後ろ向きな転職は後悔しか生まれない?幸せになれない3つの理由とは

転職活動
「会社に都合よく使われてる、こんなところでこれ以上働きたくない」

「気の合う人もいないし、仕事できない人ばかりでもう無理」

「激務で拘束時間も長いのに給料が割に合わな過ぎてやってられない」




このように現在の職場にやりがいや意義を見出せない方も多いのではないでしょうか。



ただネガティブな思考で転職活動をしてしまうと後悔する可能性は高いと言えます。



そこで当記事では後ろ向きな転職では幸せになれない理由について徹底解説していきます。


さらに後ろ向きな転職で後悔しない!幸せになる3つの決断も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。




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後ろ向きな転職は後悔しか生まれない?幸せになれない3つの理由とは




結論から言うと、自分事に捉えられず周りに原因を求めていては幸せになれず後悔しか生まれません。



何かのせいにすることはもっとも簡単な選択で、時分自身がアップデートされていないからです。



では具体的に後ろ向きな転職が後悔しか生まない、幸せになれない3つの理由を解説していきます。


  • 環境のせい・人のせいにして思考停止している
  • 今後も同じような状況はいくらでも起こる
  • 自分に矢印が向かないと選べる選択肢が増えない



環境のせい・人のせいにして思考停止している




何かのせいにした時点で、何も考えずに思考停止ができます。




多くの方が何か問題が起こった際に以下のように考えるでしょう。


  • あいつのせいで問題が起きている
  • 会社のせいで尻拭いをさせられている
  • 周りが協力してくれないから苦労している




恐らく本当に自分のせいじゃないこともあるかと思います。



ただ、環境や人のせいにすることは外にしか矢印が向いておらず、自分のことを振り返る機会を失います。



あなたの周りにも何かにつけて文句を言ったり、揚げ足を取ったり、攻撃的な人がいるでしょう。



その人は自分に矢印が向かないため、何年たっても成長できずに同じ悩みをループし続けるのです。



他人の悪口で盛り上がる、マウントを取って優越感に浸るような人は結局孤独でしかありません。


今後も同じような状況はいくらでも起こる




社内環境、人間関係、評価制度、業務内容など会社で働いていると何かしら不都合なことが起こります。



時には理不尽なことを強いられたり、悪くなくても謝らなければならない瞬間もあるでしょう。


ただ転職で全ての問題がクリアになることは少なく、同じことはいくらでも起こります。




その度にストレスを感じたり、悩みで頭がいっぱいになっていては心身共に疲れ果ててしまいますよね。



どこに行っても問題を起こす特定の人間は存在します。




そういう人間に振り回されずに、いかに楽に付き合えるかどうかでメンタルが大きく変わります。



特に相手の言動を気にしてしまい悩んでしまう繊細な方は以下を参考にしてみてくださいね。




自分に矢印が向かないと選べる選択肢が増えない




全てのことを自分事に捉えられるようにしなければ選べる選択肢が一向に増えていきません。




例えば失敗したことを「失敗」と捉えてしまうとダメだった経験しか残りませんよね。


失敗=うまくいかない方法が1つ見つかったと変換すれば、同じミスも減っていきます。




一つの事象に対して、上手くいかない方法が分かるだけでも複数の選択肢を持つことに繋がります。



ネガティブな理由で転職をしてしまうと結局成長できないまま次の環境でも同じ問題にぶつかります。



「転職も失敗した」と考えてしまうと自責の念でいっぱいになるでしょう。



自分のことを責めて自信を無くして、どんどん落ち込んでいく毎日を送りたくはないですよね。



転職したいけど一歩踏み出せない、勇気が出ないという方は以下を参考にしてみてくださいね。




なぜ?後ろ向きな転職になってしまう5つの原因



後ろ向きな転職になってしまう原因は「期待と裏切り」から起こるものが大半です。



望んでいたものが叶わないと分かったからこそ、転職という道を選んだはず。



本章では後ろ向きな転職になってしまう5つの原因について下記を解説していきます。


  • 上司・同僚・部下とそりが合わない
  • 評価制度が成果ではなく好みで変わる
  • 業務内容と給与が割に合わない
  • 会社の方針に共感できない
  • 指示系統がハッキリしない


上司・同僚・部下とそりが合わない




良好な人間関係が築けない、気軽に相談できない、理解してくれないと後ろ向きな転職になるでしょう。



多くの方が以下のような経験をされたことがあると思います。


  • 話を聞いてくれない一方的な上司
  • 口だけで行動しない同僚
  • 何度教えても一向に成長しない部下



自分の意向や考え通りにいかないことが続くと「ここは居場所じゃない」と感じ始めてしまいます。



やはりこの背景にあるのは「期待」ですよね。



相手もこうしてくれるだろうという期待した結果が返ってこないことがストレスになりますからね。


評価制度が成果ではなく好みで変わる




会社は機械が回しているのではないですし、人で動き回るものです。



そして評価するのが人間である以上、好き嫌いという好みで判断する人もいます。



実際に私の上司だった人間も成果は上げないけど、上に気に入られて昇進していました。




「こっちは結果を出して答えているのになんで?」と疑問しか生まれませんよね。



機嫌を取ること、飲み会を断らないこと、仕事に反発しない人は上司にとっても都合がいいからです。



論破する人を下に置くよりも「はいはい」ということを聞いてくれる人がいた方が楽ですからね。



きちんとした基準で評価されないと、何を目指して仕事をすればいいのか分からなくなって当然です。


業務内容と給与が割に合わない




頑張っても頑張っても給料が一向に増えないのでは割に合いませんよね。




当時激務だった私は、残業、休日出勤、やっと休めると思ったら取引先から呼び出される生活を送っていました。


身体にも心にも無理をして、成果をあげましたが昇給額はたったの「2000円」です。




上がるだけマシと思われるかもしれません。



ただこれだけやって月2000円しか利益が配分されないと分かったら本当に落ち込みました。



私生活を犠牲にした対価が2000円にしかならないのであれば「馬鹿馬鹿しい」としか思えないですからね。



私のように会社に消費されないための行動
を以下でまとめているので同じ境遇の方は参考にしてみてくださいね。




会社の方針に共感できない




上層部である上司や社長など経営者の方針に共感できないことは多々ありますよね。



特に「上司の考え方についていけない」「意見が通らない」環境ではストレスになるだけです。


やりたいことも全然できなくて、やらされる仕事ばかりでは満足度も上がりません。




例えば社員は家族のように思っているという会社は私の経験上、だいたいブラック企業です。



色んな我慢をさせながら、会社に従順な状態を作り上げていて違和感に気付かないようにしているのです。



一見、風通しの良い風に見えますが発言権があるのはいつだって一部の人間だけ。



あとは黙って聞いたことをやっていればいいとしか思っていませんからね。


指示系統がハッキリしない




上司の指示がハッキリしていない、何か起きても誰も指示しない会社ではストレスが溜まります。



あとは考えて対応しておくように。いいな。




「いやいや、責任が取れるから上司なんでしょ」
と思っても仕方ありません。



指示がないから、自分で考えて行動していったら「それは違うだろう」と言われたりもしますよね。



「だったら先に言えよ」
と言いたい気持ちをグッと堪えている方も多いのではないでしょうか。



会社への信用度が減っていきますし、行き当たりばったりの会社は遅かれ早かれ業績も悪化します。


転職理由を面接官にどこまで本音で話すべき?隠した方がいい?



結論から言うと本音で話しても問題ないと言えます。



なぜなら本音でぶつからない、うやむやにしているからこそ問題が起こるのではないでしょうか。


揉めたというわけではなく、上司が〇〇なタイプの人で合わないと思って退職しました。


ただこの業界の仕事にはやりがいを感じているので、面接に来ました。



このように伝えて問題ありません。



ちゃんと伝えることで「うちにはそういう人はいないから大丈夫だよ」と社内環境も事前に把握することができます。


もし本音を伝えたのに不採用になった場合は、同じタイプの人間がいる職場ということです。




結局、言いたいことを言わなければ、また同じ問題に遭遇する確率も上がるわけです。



理由を曖昧にしたり、隠してしまうから同じことを繰り返してしまいます。



ちゃんと本音を伝えることで、問題を起こす人を寄せ付け無くすることができますよ。


後ろ向きな転職で後悔しない!幸せになる3つの決断を解説!




転職で人生を幸せにしていくために必要なことは変化し続けること。



変化をネガティブなことではなく、前向きで自分自身をアップデートがしていくことが大事です。



それでは後ろ向きな転職で後悔しない!幸せになる3つの決断について下記を解説していきます。


  • 前の会社で手に入れたものを整理する
  • 今からでも遅くないと決める
  • アイデンティティの合う職場選び


前の会社で手に入れたものを整理する




「この会社に入って時間無駄だったな」と思いながら次の転職先に行かないことがポイント。




まずは前の会社で手に入れたものを整理しましょう。


  • こんなことができるようになった
  • こういうことは自分に向かないと分かった




これを知っておくことで次の転職先の選び方や選択肢が変わります。



自分に向いていること、活かせることなど活躍できる機会が多い会社を選ぶことが幸せになれる転職です。


今からでも遅くないと決める




転職するにあたって家族の事や、スキル、能力を気にして足が止まってしまうこともありますよね。



年齢的にも厳しいんじゃないかなど自分を納得させる理由を探し始める人も少なくありません。


ただ「今からじゃ」と考える人ほど、実際に行動を起こしていません。




オリンピック選手になれと無理なことは別ですが、大抵のことは今から始めてもできます。


今から始めて無理かどうかを決めているのは狭い世界で判断している自分自身です。




やった時の後悔とやらない時の後悔を想像してみて、どちらが自分にとって嫌か向き合ってみてください。



今からでも遅くないというマインドを持って、一歩踏み出すことで未来を切り開いていけます。


アイデンティティの合う職場選び




職場の選び方を間違えてしまうと以下のようなミスマッチが起こります。


  • 馴染めと言われてもイマイチ会社に馴染めなった
  • みんなは楽しそうにしているのに私にはできない
  • まるで自分だけ違う世界に取り残されてるみたいで居場所がない



ダメな職場に行ってしまうと、腐ったミカンのように自身に悪影響を受ける可能性も高くなります。



自分のアイデンティティに合う職場を探して、そこから自分と合う人間関係を深めていくことがベストです。



どこの職場でも上手に立ち回れる人なんていません。




まずはきちんと求めていること、満たせることがマッチする環境から選び直しましょう。



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まとめ ~自分で決めた決断がないと転職は後悔する~




以上、後ろ向きな転職について様々な情報を解説してきました。



いざ転職してみると「前職の方が良かった」「今更だけど戻りたい」と後悔してしまう人がいます。


その理由は「自分で決断していないから」と言えます。




環境、人、会社のせいで逃げるように転職をすると、次の目的が分からなくなってしまうのです。



何のために転職したいのか、転職して何を得たいのかをきちんと自己決定することで後悔する転職を回避できますよ。



数年後にどんな自分になっていたいかを想像してゴールから逆算してみましょう。



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