やりたくないことを10年仕事にして分かった続けた意味とメリットとは

仕事
「やりたくないことを仕事にして定年まで続けられる?」

「特にやりたいことはないけど、今の仕事も意味があるのか分からない」

「やりたくない仕事を続けるメリットって何?」



このように仕事が嫌なんだけど、他にやりたいこともないし続けていくべきなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。


生活のことを考えたり、周りの人も我慢してることが分かると簡単に結論が出せませんよね。


そこで当記事では私がやりたくないことを10年仕事にして分かった続けた意味とメリットについて徹底解説していきます。

さらに実体験をもとにやりたくないことをやるストレスから乗り切る5つの考え方も紹介しているので参考にしてみてくださいね。


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やりたくないことを10年仕事にして分かった続ける意味とは


最初のうちは「なんでこんな仕事しなくちゃいけないんだ」と毎日のようにぼやいていました。


やる気もないから学ぶ気もない、結果を出したいとも思っていない、そんな毎日です。

凄く時間を無駄にしているんじゃないか、本当にかっこ悪いなという自分から逃げていたんだと思います。



「本気でやってないでしょ」
と言われたのが図星で悔しくて情けなかったのを今でも覚えています。

どうせ辞めるなら本気でやって惜しまれながら辞めてやる!


と怒りをエネルギーに変えたのを今でも覚えています。


それからというもの、毎日どうやったら結果を出して見返せるかだけ考えて仕事をしていました。

やりたくないことを10年仕事にして分かった続けた意味



結論から言うと「新しい自分の価値」に気付けたことです。


ハッキリ言ってしまえば毎日頑張り続けるのは不可能です。



例えば体調が悪かったり、いまいちモチベーションが上がらない日もあります。


でもそれを言い訳にして流されてしまうと、いつまで経っても逃げ癖は消えません。

だからこそ少ない労力でパフォーマンス、結果を出す、一定以上の価値を出すために何をすべきかを考えました。



100%の力で頑張って成果を出すのは誰でもできますが、少ない労力で100%の成果を出すためにどうするかを考えるようになったのです。


私個人としては頑張り続けるコツは良い意味でさぼることができるかどうか。

例え体調が悪くてもやる気がなくても、満足いく仕事の成果を出せるようにしていく考え方を身につけられたことは大きいです。



嫌なことや面倒なこと、しんどいことに逃げずに向き合えると習慣化ができます。


歯を磨くレベルで感情に振り回されずに仕事ができれば、どこにいてもやり抜くことができるでしょう。

大きな成功じゃなかったとしても自分自身の基準の中で満足できれば、そこにいた意味は必ず見つかります。



【実体験】やりたくないことをやるストレスから乗り切る5つの考え方を紹介!

やりたくないことをやっているという自覚があるとストレスが溜まるものです。


「これをしている間に他のこともできるのに」とネガティブになってしまう人もいるでしょう。


そこでやりたくないことをやるストレスから乗り切る5つの考え方について下記を紹介していきます。

  • 仕事に私情を挟まず演じ切る
  • 取り組んで手に入るものを見つける
  • 取引先やクライアントに損はさせない
  • モチベーションに頼らない環境づくり
  • いつでも辞めれるから執着しない


仕事に私情を挟まず演じ切る



仕事の本来の目的は会社に利益をもたらすこと。


「この人は活躍してくれる」と思われたから採用されたわけですよね。

仕事に私情を挟んでしまうとモチベーションによってパフォーマンスも変わってしまいます。



そのため仕事の時は違う自分だと割り切って演じ切っていました。


自分が嫌な思いをしたり辛い思いをすることもありますが、「それ利益に関係ある?」と数字に対して向き合ってイメージです。


余計な感情に振り回されないように、また数字で結果を出していれば主張も通るという意識を持っていましたね。

取り組んで手に入るものを見つける



やりたい仕事でもやりたくない仕事でも成長できるものを見つけることは努力でできます。

一つの仕事に対して取り組んで手に入れられるもの、ゴールを先に設定します。



ゴールさえ決まれば後はモチベーションに関係なく逆算して仕事に取り組むだけです。


ただ「やりたくない」という思いで仕事をしていては時間を無駄にしてしまいますよね。


時間は二度と返ってこないので、良い時間にできるかどうかは考え方次第です。


取引先やクライアントに損はさせない



先ほど仕事に私情を挟まないというお話をしましたが、自分のモチベーションは取引先やクライアントには一切関係ありません。

こちらの都合を乗せて相手に接していくのは間違っているのではないでしょうか。



特に取引先やクライアントは会社の数字、利益にとっても影響が大きいですよね。


そして相手はこちらのサービスが良いと思って契約してくれているわけです。


少なからずその人たちのおかげでご飯を食べさせてもらっているわけですから、損をさせるようなことはできません。

モチベーションに頼らない環境づくり



感情やモチベーションに振り回されるからこそ、やる気が出なかったりストレスを増幅させます。

やる気があるから仕事が進むのではなく、モチベーションに頼らない環境作りが大事です。



モチベーションに頼らない環境作りには習慣化しかありません。



歯磨きをしたり、手を洗うことに疑問を持たないレベルに持っていくことが必要です。


慣れるまでは学校の時間割授業のように「何時に〇〇」とスケジュールを管理していきます。



いつでも辞めれるから執着しない



やりたくないという執着心を持ってしまうと、そのことで頭がいっぱいにストレスに。


いつでも選び直せるし、いつでも辞められるというマインドがあると一つのことに執着しません。



続けなければいけないと思えば思うほど、そこから逃げ出せない感覚に陥ります。



そうではなく他にも選択肢があると思えることで、物事を悪く考えすぎずに済みますよ。

やりたくないことを仕事にしたら続けるべき?辞めるべき?判断基準を解説!


やりたくない仕事をしているからといって、一概に「辞めた方がいい」は時期尚早。


現在の仕事を続けた方がいいケースと退職した方がいいケースを確認しておきましょう。


ではやりたくないことを仕事にした際に続ける?辞める?時の判断基準について下記を解説していきます。


  • 本音で話せる仲間がいるか
  • プライベートへの影響はどの程度か
  • 年齢や立場に見合った年収がもらえているか
  • 新しいことを始めるための貯金はあるか
  • 仕事で結果を出すことができていたか


本音で話せる仲間がいるか



仕事の満足度を大きく左右するのが、職場に本音で話せる仲間がいるかどうかです。


それは同僚や先輩、または上司など親身になってあなたの話を聞いてくれる存在のこと。

自分のことを理解してくれる人がいるだけで、居場所を感じれるものです。



共感してくれる人が社内にいるだけで「また明日から頑張ろう」と切り替えられることも多々ありますからね。


ですが誰にも本音で話せない、一人で抱え込んでしまう職場ではいつか心身ともに疲れ果ててしまいます。

プライベートへの影響はどの程度か



仕事は何のために頑張るかといえば生活を維持したり、プライベートを充実させるためですよね。

  • 出社しようとすると動悸が凄い
  • 電車に乗って会社に近づくと気持ち悪くなる
  • 家に帰ると涙が止まらない
  • 仕事を始めてから不眠症になってきた



このように仕事が私生活に悪影響を及ぼしているときは早々に退職を検討しましょう。


メンタルが落ち込みすぎて正常な判断ができなくなり、最悪の場合は仕事への復帰が難しくなるケースも。


年齢や立場に見合った年収がもらえているか



割に合わない仕事は会社自体にも原因があることがあります。

年齢や立場に見合った年収がもらえているか、見直してみましょう。



年間の昇給額や年収などトータル的に平均と比べていきましょう。

利益が少ない会社、社長が社員に還元しない会社ほど給料は低くなっていきます。



5年後10年後、ここにいて納得いく収入がもらえるか計算してみてください。


もし収入面が改善ができない場合は転職を視野に入れても良いでしょう。


新しいことを始めるための貯金はあるか



やりたくない仕事を辞めた際に転職や新しいことを始める際に大人はある程度資金が必要です。


数か月働かなくても余力がある程度の貯金は必要です。



貯金がないと何かを決断する際にお金を理由に諦めることになってしまいます。


選択肢が削られてしまわないように、一定の貯金を持ってから辞めるかどうかを判断しましょう。

仕事で結果を出すことができていたか



もし今の仕事で結果を出せていないのであれば、まだやれることが残されているということ。


結果が出なければ、その仕事のやりがいや面白さを知ることができません。



もし既に結果を出した上で「やりたくない」と思えるのであれば、もう成長の種はそこにないでしょう。

やりたくないことを仕事にして続けられる人は最後に勝つことができる人!



やりたくないことを仕事にして続けられる人は必要であれば嫌なことにも努力ができるということ。


今はやりたいことがないかもしれませんが、やりたいことが見つかった時に大成する可能性が高いでしょう。

なぜならやりたいこと実現させるためには、面倒なことや嫌なことを乗り越える必要があるからです。



最後に勝つ人は諦めずに継続できた人だけです。



失敗はこちらが諦めない限り訪れない現象と言えますからね。

結果が出るまで頑張れるというだけで、それは立派な能力です。



嫌なことを頑張れる人は好きなこと、やりたいことが見つかった時に才能が発揮されるでしょう。

やりたくないことを10年仕事にして分かった5つのメリットを解説!


やりたくないことを仕事にして続けても何にも得しないでしょ。


と思われる方も多いかもしれませんが、取り組む意味や目的を持てばメリットはあります。


最後にやりたくないことを10年仕事にして分かった5つのメリットについて下記を解説してきます。

  • 新しい強みを手に入れることができる
  • どんな状況でもやれるという自信がつく
  • メンタルをコントロールできる力が身につく
  • やりたくないことを習慣化させられる
  • やりたいことが見つかった時の爆発力


新しい強みを手に入れることができる



私がやりたくない仕事を選んだ理由は苦手なことを克服することでした。


例えば既に80点取れている科目を100点にするのは結構大変ですよね。


一方でまだ20.30点しか取れていない科目を努力次第で80点にすることは伸びしろがあります。

仕事を通して実践する機会が増えるほど、苦手を克服して新しい強みに変わっていくのです。



特に私の場合は人と話すこと、提案することが得意ではありませんでした。


ただ将来のことを考えれば「営業力」はどこにいても必要なスキル。


長所を伸ばすことも大事ですが、できないことを減らしていくことがメリットでしたね。

どんな状況でもやれるという自信がつく



実際に私が働いていた職場はどちらかと言えばブラック企業だったと思います。


  • 休日出勤や休みの日も仕事の連絡は当たり前
  • みなし残業代に見合わない残業時間
  • オーナー企業で人の好き嫌いで評価が変わる



さらに社内の人間関係は最悪で、愚痴や不平不満を肴の餌に盛り上がるような職場でした。


理不尽な目にもあいましたし、会社と揉めたり散々な目にあってもきました。


ただここで逃げたら何も得られないと自分が変わることを選択したんです。



その結果。ここで働けるのであればどこにいってもやれるだろうという自信がつきましたね。

メンタルをコントロールできる力が身につく



仕事をしていれば少なからず他人から影響を受けます。

  • 取引先から理不尽な要求をされた
  • こちらは悪くないのに謝罪するしかなかった
  • 上司や先輩の尻拭いばかりさせられる



このようにイライラすること、悔しいこと、辛いことは数えきれないほど起こりました。



ただその度に感情に振り回されていては、いつか自分自身が疲れ果ててしまいます。


どうしたら人に左右されず、正常なメンタルでストレスなくいられるかを考えていました。

それはいい意味で期待しないということです。



「これぐらい〇〇してくれるだろう」という期待や思い込みが外れたときに人は怒りや悲しみを覚えます。


そして人も会社も願ったところでそうそう変わるものではありません。



人に文句を言わせないための成果、結果だけに集中していくと他人は関係ありません。


人や環境のせいにせず、矢印を自分に向けて仕事をすると失敗も成功の道しるべになります。


やりたくないことを習慣化させられる



やりたくないことを仕事にしていると、全てが面倒に思えてくる瞬間があります。

  • アポイント取るのもやりたくない
  • 打合せ資料作っても意味ない
  • この仕事はいったい何のためにやっているんだろう



仕事に関連する事柄が、時間の無駄のように思えて仕方ないときもありました。


なので、全体を見るのではなく目の前のことを一つ一つ片付けるようにシフトしていったんです。


9:00からメールを返す、10時から商談資料を作るなど学校の授業割のようにスケジュールを細かく決めていきました。

スケジュールが決まれば、あとは目の前のことをこなす毎日ができます。



次第にスケジュールにも慣れてくるので、習慣化さえできれば感情は関係なく自然に体が動くのです。


やりたいことが見つかった時の爆発力


やりたくないことでも仕事にして頑張れることは無駄ではなく才能だと個人的に思っています。

嫌なこと、辛いことから逃げずに向き合って戦える人はそうそういません。



だからこそやりたいことが見つかった時の爆発力は凄まじいものになるでしょう。


やりたくなくても結果を出すということは並大抵のことじゃないですし、芯が通っている証拠。


頑張り方を知っている経験は必ず次に活
きるずです。

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まとめ ~やりたくないことを仕事にして続けるのは無意味じゃない~


以上、やりたくないことを仕事にして続けた結果について様々な情報を解説してきました。


多くの転職記事で「やりたくないことを仕事にして続けるのは意味ない」という書き方をされています。


これを表面上だけで受け取ってしまうと、やっていることがすべて無意味に見えてしまいますよね。

目的や意思を持ってやりたくないことを仕事にしていることには必ず意味が付いていきます。



天職だと思って働けている人の方が割合的には本来少ないですよね。


だからこそ自分で自分の選んだ人生や仕事をつまらなくならないようにしていきましょう。

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