「仕事のやりがいを持てって上司は言うけど、見つからない」
「やりがい見つける方法があれば知りたい!」
このように仕事に慣れてくるとモチベーションとやりがいについて考える機会が増えてきた方も多いのではないでしょうか。
毎日が同じことの繰り返しで、今の仕事に対して悩んでいる方も少なくありません。
そこで当記事ではモチベーションとやりがいの違いについて徹底解説していきます。
モチベーションとやりがいの違いを徹底解説!

結論から言うと、モチベーションとやりがいは全く別の意味合いです。
まずはそれぞれの意味合いと両者の違いについて確認しておきましょう。
解説する内容は以下の通りです。
モチベーションとは
まずはモチベーションとはについて確認しておきましょう。
やる気、やりがいと同じくくりで考えられる方もいますが、意味合いが違います。
モチベーションは行動するための動機や目的といった意識のことです。
「モチベーションが上がる・下がるの本当の意味」は以下で解説しています。
やりがいとは
続いてやりがいについて確認しておきましょう。
やりがいの「がい」は漢字にすると「甲斐」になります。
「甲斐」は行動の結果として現れる効果、その行い自体に価値を感じれることを意味しています。
やりがいは行動した後の結果にしか味わえない感情と言えるでしょう。
モチベーションとやりがいの違い
ここまでモチベーションとやりがいの意味合いを確認してきました。
大きな違いは以下と言えるでしょう。
モチベーションは物事を始める前に感じる感情で、やりがいは物事を始めた後に感じる感情。
モチベーションとやりがいについて同じような使い方をされてる方もいますが、これぐらい大きな違いがあります。
両者は基本的にまったく別物であり、それぞれが違う用途であることを理解しておきましょう。
仕事のやりがいを持つとモチベーションが高まる3つのコト

仕事へのやりがいはメリハリのある毎日と自分自身を楽しませる上で重要な要素です。
実際にやりがいを持つことでモチベーションを高く保つことも可能と言えます。
それでは仕事のやりがいを持つとモチベーションが高まる3つのコトについて下記を解説していきます。
達成感
仕事のやりがいを持つと達成感を得られモチベーションが高まります。
達成感が得られると分かれば、仕事で辛いことや苦しいことがあっても耐えられますよね。
仕事が飽きている、充実感が得られないという方は何か目標を決めて本気で取り組んできてください。
中途半端に取り組むと、やはり中途半端なものしか得られないようにできています。
充実感
仕事にやりがいを持つと充実感が得られモチベーションが高まります。
「充実感って何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
仕事における充実感とは以下のようなことを指します。
上記のように充実感には「報酬」「人の役に立つこと」「自己の成長」が鍵と言えるでしょう。
自分自身への承認欲求が満たされていると充実感を得やすいですよ。
成長感
やりがいを持つと成長感が得られモチベーションも高まります。
そして成長できる実感を得るためには今の自分がちょっと手を伸ばさなければいけない難しいことに挑戦することがポイントです。
そして成長が実感できると、自分自身の価値も高めることができますよね。
選択肢の幅が広がる、今まで出来なかったことにもチャレンジできる機会も増えていきます。
モチベーションを保つためにはやりがいが必要??

今の仕事を楽しくするためにはやりがいを持つに越したことはありません。
なぜならこの世に全てが素晴らしい仕事など存在しないからです。
どんな仕事においても華やかなことだけではありませんし、必ず嫌なことはあります。
ですが、嫌なことが見える仕事でも自分次第で素晴らしくすることは可能と言えます。
やりたいことを実現するためにはやりたくないことを沢山しなけばいけません。
ただ「やりがい」を持つことができれば、落ち込んだり躓いたりしても跳ね返す力になるでしょう。
一方で興味のない仕事においてもやりがいがあるに越したことはありません。
やりがいを得るためには成果を出すことも必須条件、ここもポイントになります。
仕事のやりがいを見つける5つの方法を解説!

それでは具体的なやりがいの見つけ方について本章で徹底解説していきます。
解説する内容は以下の通りです。
次節より詳しい詳細をお伝えしていきますね。
やりがいを感じた瞬間を振り返る
やりがいを見つけるためには、まず自分自身と向き合いましょう。
やりがいを感じた際に以下のことを思う方は多いのではないでしょうか。
- 上司や先輩に褒められた
- 取引先やお客様に感謝された
- 頑張ったことを評価してもらえた
このように心が動いた瞬間のできごとを思い返してみましょう。
どんなことを頑張ったらやりがいに繋がるのかヒントが見えてきます。
そしてやりがいを感じれている時には自分がゾーンに入れている感覚をお持ちの方もいるでしょう。
簡単にゾーンに入る方法については以下を参考にしてみてください。
自分がやりたいことを見つめ直す
やりがいを見つけるために自分が本当にやりたいことを見つめ直してみてください。
段階的にやりたいこと、なりたい自分を設定していけば自ずと達成するための手段を探し始めるでしょう。
このように目指すものがあるコトで、何のために取り組むのか意味を明確にできるのです。
目指すべきものがあると目の前に映る景色も違うものに見えてきますよ。
得意分野と長所を書き出す
自分にとって苦手なことや嫌なことからやりがいがは見つけづらいでしょう。
なぜならうまくいく確率も減りますし、前に進んでいる実感が得られづらいからです。
得意なフィールドできちんと結果を出すこともやりがいにとっては重要です。
結果が出せるということはスキルが活かされているということ。
何よりも楽しんで仕事ができたらそれに越したことはありませんからね。
新しいことに挑戦・行動する
得意なこともない、やりがいを感じたこともないという方も。
結局のところ行動に移してみて初めて分かることがあるからです。
自分に向いているのか、向いていないのか、なおのこと。
思いついたことから順番にチャレンジしていって、得意なことや向いていること、楽しめたことなど自己分析の情報を増やしましょう。
部署異動・転職を視野に入れる
今の仕事でやりがいが見つけられないという場合は部署異動や転職を視野に入れましょう。
取り巻く環境が変われば仕事の見え方や捉え方も変わるということです。
新鮮な気持ちで取り組めることで仕事の楽しさ、やりがいが見出せる可能性が上がります。
また仕事のストレスで部署異動をしたいという方は希望を叶える伝え方を解説しているので、以下を参考にしてみてください。
まとめ ~仕事を好きになることでやりがいも生まれる~

モチベーションとやりがいの違いについて様々な情報を解説してきました。
モチベーションとやりがいの決定的な違いは行動の前後にあります。
- モチベーションは行動する前の動機
- やりがいは行動の後の結果に対して感じる価値
そしてモチベーションとやりがいがセットになっていることは長続きするでしょう。
恐らく多くの方がやりがい仕事が見つからない、またはそのような仕事につけていないかと思います。
ただ仕事を好きなものに変えていくことは自分の努力次第でできること。
仕事はだんだん面白くなっていくもので基本的には加点方式です。
目の前にある仕事に本気で行動して取り組むことで何かしらの結果を得られますよ。
コメント