説していきます。
インターネット環境・ネットワーク状況の確認
面接途中でインターネット回線が途切れてしまわないかチェックしておきましょう。
友人など周りの人に協力してもらってZoomを試してみるとネットワーク状況がきちんと確認できます。
PCやスマホなど面接時の端末を充電
オンライン面接中に端末の電源が切れてしまっては最悪です。
当たり前のように感じる準備も面接の緊張感から抜けてしまうこともありますからね。
映像の画格が綺麗に映るか
オンライン面接で大事なことは映像の画格が綺麗に映るかです。
- 画面全体を通して目線の高さが合っているか
- カメラから近すぎず遠すぎないか
- 胸から顔まですっきる移っているか(ネクタイが半分見えるぐらい)
ある程度画格が決まったら、髪型の乱れはないか、服装はピシっと決まっているかなど細かい点もチェック。
またやりがちなことでミュートが解除できていないまま話してしまう人もいます。
面接が始まる直前にミュートの確認も忘れずに行いましょう。
背景に余計なものを映さない
オンライン面接で背景に余計なものが映っていると常識がないと思われてしまいます。
面接では趣味の背景や生活感の見える室内を見せても評価に繋がりませんし、印象が悪くなるだけ。
また室内の光の加減で、妙に暗く画面が見えてしまうことがあります。
部屋をきちんと明るくして、自分の表情がハッキリわかるかどうかカメラテストをしてください。
対面で会えない分、あなたの人柄が出るのは画面の中の表情だけなのです。
転職のオンライン面接の流れと注意点とは
採用担当者から当日のオンライン面接用URLが送られてきますよね。
「どうやって始まるのが正解?」「早くログインして待っているべき?」と迷ってしまう方も少なくありません。
続いてはオンライン面接での流れや注意点について下記を紹介していきます。
ログインは5分前に
面接する側は仕事の最中に時間を作ってくれています。
もし企業側から「早めに入ってもらって少し話をしましょう」とアイスブレイクの時間があれば指定に従ってください。
その際は緊張を和らげてくれていますが、礼儀正しくフランクになりすぎないようにしましょう。
早くログインしても面接官は困る
早めにログインして待機しておきたい気持ちは分かりますが、急かしてしまう印象を与えてしまいます。
「〇分前にログインしてくださいね」という指示があれば、その指示に従って行動していきましょう。
転職のオンライン面接は3つのコツが必要!
「オンライン面接ってコツないの?」と気になるところ。
本章ではオンライン面接時の3つのコツについて以下を解説していきます。
いつもより声を張ってゆっくり話す
オンライン面接時に困ってしまうところは音声やボリューム。
そのため普段よりも声は大きめ、相手の反応を見ながら声の大きさは調整していきましょう。
また緊張から早口で話してしまうと、相手の音声ボリュームが小さい場合ボソボソ聞こえてしまうことも。
普段から早口の方は、少しゆっくりきちんと話すことを意識してみてくださいね。
表情は1.5倍分かりやすく
オンライン面接で表情が分かりづらいと、あなた自身の人間性や雰囲気を面接官は掴みづらくなってしまいます。
上記を意識することによって面接に対しての積極性もアピールできます。
表情が分かりづらいと面接官は話をちゃんと聞いているのか、受け答えができているのか心配になるのです。
表情は普段の1.5倍を目安にすると相手にも伝わりやすくなるでしょう。
話すとき・聞くときに目線を変える
オンライン面接では話すときと聞くときで目線を変える必要があります。
特にどこを見て話せばいいのか分からないという方は以下の2点を確認しましょう。
上記を意識してもらえれば、基本的には面接官と目線が合っている状態が保てます。
オンラインであっても対面面接のように「目を見て話す」ができれば、入社したい気持ちや意思も伝わりやすくなるでしょう。
転職のオンライン面接の正しい挨拶は?カンペはバレる?
続いてオンライン面接の挨拶とカンペについてです。
対面面接のように挨拶していいのか、また志望理由をカンペで画面に出してもバレないのか気になる人も多いのではないでしょうか。
解説する内容は以下の通りです。
挨拶は対面面接と同じように行う
オンライン面接での挨拶は基本的に対面面接と同じように行いましょう。
そしてお辞儀は対面面接と同じようにしましょう。
「イヤホンは礼儀がないと思われる?」と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、特に問題ありません。
どうしても気になるという方は採用担当者に事前にイヤホンの着用が可能か確認しておきましょう。
カンペを見ていることはバレる可能性が高い
例えば志望理由や自己PRなどメモやワードに保存した内容をカンペとして確認したいと思われる方もいるでしょう。
というのも目線や声のトーン、熱量を通してカンペを見ていることが伝わってしまうのです。
実際に私自身も面接官をしていた際に「この方はカンペを見ているな」と感じたことがあります。
緊張しながらも自分の思いをきちんと伝えようとする努力や熱意も評価の対象です。
上手にスラスラ話すことが目的ではなく、どうやったら入社したい気持ちが伝わるかにフォーカスして準備してくださいね。
転職の面接(オンライン)の3つのメリットを把握しておこう!
オンライン面接も主流になってきた中で、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。
下記の3つのメリットについて解説していきます。
対面面接より緊張感が和らぐ
対面面接の場合、同じ空間に複数人の人間が存在することになります。
面接官が多いと、圧迫感や緊張感が伝わって本来の力が発揮できず悔しい思いをした経験をお持ちの方もいるでしょう。
人を通しての緊張感も画面越しであれば和らぐため、準備したことを発揮しやすくなるでしょう。
交通費も時間も節約できる
対面面接の場合、面接会場に足を運ぶために交通費が発生します。
そして移動時間も取られてしまうため、面接の日程調整も難しくなってしまうケースも出てくるでしょう。
例えば業務終了後に面接を受けたい場合、ネット環境がある静かなレンタルスペースなどを利用すれば面接の調整も容易です。
企業側からして場所の確保も遠方から面接に来る方の経費も削減できますからね。
互いに上手に「空き時間を使った面接」が実現しやすいのがオンライン面接の良いところです。
日程の調整がしやすくなる
面接で最も困る点は日程の調整ですよね。
特に在職中の転職活動であれば、尚更仕事との兼ね合いで受けたくても受けられない歯がゆさを感じる人もいらっしゃるでしょう。
また在職中の転職活動の乗り越え方についても詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
そしてオンライン面接であれば日程の調整も非常にしやすくなります。
このように先方とのやり取りもスムーズになるということです。
また地方に住んでいるからであっても、主要都市部の企業と移動せず面接もできますよね。
広い意味で言えば日本中、また世界中と繋がれるため企業側も優秀な人材が確保しやすくなります。
転職のオンライン面接の5つのマナーを徹底解説
オンライン面接では対面面接とは異なるマナーが存在します。
ここを理解しないと、相手に不快感を与えてしまうことにも繋がりかねませんのできちんと確認しておきましょう。
それではオンライン面接の5つのマナーについて下記を解説していきます。
会話を遮らない
オンライン面接では通信速度によって会話のタイミング、声の伝わり方がズレてしまうことがあります。
そのため「間合いが取りづらい」というケースも珍しくありません。
対面面接のようにテンポよく会話が往復できない場合もありますからね。
途中で会話に入ってしまうと「話を聞いていない」と勘違いされてしまうことにも繋がってしまいます。
声が届いているか確認する
自己紹介をする前に声が届いているか確認しましょう。
相手方からも届いていることが確認できたら、自己紹介に入りましょう。
改めまして本日面接を受けさせて頂きます〇〇と申します。よろしくお願い致します。
そうすれば、相手方も反応を示してくれます。
メモをタイピングで打ち込まない
面接中に何かメモをしたい時があったとしてもタイピングでメモを取らないでください。
メモを取る場合にはノートを用意しましょう。
「メモ取っているな」と面接官も分かりますし、自然な流れになります。
背もたれに寄りかからない
部屋の壁を背面にしてオンライン面接を受ける方も多いかと思います。
楽な体勢を取っていることは面接官にもバレます。
背筋を伸ばしてきちんとした姿勢で対面面接のように受けることがマナーです。
揺れずにじっとしていること
対面面接のように椅子に座れない環境だった場合、無意識に身体が揺れてしまうことがあります。
話にうなづいたり相槌を打つ際に頭を動かすことは問題ありません。
ゆらゆらと揺れていると「落ち着きがない」という印象を与え、面接官の気が散ってしまいます。
退室時は接続を切らない
オンライン面接が終わった際の退出時はこちらから接続は切らないようにしましょう。
「お時間頂きましてありがとうございました」とお伝えした後は待ちましょうね。
まとめ ~オンライン面接の意識したい2つのテクニック~
以上、オンライン面接の基本概要と全体について様々な情報を解説してきました。
最後にオンライン面接で意識したい2つのテクニックを紹介していきます。
- 背景には人間性が現れる
- 目線が合うほど強い意志を感じる
例えば背景がスッキリ見えれば「整理整頓ができる」という」印象を与えられます。
色味を意識することで、落ち着きがある雰囲気を作ることもできるでしょう。
そして人は目線が合う人には「仕事ができる」「意思を感じる」傾向があるのです。
面接中は目線が合っているかどうか、そして話すときにはカメラ目線を意識しましょう。
このテクニックを使うことで分かりづらいオンライン面接での印象を良くすることができますよ。
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