「仕事がつまらないから転職するのは甘え？」
「仕事を続けるべきか、転職するべきか、基準が知りたい！」
このように一歩踏み出そうか悩んでいる、葛藤している人は多いのではないでしょうか。
つまらない仕事を続けていると、一体自分に何が残るのか分からないから不安になりますよね。
当記事では仕事がつまらないから転職したいは甘え？迷った時の3つの基準を徹底解説していきます。
仕事がつまらないから転職したいは甘え？それとも当たり前？
結論から言うと、既に仕事で結果を出してやり切った人がつまらないと感じて転職するのは甘えではありません。
では甘えだと言われてしまうパターンはどのようなものがあるでしょうか。
転職することがステップアップになっていないのでは、逃げていることに後悔してしまいます。
実際、今の会社から逃げるための口実になっている人も少なくありません。
どうして仕事がつまらないと思い悩んでしまうのか、まずはその原因から確認していきましょう。
仕事がつまらないから転職したいと思い悩む職場の5つの原因とは
結論から言うと仕事がつまらないから転職したと感じる主な原因は居場所に感じられないからです。
どこか自分がいる気がしない、または違和感がある雰囲気を感じているのではないでしょうか。
まずは仕事がつまらないから転職したいと考える職場の5つの原因について下記を解説していきます。
人間関係が悪く職場の雰囲気が良くない
人間関係が悪く職場の雰囲気が良くないと仕事がつまらなくなります。
互いにフォローし合う関係性もなければ、協力的な仲間がいないとなればモチベーションも下がる一方。
相手の言動や行動もなぜか気に入らずイライラする回数も増えていきます。
何かあれば「あいつがいるせいで」と他人のせいにも。
指示系統がハッキリしていない
誰の指示で仕事が進行しているのか、指示系統がハッキリしていないとイライラが募るものです。
このように思い付きばかりで仕事が進行していくと段取りも悪く嫌気がさしてきます。
「こんな会社で働けない」と充実感や達成感もないまま優秀な社員はいなくなってしまうでしょう。
同じことの繰り返しで成長が実感できない
日々同じルーティンワーク、繰り返しの出来事ばかりでは仕事がつまらなくなります。
失敗を許容できない、挑戦を叩く社風がある場合は特に社員のモチベーションは低いまま。
決まったことだけやっていれば起こられることは無いでしょう。
ただ想定の範囲を超えない、またはやり切れるほど向き合えていないと仕事への真剣みも失われます。
「まぁこんなもんでいいでしょ」の積み重ねが妥協を重ねる社会人人生を作り上げるのです。
将来のキャリアビジョンが浮かばない
例えば、実力よりも好き嫌いや年功序列で出世が決まるとしたらどうでしょうか。
いくら結果を出して頑張ったとしても将来のキャリアビジョンが見えませんよね。
例えば私の勤めていた会社では、未だに年功序列でした。
先輩よりも結果を残し、ミスをしなかったとしてもミスをする先輩が優遇されていく。
頑張ったところで報われないのであれば意味もなくなりますし、次第につまらなく感じてしまいます。
会社や組織の評価基準によって、社員の仕事への向き合い方は180度変わるのです。
会社や同僚の愚痴・不満ばかり
仕事がつまらない職場ほど、他人の悪口や不平不満が集まるもの。
このように誰かのミスや悪いところを肴のエサにして高みの見物をしている人がいないでしょうか。
要するに自分より下にいる人間を見つけて安心していたいのです。
そして暇だから他人の仕事の悪いところばかり探す時間があります。
このように生産性がなく他人の足を引っ張り合う会社で意味を見出すのは困難です。
仕事がつまらないことが転職理由はNG？面接官が受ける5つの印象とは
転職理由が「前職の仕事がつまらなかったから」と面接官が聞いたら良い印象にはなりませんよね。
では具体的な面接官が受ける5つの印象について下記を解説していきます。
自発的な行動ができない
仕事がつまらないと感じる人ほど、受け身な状態で働いている傾向が強いでしょう。
このように受け身で仕事をするため、行動が後手に回り続けます。
行動が後手に回るということは仕事を追うのではなく、仕事に追いかけられるということ。
会社は既存の仕事にプラスして新しい価値を生み出す社員を求めています。
仕事に追われて余裕のない社員には、新しい価値を生み出す時間も余力も残されてはいないでしょう。
楽しさを見つける努力が足りない
どんな仕事においても続けている人がいれば「やりがい」という楽しさは存在します。
例えばスーパーのレジ打ちも「いかに早く会計が出来るか」など自分なりに目標を決めてみましょう。
上手くいった時の喜びを感じることはできます。
要するに仕事を楽しさを見つける努力が足りていないと言えます。
転職しても自分から動いてくれるタイプに見えなければ雇う側は不安になります。
なぜなら生産性の低い社員がいると悪影響を及ぼすからです。
成果が出せない人に見える
仕事の楽しさを感じる瞬間はいつでしょうか。
例えば契約の取れる営業と契約の取れない営業どちらが仕事の満足度が高いでしょうか。
言わずもがな仕事で成果を出している人の方が仕事への探求心は高いと言えます。
結果が出ない人は雰囲気からも成果を出せない人に見られてしまうでしょう。
つまらない理由を他人に押し付ける
仕事がつまらないと感じる人ほど、つまらない理由を他人に押し付ける傾向があります。
このように自分自身の行動を振り返るのではなく、外部に原因を求めてしまうのです。
これではわざわざつまらなくなる理由を探しに行っているようなもの。
仕事が上手くいかなくなったのも会社、環境、人のせいにして責任逃れをする人に見えてしまいます。
仕事をやり切る力が足りない
仕事がつまらない人ほど仕事をやり切る力が足りません。
前途でも楽しいかどうかを判断するためには成果を出すことが重要とお伝えしてきました。
他人よりも成果を出すためにはそれだけ突き抜けるやり切る力があってこそ。
「これでいい」ではなく「これがいい」と思えるまで、突き詰めて仕事ができるかがポイントです。
妥協を重ねた仕事には妥協の答えしか待っていませんからね。
仕事がつまらないと逃げの転職をすると後悔します。
結論から言うと、仕事がつまらないという後ろ向きな理由で転職活動をすると後悔します。
転職する際に多くの方が思い描くのは変身願望ですよね。
この思いの裏側にあるのは、前職での経験を活かしてさらにプラスに働かせるということ。
ですが、つまらないから転職するという理由だけでは何も残らないのです。
「あの時間は無駄だった」と何も手に入れていない感覚で次に行っても、また同じ感覚に陥ります。
後ろ向きな転職では幸せになれない理由を以下で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
仕事がつまらないから転職したい！迷った時の3つの基準とは
仕事がつまらないから転職が頭によぎることは誰にでもあること。
ですが、転職すべきかどうか基準をきちんと知っておく必要があります。
最後に迷った時の3つの基準について下記を確認していきましょう。
仕事で結果を残せているか
今の仕事で結果を残せているか、今一度振り返ってみましょう。
ノウハウも構築できていますし、転職してステップアップしていくこともできますからね。
ただ結果を残さず転職を考えているなら、結果を出してから今の仕事を冷静に見ていくことをおすすめします。
どの職場でも「結果」を求められますし、転職する中途採用者は特に即戦力を求められるからです。
そして仕事についていけなくなって悩んでしまう人も少なくありません。
成長を感じているか
仕事は成長を感じれなければつまらなく感じるものです。
スポーツでも何でも毎日続けているのにうまくなっていなければ止めたくなりますよね。
もう学びたいこともない、これ以上成長することができないと感じるのであれば転職すべきです。
まだ自分にはやれることや挑戦できることが残っているのであれば成長できる機会があると言えます。
プライベートに影響があるか
仕事がつまらないことがプライベートに悪影響を与えているのであれば、転職すべきでしょう。
こんな風にネガティブな気持ちを増幅させてしまうようであれば、メンタル的にも良くありません。
そして自己肯定感がどんどん落ちていってしまい、ネガティブなことで頭の中がループします。
やがてストレスとなって仕事に行くこと自体が億劫になってしまっては本末転倒ですからね。
まとめ ～仕事をつまらなくさせているのは誰なのか～
以上、仕事がつまらないから転職したいことについて様々な情報を解説してきました。
多くの方が仕事に「意味」を求めます。
自分が何に貢献できているのか、社会の役に立てているかなど。
そもそも論として多くの場合、仕事は誰かがやりたくないことをやっているにすぎません。
宝くじが当たったとして明日も同じように会社に行きたいかと聞かれれば答えは「NO」でしょう。
人生の終わり間際に「仕事がつまらなかったな」と後悔することを望む人はいないでしょう。
誰かのせい、環境のせいにしても何も変わりません。
まずは自分が変わること、自分と向き合うことから始めることをおすすめします。
コメント