仕事のルールを守らない人にイライラ!改善するための職場ルール例とは

人間関係
「決められたルールを守らない人のせいで迷惑しているし、本当不愉快」

「ルールを守らない人は言い訳ばっかり、どうしたらいいのか分からない」

「社会人が守るべきルールって何?」




このようにルールが守れない人に振り回されて、損な思いをしている人もいらっしゃるかと思います。



ルールが守られないことでクレームやミス、問題など尻拭いをさせられる人も少なくありません。



そこで当記事では仕事のルールを守らない人を改善させ職場ルール例について徹底解説していきます。



さらに仕事のルールを守らない人の5つの原因紹介しているので参考にしてみてくださいね。





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仕事のルールを守らない人の5つの原因とは※管理職目線で解説




仕事のルールを守らない主な原因はメリットを感じていない、特にならないからでしょう。



当人の人間性や理解度もありますが、守る価値がないという心理が働いています。



まずは仕事のルールを守らない人の5つの原因について下記を理解しておきましょう。


  • ルールが曖昧で分かりづらい
  • ルールの意味を理解されていない
  • 信頼関係が築けていないから意図が伝わらない
  • ルールが甘く見られている
  • ルールを守るメリットがない


ルールが曖昧で分かりづらい




現場の社員がルールが曖昧で分かりづらいと何を守っていいのか分かりづらくなりますよね。



判断がつきづらい状態では「どうすればいいの?」迷ってしまいます。


どこまで会社の意向を反映させればいいのか、判断がつかない社員も出てきますよね。




個人の判断を優先してしまいルールを守ってくれない人と勘違いされてしまうでしょう。


ルールの意味を理解されていない




「このルールって意味あるの?」と疑問に思ってしまうと守るべきなのかどうか悩んでしまいます。


「ルールに従っていたら仕事が進まないから」と考える社員もいるでしょう。




ルールの意義や意味が伝わりきれていないと、その場その場で個人の判断を優先せざるを得ません。



会社が決めたルールの意図が分からないから、やりやすい方法を自ら選んでしまうのです。




「何自分勝手にやってるんだ」と叱られても困りますよね。


信頼関係が築けていないから意図が伝わらない




ルールと言えば経営者や上司が決めるイメージをお持ちの方も多いでしょう。


伝達する部下との信頼関係が築けていないと、部下には真意が伝わりません。




信頼関係が築けていない部下はルールを聞いても以下のように考えるでしょう。


  • どうせ自分たちの都合の良いルールだろう
  • 頑張って守ったところで給料が上がらないくせに
  • やっぱり現場のことが見れてないルールだよな




このように部下は決められたルールを理解する前に反感の気持ちを持ってしまいます。



そしてルールを守らない人が続々と現れてしまうでしょう。


ルールが甘く見られている




決められたルールが守られない、何度言っても改善が見られないケースもあるでしょう。


その人にとっては守るべきルールではないと甘く見られているからです。




そういう人は以下のような言い訳を持ち合わせています。


  • あの人もルールを守ってなかったし大丈夫でしょ
  • 前にルールを守らなくても何も言われなかったし、まぁいっか
  • ルールよりも結果出せば問題ないでしょ




このような状況になってしまうとルールを守らなければいけない組織体制ではありません。


ルールを守るメリットがない




会社が仕事のルールを設定する意味はなぜかということを考えなければなりません。



ルールを決めておくことで公平性を保ったり、社員自身を守るためですよね。



ですが、ルールを守ってもメリットがなければ守る必要を社員は感じません。


  • ルールを守っていない人間が昇進されてる
  • ルールを守っていない人間が評価されて褒められている
  • 結果さえ出せばルールなんて関係ないんだ




このようにルールを守る人間が得するような構成がなければ、誰も納得しようがありません。



社員は自分を守るためにマイルールを作ってしまい、会社のルールは後回しになってしまうのです。


仕事のルールを守らない人にイライラ!社会人として守るべき6つのルールとは




前途ではルールを守らない人の原因について確認してきました。



続いては社会人として守るルールについて下記を解説していきます。


  • 報告・連絡・相談をこまめにする
  • 受け身にならず自主的に考えて行動する
  • 元気に明るく謙虚なコミュニケーション
  • 10分前行動で時間に余裕を持つ
  • 笑顔の表情を作ると人が集まる
  • 自分を守るために嘘をついてごまかさない


報告・連絡・相談をこまめにする




社会人として守るべきルールの一つ目は「報告・連絡・相談をこまめにする」です。



仕事は一人で完結できるものではなく、様々な方との繋がりの中で行われますよね。



言わば仕事自体は何かしらのチームで成り立っているもの。


報告・連絡・相談は仕事の進捗を把握でき、互いをフォローしカバーすることも可能です。




基本的には報告・連絡・相談するのは指示を受けた上司へしましょう。



上司は部下の仕事の責任を取ることが仕事で、そのために指示を出しています。



上司は部下の一挙手一投足を細かく把握できないので、日頃から話しやすい環境を整えましょう。




部下も上司に聞かれる前に、自分から声をかけて仕事をより良くするために働きかけてくださいね。


受け身にならず自主的に考えて行動する




社会人として守るべきルールの二つ目は「受け身にならず自主的に考えて行動する」です。



あなたの会社にも「いや、指示されてないのでやってません」という方が一人はいるかもしれません。


仕事は与えられるものではなく、自分で作っていくものです。




「指示されていない」と誰かのせいにするのは、そもそも考えることを放棄していることになります



ご飯を食べなさいと言われなければ食べないと言っているのと同じです。



仕事も自主的に考えて行動することで、信頼や成長することができます。



やらさせる人と自発的に行動する人、どちらか会社が欲しい人材なのかということです。


元気に明るく謙虚なコミュニケーション




社会人として守るべきルールの三つ目は「元気に明るく謙虚なコミュニケーション」です。



挨拶に始まり挨拶に終わるという言葉もありますが、なぜ大切なのかを考える必要があります。


元気に明るく挨拶ができる人には人が集まってきます。




人が集まってくると情報を得る回数も増えますし、誰かに助けてもらうことも多くなるでしょう。



元気に明るく挨拶ができるだけで、人に安心感や接しやすさを与えることができますよ。




「おはようございます」と何気ない挨拶でも礼儀正しくして損は一つもありません。



誠実な方は仕事で損をすることはありませんからね。


10分前行動で時間に余裕を持つ




社会人として守るべきルールの四つ目は「10分前行動で時間に余裕を持つ」です。



仕事において時間は一人だけのものではなく、誰かが関わっていること。


あなたが遅れてしまうことで他の人の時間を奪ってしまうことに繋がります。




打ち合わせや会議、出社時間や訪問時など時間には余裕を持ちましょう。



時間を守れないと相手があなたに対する優先順位を下げてしまう可能性が高くなります。



遅れてしまった場合は、具体的な到着時間も伝えた上でお詫びをすれば理解してもらえますよ。


笑顔の表情を作ると人が集まる




社会人として守るべきルールの五つ目は「笑顔の表情を作ると人が集まる」です。



挨拶と同様に話しかけやすい人柄というのは基本的に得をします。




評価する上司も人間です。



扱いやすい人、扱いずらい人、どちらを昇進させた方が会社にメリットがあるか考えるでしょう。


仕事はできてもかかわりを持たない人では未来を託すに至ることはないでしょう。




話しかけずらい人には人も集まらないですし、チームワークを形成する上でも部下が不満を持つケースが多いです。



部下や後輩にとって最も助かるのは話しかけやすい、相談しやすい上司や先輩です。




作り笑顔でも構いませんから、表情を柔らかくして人が入り込みやすい雰囲気づくりをしてあげましょう。


自分を守るために嘘をついてごまかさない




社会人として守るべきルールの六つ目は「自分を守るために嘘をついてごまかさない」です。



ミスや問題を起こすと誰かのせいにしたり、嘘をついてごまかしたくなりますが損しかありません。


  • 噓がばれたときに信用を失う
  • 言い訳ばかりする人に見えて仕事の信頼性が欠ける
  • 何かあったら嘘をつくと思われて仕事を任せられない




このように保身のために行う行動に人は良い気持ちしませんよね。



正直に伝えれば、周りが助けてくれますが「嘘ついている」と手を差し伸べてもらえません。



さらに自分がやってなかったとしても疑われる候補者に挙がってしまうので、損しかないですよね。



嘘をつくメリットは何もないのですし、正直に伝えることで周りもフォローしてくれますよ。


仕事のルールを守らせるために管理・規則・罰則が厳しいと人が離れる




結論から言うと、仕事のルールを守らせるために管理・規則・罰則が厳しいと人が離れます。



例えば誰か一人がルールを守れなかったことで連帯責任にする会社もありますよね。



たった一人が守れなかったがために管理や規則が厳しくなると「何で?」と不満に変わりますよね。


上司が自身の感情のままルールを決めてしまうと、納得できなくなることが増えていきます。




営業であれば携帯にGPSをつけて、ちゃんと仕事ができているのか確認したい会社もあるでしょう。



ですが、GPSをつけられた社員は「信用されてないのかよ」と会社にガッカリしてしまいます。


会社本位のルールは、会社のメリットばかりで社員にとって居心地の良いことではないです。




離職率が高い会社は「自分たちのことが大事にされていない」と離脱することがほとんどです



会社は社員がいなければ何もできない箱に過ぎません。



会社も社員も互いにプラスになるルール作りをお互いが努力できる環境が理想的です。




皆が守りたいと思えるルールは心理的にも安心できますよね。



さらに安心できる環境で働けることは生産性も高まりますよ。



もしあなたが上司の指摘や叱責でモチベーションが落ちているのであれば、以下の対処法を参考にしてみてくださいね。



仕事のルールを守らない人を改善させる5つの職場ルール例を紹介




ルールをきちんと守ってくれる社員が多い会社ほど雰囲気も良いものですよね。



本章では仕事のルールを守らない人を改善させる5つの職場ルール例について紹介していきます。


  • 新卒・若手・部下の声に耳を傾ける
  • 必要なルールと不要なルールの見直し
  • ルールを守る意味をもう一度認知させる
  • ルールを守ると得することを理解してもらう
  • ルールの自己決定


新卒・若手・部下の声に耳を傾ける




経営者や上司、管理職からの一方的なルールでは新卒・若手・部下に反発が生まれることにも繋がります。



その結果、自分たちを理解してもらえないとルールを守らない社員が増えてしまいますよね。


ルールを納得してもらうには、現場の責任者に声を吸い上げてもらいましょう。




「このルールは私の声が反映されている」と感じられれば、責任感も生まれます。




自分で決めたことであれば最後まで頑張る人も多いですよね。




それと一緒で声が反映されていると分かれば、社員は安心感を持つことができるのです。


必要なルールと不要なルールの見直し




社内のルールには必要なルールと「これいらないでしょ」という不要なルールもありますよね。


時代に合っていないルールを見直すと会社への信頼感が生まれます。




社内ルールはあくまでも社員にとってメリットがなければなりません。



「このルールがあるから助かる」「このルールのおかげで」と思えなければ意味がないですよね。


ルールを守る意味をもう一度認知させる




「会社のルールはこれだから」だけでは伝わらないものもありますよね。


会議・ミーティング・研修などを通してルールの必要性を再度共有し教育していく必要があるでしょう。




一度言ったから、伝えたから大丈夫ではないということです。



社員に浸透させるためには、意識を持って何度も何度も繰り返し伝えていかなければなりません。




「何のためにこのルールが必要なのか」については個々によって理解度が違いますからね。


守れているかチェックしていく、不具合がないか見ていくことが大切です。



ルールを守ると得することを理解してもらう




社内のルールを守りたいと思わせることはポイントと言えるでしょう。


  • ルールを守っていればちゃんと評価してくれる
  • ルールを守らない場合の規則もある
  • ルールは自分の身を守るものである




このようにルールを守ることがプラスに働くと理解できていれば、社員への意識づけができます。



安心して仕事ができると理解できれば、社員は余計なしがらみを感じることなく邁進できるでしょう。


ルールの自己決定




会社のルールについて理解できたら、後はきちんと守るという自己決定していくだけです。



「この一戦は超えてはいけない」と線引きをするのは結局自己決定の意思になるでしょう。




そしてルールを守らない人は守らないことを決めて仕事をしていますよね。



または意識が足りない、理解できていないのどちらかです。



守るためには強い意志も含めて自身で決断して責任を持つこと、誰かのせいにしないことが重要です。



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まとめ ~ルールはあなた自身を守るためのものでもある~




以上、仕事のルールを守らない人の原因と社会人として守るべきルールについて様々な情報を解説してきました。



会社のルールは社員同士が平等であると同時にあなた自身を守るためのものでもあります。



例えば取引先から「そんなことは約束してない」「言った覚えはない」と水掛け論になったとします。



会社のルールを守らずに自己判断で話を進めていたとすれば、会社もあなたを守ることができません。


ルールを守っていれば、損することなく問題解決に会社も力を尽くしてくれるでしょう。




中にはルールを守るのがめんどくさい、大変と思われる人もいるかもしれません。



ただ振り返って欲しいのは「ルールは何のための存在するか」ということです。



ルールは上手に付き合っていくことでデメリットではなくメリットになりますよ。


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