「メンタルが安定したら不安もなくなるって本当?」
「仕事のやる気が出ないのはモチベーションのせい?メンタルのせい?」
このようにモチベーションとメンタルについてお考えではないでしょうか。
仕事をしていると落ち込んだり凹んだり思い通りにいかないことが多々あります。
そこで当記事ではモチベーションとメンタルの違いについて徹底解説していきます。
さらに不安を自信に変える3つの方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずはモチベーションとメンタルの違いを理解しよう!

それでは早速、モチベーションとメンタルの違いについての解説です。
まずはそれぞれの定義をきちんと解釈した上で違いに触れていきます。
解説する内容は下記の通りです。
- モチベーションとは
- メンタルとは
- モチベーションとメンタルの違い
モチベーションとは
モチベーションについてgoo辞書では以下のように定義されています。
モチベーション【motivation】 の解説
【引用】goo辞書
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。
物事に取り組む際の理由付けが「モチベーション」ということです。
例えば海外に住みたいから英語を話せるように勉強するとしましょう。
この場合の目標は「英語を話せるようになる」で、その動機となるモチベーションは「海外に住みたいから」です。
メンタルとは
メンタルについてgoo辞書では以下のように定義されています。
メンタル【mental】 の解説
【引用】goo辞書
[形動]知能や精神にかかわるさま。精神的。
要するに精神や心理、意思を表します。
よくスポーツで「メンタルの強い物が勝つ」「勝ちたい意思を強く」という表現が出てきますよね。
これは実力が拮抗した試合では「目的を達成する意思が行動に作用する」ことを知っているからです。
日常生活でも同じことが言えます。
資格の勉強やダイエットなど「達成する意思の強さ」によって結果が変わるのがメンタルです。
モチベーションとメンタルの違い
モチベーションとメンタルの大きな違いは「行動の前後」にあります。
- モチベーションは物事が始まる前の期待や可能性がある際の動機
- メンタルは物事が始まった後の行動に対する精神状態
順番はモチベーションが先に来て、行動を起こした動機に対しメンタルによる想像力が働きます。
例えば2倍売り上げを作る目標を立てたとしましょう。
その際に起こる課題点や改善策などを乗り越えるか否か、メンタルによって前後の行動勝ちに差が生まれます。
よく「モチベーションが上がらない」と職場内で言う人もいますが、本来の意味とはちょっと違いますよね。
またメンタルが安定している人は疲れにくい人は幸福度が高いと言われています。
メンタルの疲れが溜まると誘惑に弱くなって身体に悪いものを摂取し寝不足になり、いわるゆネガティブループが始まります。
元気であれば家に帰ってもダラダラせずやるべきことをやれるからため、脳と身体も健康的で不安や無力感にさいなまれることはありません。 
ではどのようにメンタルコントロールを行い不安を自信に変えられるのか、3つの方法を次節より解説していきます。
モチベーションよりメンタルコントロールで不安を自信に変える3つの方法

不安を自信に変えるにはセルフコントロール(自制心)を整えることが必要です。
他人に左右されない基盤を作ることで、メンタルコントロールは容易に可能です。
本章ではメンタルコントロールで不安を自信に変える3つの方法について下記を解説していきます。
今日からできる内容ばかりなので「不安」や「無力感」に悩んでいる方は必見です。
一つのことにしがみつかない
人には向き不向きがあり、得意なことが分かれます。
どうやって見分けるかと言うと「短期的に挑戦し失敗を繰り返す」です。
上手くいく方法はいつかは使えなくなりますし、その方法を長いこと実践していると新しいことに踏み出すことが恐くなってしまうのです。
「昔は〇〇だった」なんて上司が言ったりしますが、今では参考にならないことも多いですよね(笑)
上手くいかなかったら「失敗する方法を一つ手に入れた」と考えて次へ次へと繰り返すだけです。
一人の時間を作ってちゃんと考える
今日何をしたのか、チャレンジできたのかを振り返って、それが自分の人生にどれだけの効力をもたらしているのか振り返る時間を作りましょう。
どんな効果があったのかを確認していくという自分と向き合う作業を意外と人はしません。
そのためぼんやりしたことが残って不安や焦燥感に駆られてしまいます。
例えばRPGゲームでレベルや経験値がいつ増えたか分からないゲームがあったらやりたくないですよね(笑)
ゲーム市場がここまで拡大している大きな理由は「自分がやったことへの成果フィードバック」が早いからです。
常に変化を実感できることで「自分を変えれた」感覚が自信に繋がります。
人のせいにせず自己責任
上手くいかないのは会社のせい、職場環境のせい、親の教育のせいなど周りに原因を求めてはいつまでたっても現状から抜け出せません。
人のせいにしていると自分の人生は他人のよって決まる=無力と感じ始めます。
他人は一切自分の人生に関係ありません。
そして他人のせいにしていると、いざ自分がこの世から去るときに「あの時〇〇をしておけばよかった」と後悔してしまうことになりかねません。
「良い人生だった」と誰しもが思いたいですよね。
全ては自分で決めた選択の上に成り立っているのが現在地であることを自覚しておくことが重要です。
モチベーションじゃない!メンタルを整えて自責の癖を止める3つのマインドセット


また同じミスを・・・なんて自分はダメな奴なんだ。

こんなに頑張っているのになぜ成果が出ない・・・才能がないから?
このように自分を責めてしまい、仕事からプライベートまで悪循環になり「自分は価値がない」と卑下してしまう方は多いです。
何かマズいことがあった時に対策を講じずに、自分自身を責めてしまうことは問題解決とは言えません。
ではどうすればいいのかというと自責の癖を止めることから始めましょう。
まずは無駄に自分を責めないマインドセットから心掛けていきましょう。
次節より自責の癖を止める3つの考え方について紹介していきます。
失敗の捉え方
失敗=学習とネガティブな情報ではなくポジティブな情報に変換しましょう。
そして人は何かを失って後悔をして始めて記憶に刻み込まれます。
例えば恋愛でも「あの時あんな風にできていたら」とうまくいかないときに考えますが、次の人に活かせますよね。
失敗は損ではなく「うまくいかない方法を1つ手に入れた」と思えば、捉え方が変わります。
自分と他人を比べない
なぜ他人と比べてはいけないかと言うと「自分が他人」ではないからです。
分かってるよと思われる方も多いでしょうが、比べて落ち込む方は本当に多いです。
「焼肉」と「お寿司」について比べませんよね?
これぐらい比べることは無意味なんです。
過去の自分と今の自分を比べることはポジティブですが、「金持ちな人」「自由な人」と比べても前に進んでいることにならないです。
正解を一つに絞らない
正解を一つに決めてしまうと、うまくいかなかったときに八方塞がりになって上手にできなかった自分を責めてしまいます。
例えば「いい大学に入らないといけない」「大企業に就職しないと」「30歳までに結婚しないと売れ残る」など思う人がいます。
その思いを成し遂げたとして、うまくいかなかったときの他の手を考えていなかったらどうなるでしょうか。
何が言いたいかと言うと正解が無限にあるということです。
昭和世代の人が安定と考えていた会社でも経営困難になっているケースだってあります。
銀行に預けていたら安心できた時代、終身雇用で会社に守られた時代、一部以外どこにも現代には存在しないですよね。
複数の正解を導き出すこと、色んな手法を見えつけることであなたの選択肢を増やすことができます。
選択肢さえあれば「まだやれることがある状態」ですから、落ち込む必要もありません。
選択肢を増やすための仕事法については以下で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてくださいね。
まとめ ~メンタルの安定は受け入れることから始まる~

モチベーションとメンタルの違い、さらに不安を自信に方法について様々な情報を解説してきました。
モチベーションとメンタルの大きな違いは「物事の状況」の前後にあります。
モチベーションが先に来て、行動を起こした動機に対しメンタルによる想像力が働くことが分かりましたね。
現実を受け入れること=前に進むということで、人は変化している、成長しているなど前に進む感覚があるとメンタルが安定します。
このセルフコントロール(自制心)を整えるためには以下の3点を意識してみてくださいね。
- 一つのことにしがみつかない
- 一人の時間を作ってちゃんと考える
- 人のせいにせず自己責任
自分と向き合うことが「自分らしく生きていく」ことに繋がるのではないでしょうか。




コメント