モチベーションと仕事の成果は関係ない?やる気に振り回されない対処法とは

モチベーション
「モチベーションが高いから良い仕事ができるの?」

「モチベーションは全くない、成果を出せってうるさいしどうしよう」

「モチベーションがなくても仕事がうまくいくやり方があれば知りたい!」




このようにモチベーションはないけど、仕事を何とかしなきゃと悩んでいる方も多いはず。



一定の成果は求められる中、意欲がわかないとどうしたらいいのか困ってしまいますよね。



そこで当記事ではやる気に振り回されない対処法ついて徹底解説していきます。


さらにモチベーションと仕事の成果は関係ない3つの根拠も紹介しているので参考にしてみてくださいね。





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モチベーションと仕事の成果は関係ない3つの根拠



モチベーションがあるからといって仕事の成果が出るわけではありません。




モチベーションがなくても根拠のある仕事ができれば結果は付いてきます。




まずはモチベーションと仕事の成果が関係ない3つの根拠について具体的に下記を解説していきます。


  • 根拠があれば成果が出やすい
  • 型にはめ込むことでパターンが作れる
  • 給料を貰う以上やるしかない



根拠があれば成果が出やすい




仕事をしていれば活動が売り上げなどの数字に反映されます。




仕事の取り組み方がハマれば成果も出ますし、反対につまづいていれば思った成果を得られません。


仕事のプロセスを合理的に考えることで根拠が組み上がり、ある程度の成果は想定できます。




そこにはモチベーションといった目に見えないものは介在しません。



ただ数字と向き合い、何が良かったのか何が悪かったのかをきちんと分析していく。



そして原因を一つずつ潰していくことで自ずと成果が出るというシンプルな構図です。


型にはめ込むことでパターンが作れる




業務に慣れてくると「勝ちパターン」が段々見えてきます。



経験則や今までの好事例を組み合わせることで「失敗しない型」ができあがります。


培ってきた業務内容の引き出しから最適解を当てはめるということです。




イレギュラーな対応も想定しながら事前に「型」にはめ込むことでAパターン、Bパターンと作れます。



決まった型に沿ってやるだけなのでモチベーションもいりません。


給料を貰う以上やるしかない




あなたが今の会社にいるのは誰かに頼まれたからでしょうか。



自分の意思で入社を決意したはずです。



そして雇われると決めた以上は会社のルールに従わなければなりません。


会社側も毎月の給料を支払う以上、相応の対価を求めます。





仕事をやるのか、やらないのかは自己決定できること。



給料を貰ってサボっていてはいつか居場所を失う自ら離れなければならなくなるでしょう。



貰うものを貰う以上、やるべきことはやらなければいけませんよね。


モチベーションと仕事は関係ない!やる気に振り回される3つの原因

はぁー、全然やりたくない。面倒くさい。


昨日まであんなに意気込んでいたのに、あの気持ちはどこ行ったの。



このように感じてしまう原因はモチベーションを下げる行動にあります。



本章ではやる気に振り回される3つの原因について下記を中心に解説していきます。


  • 感情を記憶しておくことができない
  • 人や環境に影響を受ける
  • 大きな目標を掲げて距離感が掴めない


感情を記憶しておくことができない




昨日までやる気に満ち溢れていたのに、朝になったら「やっぱり面倒くさいな」と感じた経験はないでしょうか。



三日坊主なんて言葉もありますが、ずっと同じ感情を記憶しておくことはできません。


時間の経過と共に記憶は薄れていき、気付けば考えなくなってしまいます。




人間は忘れやすい生き物であり、流されやすい生き物です。



モチベーションに頼って仕事をすると、パフォーマンスに波が出て一定の成果が出しづらいでしょう。


人や環境に影響を受ける




ポジティブな発言が多い社内とネガティブな発言が多い社内ではどちらが生産性が高いでしょうか。



ネガティブな発言が多い会社では聞いている周りの人間すら生産性が低下してしまうのです。


  • どうせ〇〇でしょ・・
  • でも〇〇だから・・
  • だけど〇〇が・・




上記のように自己防衛本能が働き相手の意見に素直に耳を傾けられなくなってしまう人も多いです。



陰口や愚痴などネガティブ情報が多ければ多いほど、自己肯定感が低下していきます。




仕事では原因を他者や環境のせいにして思考停止してしまうでしょう。



自分が頑張ってみても周りが諦めムードで足の引っ張り合いではモチベーションも保てませんよね。


大きな目標を掲げて距離感が掴めない




目標を達成できない原因の一つに目標への距離感が遠すぎることがあります。



例えば1か月後に売り上げを120%UPさせると目標を立てたとしましょう。



仮に目標に到達できなかったとしたら「自分はダメなやつなんだ」と自らにレッテルを貼ってしまいがち。


小さな勝利を積み重ねた先に大きな目標への到達が待っているのです。




意欲の低下と自信の無さが仕事に反映されますが、目標の立て方に問題があるケースも多いです。



目標までの失敗しないロードマップの作り方については以下を参考にしてみてください。





サラリーマンを10年続けてモチベーションに頼らない方が仕事が上手くいくと思ったワケ




特別「これがやりたい」という気持ちもなく10年以上同じ会社で仕事をしました。



10年経ってみてモチベーションは不要というのが私の結論です。



なぜ不要なのか
については以下で解説しているので読むことをおすすめします。





もしモチベーションに頼っていたら下記のように自分本位な考えで仕事をしていたでしょう。


  • モチベーションに頼ると頑張っていない人にイライラする
  • モチベーションに頼ると仕事のパフォーマンスや成果に波が出る
  • モチベーションに頼ると感情論を優先してしまい冷静な判断や分析ができない
  • モチベーションに頼ると他人の目を気にして、仕事がやりづらくなる
  • モチベーションに頼ると温度差のある人間を遠ざけてしまう




モチベーションがあることで思い入れが強くなり、周りが見えなくなってしまう人を沢山見てきました。


  • 失敗しても周りのせい
  • きれいごとは並べるけど失敗はしたくない
  • 自分だけが得するような動き方を優先




このように自分と向き合うことができない人が多かったのです。



モチベーションがないと、主観的ではなく客観的な判断ができるメリットもあります。



実際に私はモチベーションがほぼ0でしたが、気付けばコンスタントに成果を出し最短で出世することができたぐらいです。



モチベーションに頼らないお陰で感情に振り回されず自由に仕事ができています。


基本的には負けない仕事の型にはめていくことで一定以上の成果が期待できます。




5w1hができれば根拠のある仕事の構成が組めますので、合わせて参考にしてみてください。






モチベーションと仕事は関係ない!やる気に振り回されない6つの対処法


それでは具体的にやる気に振り回されない6つの対処法について紹介していきます。



解説する内容は以下の通りです。


  • やる気がなくてもできる習慣化を身につける
  • モチベーションが下がる行動を排除する
  • 集中力を発揮できる環境作り
  • マルチタスクではなくシングルタスクに徹する
  • ゴールから逆算して必要な仕事を整理する
  • 仕事ができる人の真似をする




次節より一つずつ詳細を解説していきます。


やる気がなくてもできる習慣化を身につける



どんなにやりたくない日でも習慣化さえ身につけられれば同じ行動がとれます。



習慣化とは考えることなく同じ動作が行えることです。



例えば日常に落とし込んで考えると、以下のことは習慣化ができています。


  • 朝晩歯を磨く
  • 頭や体を洗う
  • 右足から靴を履く




このようにいかにやる気がなくても習慣化の力を利用して仕事ができるかがポイントです。



PCはとりあえず開く、朝一でメールだけは返すなど時間割のルーティンワークを定着させましょう。


モチベーションが下がる行動を排除する




モチベーションが下がる行動を徹底的に排除していきましょう。



まずは自分がどんな時にモチベーションが下がるのかを思い返してみてください。


  • 特定の人と話すとモチベーションが下がる
  • 人も悪口や愚痴を聞くとモチベーションが下がる
  • 先のことを考えるとモチベーションが下がる




モチベーションが下がる原因の逆を意識してみると良いでしょう。



例えばポジティブで前向きな人たちに囲まれるなどモチベーションが下がらない環境を作るのです。


自身を良い環境の中に置くことで、メンタルも落ち着き淡々と仕事をこなすことができますよ。


集中力を発揮できる環境作り




間の前にある仕事だけに集中できる環境を整えましょう。



集中できる環境作りのために以下の点を意識してみてください。


  • 必要な書類以外は置かない
  • メールや業務LINEは決まった時間以外見ない
  • スマホはバッグの中にしまっておく




このように集中できる環境ができると時間の節約ができます。



例えば書類を探すために5分から10分時間を要したとしましょう。



年間で数えるとどれだけの時間を無駄にしているかが分かります。


マルチタスクではなくシングルタスクに徹する




あれもこれもやってしまうと注意力が散漫になり良い仕事ができません。


基本的には目の前にある仕事を片付けてから次の仕事を始めましょう。




業務LINEなど決まった時間に確認する以外はチェックすることを止めてください。



取り組んでいる仕事以外の情報が入ってくると、集中力も低下し仕事全体の質が落ちます。


ゴールから逆算して必要な仕事を整理する




いつまでに終わらせる仕事なのか、どのような成果を出すのか、先にゴールを決めましょう。



ゴールが決まったら逆算にしていつまでに何が必要なのかを割り出します。


逆算することで思い付きではなく、精査された仕事のみを選択できます。




型が決まったら、後はやるべきことだけに集中してやるのみです。


仕事ができる人の真似をする




もし成長できていないと感じているのであれば仕事ができる人の真似を徹底してみてください。



真似は以下のように小さなことから一つずつで問題ありません。


  • スケジュール管理の方法
  • 取引先との連絡の取り方
  • コミュニケーションの取り方
  • 資料のまとめ方




仕事ができない人ほど自己流に拘って仕事をしがち。



上手くいっている人のルーティンワーク、考え方をそのままトレースするのです。



真似ができたら同等の成果が見込めるということ。




一定の成果が出せれば、給料や評価も上がり自信を取り巻く環境も変わっていきますよ。




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まとめ ~モチベーションと仕事は関係ない!持つべきは根拠~~




以上、モチベーションと仕事は関係ないことについて様々な情報を解説してきました。


携わっている業務や職種にモチベーションがなくても成果は出せます。




根本的に成果を出すためには根拠のある行動が必要不可欠。




成果を出せた理由をきちんと誰かに説明できるレベルが望ましいと言えます。



そのためには成果に対して必要なもの、準備すべきことを明確にして一つずつ課題をこなしていくだけ。



自分自身の行動に根拠を持つことができれば、数式のように答えを導き出せるでしょう。




モチベーションがなかったとしても成果の価値は変わりませんからね。



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