「そもそも仕事のミスにペナルティを与えて誰がモチベーション上がるの?」
「上司が何かとできなかったらペナルティを作ってうんざりしてる」
このように職場の体制に不満を抱いている方も多いのではないでしょうか。
精神的に追い込まれ、「本当にこの会社でいいのか」と思い始めている方も少なくありません。
当記事では仕事のミスにペナルティを与える会社から離れるべき3つの理由を解説していきます。
仕事のミスにペナルティを与える会社から離れるべき3つの理由
結論から言うと、ペナルティを与える職場・会社は離れた方がいいでしょう。
なぜかというとメンタルを病んでしまう可能性が高いからです。
本章では仕事のミスにペナルティを科す無能な会社から離れるべき3つの理由について下記を解説していきます。
- 恐怖や怒りで支配する無能な管理職が多い
- 常に社員の人員不足で負担が大きい
- 社員が「怒られない仕事」を前提にしてしまう
恐怖や怒りで支配する無能な管理職が多い
ミスに対するペナルティは恐怖や恐れで支配して問題を修正するということですね。
どうしたら良くなるのかを理論的に話せないので、「声を荒げる」しか選択肢がありません。
「それができなかったら」と怒鳴り散らかしたり、脅したりして仕事をさせます。
厄介なことに怒られた社員が成果を上げたら「怒ったから上手く行った」と錯覚してしまうことです。
それに本来、上司は部下のミスの責任を取ることが仕事ですよね。
本来、上司は部下のミスの責任を取ることが仕事です。
「上司の仕事」を放棄している管理職がいる場合は危険のサインです。
常に人員不足で負担が大きい
ペナルティを与えるということは常に「原因」にフォーカスした仕事の進め方です。
社歴の浅い人が全然いない、または中堅どころが抜けてしまう会社は疑った方がよいかもしれません。
そして人員が足りないと一人当たりに対する負荷が大きくなります。
本当はやらなきゃいけないことがあるのに、人員不足で手が出ない歯がゆさは仕事のメンタル衛生上よくありません。
しかも働いている途中で人がいなくなると、しわ寄せが一気に押し寄せてきます。
時間もない、人もいないお金もないではメンタルを保つのも困難と言えるでしょう。
社員が「怒られない仕事」を前提にしてしまう
ミスしたらペナルティがあることが常に頭にあると「生産性の高い仕事」ではなく「怒られない仕事」を前提に働いてしまいます。
本来、社員によって良い環境は本来自分で考え行動し実行していくことですよね。
「やれ」と言われているような仕事では、スキルや知識・技術を高める機会も失われてしまいます。
私が仕事でミスした時に与えた自分へのペナルティの例を3つ紹介
ここからは実際に私が仕事でミスした時に与えた自分へのペナルティの例について紹介していきます。
誰でも簡単にできる3つの例は下記の通りです。
● 同じことを繰り返したら昼食をおごると同僚に宣言
● 仕事の締め切りに間に合わなかったら募金
次節より一つずつ詳しい解説をしていきます。
誰よりも早く出社して誠意を行動で見せる
謝ることも大切ですが、「誠意」という言葉があるように行動で示す必要があると考えました。
しばらくの間、毎朝一番に出社して部署全員のデスク周りを綺麗にし机を拭きます。
そして誰もやりたがらないトイレは利用する際にピカピカになっていることが気付くぐらい綺麗に。
あくまでも「自分へのペナルティ」というルールに従いましょう。
「本当ならもうちょっと寝ていられるはずなのに・・・」と最初はイライラもしていました(笑)
ですが、自分で決めたルールですし誰に頼まれてすることではありません。
同じことを繰り返したら昼食をおごると同僚に宣言
自分に発破をかける意味でも「同じミスを次もしたら昼食おごる」と同僚に宣言しました。
同僚も5.6人いたので1人1000円だとしてもサラリーマンには痛い出費です(笑)
ただ、昼食をおごることがペナルティなのではありません。
自分以外に見られている状況を作ることで、恥ずかしいところが見せられなくなります。
「あいつはダメな奴だな」と思われたくない気持ちも働き、真剣みが増すという原理です。
仕事の締め切りに間に合わなかったら募金
3つ目のペナルティは一番平和的かもしれません(笑)
仕事には締切りがあります。
万が一間に合わなかった場合はその日に財布に入っている全額をコンビニに募金します。
募金自体の行為は素晴らしいことですが、財布の中身が空っぽになることは正直痛手です。
仕事のミスでペナルティを与えるパワハラ上司の3つの対処法とは
「これができなかったら」と無茶苦茶な理論で追いやって排除してくる上司も存在します。
例えばそれが無理な目標であったり、精神論であるケースも多いです。
だからこそペナルティを与えるパワハラ上司の3つの対処法を確認して身を守るようにしましょうね。
無能な上司の弱点をつく
他人を操ることで高い地位を保とうとする性格の悪い上司を「マニュピレーター上司」と呼びます。
要するにペナルティを科して相手を脅して自分のために利用するヤバい人です。
さらに仲良くなって弱点を握って相手が利用価値があるかどうかを見極めて、1年ぐらい経つと扱いが変わるのです。
しかも自分に甘くて他人に厳しいんです。
このような上司の弱点は「言われ慣れていないこと」です。
面倒な奴だと思われる
上司が言ってくる「無理な目標」があったとしましょう。
恐らくそれがお前の仕事だから何て精神論をかましてくるかもしれません。
達成に向けた仕事ロードマップを根掘り葉掘りひたすら質問していきます。
「それを考えるのがおまえの仕事だろ」と言ってきたら、
「目標を確実に達成するために〇〇さんの意見をどうしても参考にしたいんです」と返しましょう。
「そのやり方だとこういった弊害が起こる、その対処はどうするのか?」を繰り返します。
なぜ質疑応答を繰り返すかと言うと、他人に影響を与えられるだけの技量を持っていないため言い負かされることに弱いんです。
質疑応答が得意じゃないという方は「最悪の状況の対処法」だけ想定して持っておきましょう。
その方法があるだけで最終着地点は常にあなたの勝ちが決まっているため無敵状態です。
仕事のロードマップの作り方が分からない方は以下の記事を参考に作成してみてください。
まとめ ~一つの仕事を突き詰める時代じゃない~
仕事のミスにペナルティを与える会社について様々な情報を解説してきました。
自分の意思をはっきりと伝えることができる人は身を守ることができるかもしれません。
ですが、自分の意見が中々言えない人にとってはメンタルを病む可能性が高いです。
自分が尊敬できる人がいない、成果を上げる機会もない、成長できるチャンスもない。
これでは会社に居続けることは人生を虚しくさせることに繋がりかねません。
しかも仕事が終わらなければ強制的に残業させられますよね、これではデメリットしかありません。
これからのキャリアの作り方は複数様々なことができる人材形成を目指しましょう。
選択肢がいくつか増えると「別にこの会社じゃなくても大丈夫」と心に余裕をもって仕事に取り組むことが可能です。
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