「同僚がずるい人でそのしわ寄せがこっちに来るから困る」
「スルーすればいいことは分かっているけど、やられっぱなしが悔しい」
このように身近にずるい人がいてストレスと悔しさでイライラしている方も多いのではないでしょうか。
職場に必ず一人はいると言っても過言ではない「ずるい人」にどう対処したらいいのか悩みますよね。
そこで当記事では仕事の職場にいるずるい人の末路とイライラの対処法について解説していきます。
仕事の職場にいるずるい人にイライラ!4つの対処法も徹底解説!
結論から言うとずるい人は適度な距離で関わりすぎないことが最善策です。
「ずるい人」にイライラすることもありますが、相手にすることは同じレベルで損しかありません。
本章ではそんなずるい人にイライラした時の4つの対処法について下記を解説していきます。
- Lineやメール、議事録など客観的に証拠が残るものを使用
- 自分の情報を開示しない
- 「はい」か「いいえ」で回答はハッキリさせる
- 相手が優位になる借りを作らない
Lineやメール、議事録など客観的に証拠が残るものを使用
ずるい人には客観的に証拠が残るようにしましょう。
例えば「そうなこと言ってない」としらを切ってくるのがずるい人です。
そのためLineやメール、議事録など誰が見ても分かるようにしてください。
「口頭で大丈夫だよ」と口上手く誘導してくることがあるかもしれません。
「すぐ確認できるようにタスク管理しているので」と管理徹底をしましょう。
メールであればCCの中に上司を入れておくと安心です。
自分の情報を開示しない
ずるい人には必要以上にあなたの情報を開示するのはやめましょう。
ずるい人は人間観察が得意な人が多いため、「利用できるかどうか」を判断しています。
こちらが関わる意思がないと分かれば、自然に相手も離れていきます。
「はい」か「いいえ」で回答はハッキリさせる
ずるい人は曖昧な回答をすると、事実を捻じ曲げてきます。
「どちらでも」な悩んでいるような態度を取ると誘導されかねません。
「できません」「できます」のように「はい」か「いいえ」でハッキリさせましょう。
ずるい人が都合よく解釈させないことがポイントです。
相手が優位になる借りを作らない
ずるい人は「あの時の分を返してもらえる?」と理由をつけて仕事を押し付けようとしてきます。
しかも周囲の人を味方につけて逃げられないように様子を伺ってくるでしょう。
関わり合いを最低限にしていくことが、結果的に自分の身を守ることに繋がります。
仕事の職場にいるずるい人が評価・出世する3つの理由とは
「なんであの人が出世するの?ずるしてるだけなのに・・・」と憤りを感じている人もいるでしょう。
本章では「ずるい人」が評価され出世する3つの理由について下記を解説していきます。
- 常に自分が得するように勝てる状況でしか勝負しない
- 上司を味方にするのが上手い
- バレない嘘を重ねて印象操作を図る
常に自分が得するように勝てる状況でしか勝負しない
ずるい人は自分が勝てる状況でしか勝負をしません。
要するに計算高く常に自分がどうしたら得をするのかを考えています。
誰かに迷惑をかけたり、印象が悪くなるような行動・言動があっも得があればそれでいいのです。
上司は「常に結果を出している」と錯覚し、昇給させたり役職を与えてしまうのです。
上司を味方にするのが上手い
ずるい人の共通点は自分より立場が上の人、権力がある人に取り入るのがとにかく上手です。
上司も反抗的な人間より、自分の意見を汲んで慕ってくれる人間を好むことを知っているのです。
そのため同じ成果を上げたとしても、上司が好きな人間を出世させることを計算しているでしょう。
仕事ができる以上に、上司に気に入られてることが会社のポストにつけることを理解しています。
バレない嘘を重ねて印象操作を図る
バレなければ嘘をついてもいいという考えがずるい人です。
上目線が基本のため、相手を下に見ていたり小馬鹿にしている人も多いでしょう。
さらに思っていない言葉や行動も自分が得をするなら平気で偽ることができます。
そのため、周りの評価を落としながら自分の評価が上がるように言葉巧みに印象操作もお手の物。
本心を見せない、隠すことも得意なため見抜けない上司が多く間違った評価を与えてしまうケースも少なくありません。
仕事の職場にいるずるい人の顔つきの特徴を4つ紹介
「性格の悪さは顔に出る」と言われますが、意地悪な人と優しい人とでは顔立ちに差が出ますよね。
事前に顔立ちの特徴が分かれば、付き合い方も変わってくるもの。
本章では下記の「ずるい人」の顔つきの特徴を4つ紹介をしていきます。
- 口角が上下する
- ほほが赤黒い
- 目と眉の間が狭い
- 白眼が黄色味を帯びている
傾向を掴んでおくと、対策もしやすいですよ。
口角が上下する
一般的に口角が上がっている人は「明るい人」と印象が良いですよね。
「嘘」や「思い込み」など周りを印象操作させるずるい人にありがちな顔つきと言えるでしょう。
ほほが赤黒い
ほほが赤黒い方がいたら注意して観察してみてください。
「どうやって自分が得してやろうか」と虎視眈々に狙っているのです。
目と眉の間が狭い
日本人は西洋の方に比べて目と眉の幅が広いとうたわれています。
ずるい人は現状に満足しませんから、さらなる自分の得を狙っています。
白眼が黄色味を帯びている
白目が黄色味を帯びていると悪知恵が働くと言われています。
仕事で「真面目な人」が「ずるい人」よりあまり報われないのはなぜ?
人は悲しいかな真面目じゃない方が愛される傾向にあります。
真面目な社員はサービス残表をしてくれたり、遅刻もしないし「便利」で重宝されるように思いますよね。
例えば学校の先生は真面目な子を褒めますよね。
なぜかというと自分にとって便利だからです。
会社では真面目なほど価値があると誤解させるような空気感が漂うところも多いです。
真面目を維持するのは本当に大変ですし、苦労のわりにあまり報われない人が多いのが正直なところ。
真面目であることが重要かと言うと、個人的にはそうではない気がしています。
真面目で成果が出ないのと、ずるくて成果を出す人間であれば利益を追求する会社は後者を大事にします。
残念ながら会社は「正義」を追求する場所ではないということです。
いくら「ずるい人」を責めても、その人は変わらないですよね。
いかに自分がその場を効率的に切り抜けていくか、適度な距離で関わりすぎない方が得です。
ずるい人に反応しても同じレベル、大人と小学生は喧嘩しない理論と同じです。
【実話】仕事の職場にいるずるい人の末路を男女別に紹介
ここからは「ずるい女」「ずるい男」がどのようにして信頼や信用を失っていったのか、実際に合った話をもとに紹介していきます。
ずるいと言えど見ている人は必ず見ていることを肝に銘じておかなければなりません。
ずるい女の末路
私が勤めていた会社の女性で役職についていた者がいました。
彼女が出世できたのは「サボるけど上司に気に入られる」能力が高かったことです。
仕事は基本的に部下に押し付け、自分はネットサーフィン。
上司の前ではきちっと仕事をこなし、見てないところでは悪気もなくサボることが日常でした。
ある日、我慢に耐えかねた部下が会社に匿名でメールをします。
「〇〇は社会人としてあるまじき行為をしている」とだけ書かれていたのです。
さすがに上司も「これはいったいどういうことだ?」と調査を始めました。
一人からの話ではなく芋ずる式に何人も話が出てきて上司は唖然、当の本人に対して問い詰めたところ自白。
そこからは想像通り、彼女は降格、さらには居場所を失ってしまい退職していきました。
ずるい男の末路
彼は上司という立場を使って権力を誇示していました。
簡単に言うと事実を捻じ曲げられてしまうということです。
厄介だったのは仕事ができる人だったため、上からの信頼もあったこと。
パワハラ発言をされて受けた側はいくら伝えても経営陣は「物的証拠がない」「ボタンの掛け違い」程度にしか思っていません。
権力を使い自分にとって都合がよく快適な空間を邪魔するものを排除していきました。
50代でも残念ながらそういったことをする人は存在します。
このまま好き勝手やられるのは悔しいと一部の社員が協力して「ボイスレコーダー」や「動画」を使って発言や行動の証拠を確保していきました。
いざ物的証拠を見せると経営陣は愕然とし、自分たちの管理不足を詫びました。
あと数年で定年を迎えるはずだった彼は自主退職するよう仕向けられ退社。
噂では熟年離婚をしたそうです。
「ずるい人」に共通する悲惨な末路
いかがでしたでしょうか。
どちらも共通して言えるのは「ずるい人」と知りながらも我慢の限界を超えた社員の行動によって信用や信頼を失ったということです。
そもそも「ずる」は相手がいてこそ成立するもの。
もしあなたが「ずるい人」に我慢できないぐらい鬱憤が溜まっているのであれば信頼できる上司や先輩に相談してみてください。
一人で行動すると、「ずるい人」によって揉み消されかえって印象を悪くされる可能性もあります。
もし今現在、ずるい人によって仕事の濡れ衣を着せられ困っているのであれば、以下を参考にしてみてください。
まとめ ~仕事のずるい人は長期的に見れば損をしている~
仕事の職場に一人はいる「ずるい人」について様々な情報を解説してきました。
恐らく「ずるい人」について以下のように感じている方は多いでしょう。
必ずしもこのように「ずるい人」が因果応報となるわけではありません。
ですが、ずるい人は言ってしまえば「目先の利益」を貰っているだけです。
短期的に見れば得かもしれませんが、社会人人生は長く長期的に見ればどこかでボロが出るもの。
正面上では上手く取り繕えても、周囲の人間は気付いていて言わないだけにすぎません。
鶴の一声で信用や居場所を失うことは目に見えています。
そして「ずるい人」のことを考えてしまうこと自体がコストが悪いです。
事が起こった瞬間に言うのは別ですが、終わった後にイライラしたりモヤモヤする時間はずるい人に奪われていて勿体ないですよ。
同じ土俵に立たないこと、真似も批判もせず、必要最低限の距離感がベストです。
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