「面接に落ちるたびに価値がないと言われてるみたいで泣きたくなる」
「心が辛い時期を乗り越える方法があれば教えてほしい」
このようにどこからも必要とされていないんじゃないかと落ち込んでいる方もいるでしょう。
「いつか報われるから元気出して」と言われて元気が出れば苦労しないよって話ですよね。
そこで当記事では転職活動の辛い時期に心が折れる方へ!自信を取り戻す乗り越え方について徹底解説していきます。
転職活動の辛い時期を乗り越えることはできる?できない?
転職活動の辛い時期は必ず乗り越えることはできます。
もうこれ以上無理だと足を止めた時に乗り越えられなかった現実に変わるのです。
やり続けている限り負けはありませんし、どんな人でも道が残されています。
精神論に聞こえるかもしれませんが、辛い時期にしているのは自分自身の思考の結果です。
まずはその思考について振り返って「そんな一面あるな」と思ったら解釈を変えていきましょう。
次節より詳しく解説していきます。
転職活動の辛い時期に絶対に止めるべき6つの思考とは
転職活動中は上手くいかないことの連続でネガティブな思考に陥りがち。
ただ負の思考が続いてしまうことで、普段通りの力が出せないことも。
では具体的な転職活動の辛い時期に絶対止めるべき6つの思考について下記を解説していきます。
内定が決まらず、必要とされていない感覚
数多くの企業に応募して、面接も受けたのに内定が中々決まらないと社会から必要とされていない感覚に陥る人も少なくありません。
誰か他人に「社会に必要ないよ」と言われたわけではないですよね。
内定が決まらない=社会に必要ないという方程式を決めたのは自分自身です。
そして過去にばかり焦点を当てて「できなかった」ことを考えるのではなく、「まだできること」を考えて未来を作り出しましょう。
不採用通知が続くたびの無価値観
メールや書面で不採用通知が続くたびに「私って価値がないんだ」とネガティブに考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
面接官をしていた立場で言わせていただくと、その時々で欲しい人材は変わります。
未経験者が欲しい、経験者が欲しい、今回は女性がいいなど状況によって求める人が違うのです。
タイミングが合うかどうかはあくまで「縁」ですから、あなたを否定したいことにはなりません。
貯金残高が減っていく恐怖
退職してからの転職活動は長引くほどに貯金残高が減っていきます。
面接に向かう交通費、カフェでの作業代、生活費など毎月の出費は必ず発生します。
減っていくことは確かに事実ですが、必要以上に焦っても貯金が増えるわけではありません。
言葉にしたり「お金ない」と思い続けるのは、自分を焦らせるための暗示に繋がります。
ないものはないですし、働き始めればお金はまた貯めることができます。
希望業種が受からず妥協を重ねる
転職活動をしていれば、希望の会社、希望の業種で良い結果が得られないこともあります。
このままではどこにも採用されないと条件を見直すこともあるでしょう。
そもそも何のために転職をし始めたのか、本来の目的を思い返してみてください。
転職が目的になってしまうと、入社してから後悔することになりますよ。
終わりが見えない出口に入ったような迷走感
一体いつまで転職活動を続けなければいけなんだ。もう無理だよ。
このように終わりが見えない出口に入ったような迷走感に縛られてしまう人もいらっしゃるでしょう。
終わるタイミングは人それぞれ、あなただけ終わらないということはありません。
「まだ縁がある会社に出会えてないだけ」と思うようにしてみてくださいね。
相談や本音を理解してくれる人がいない孤独感
周りの友人は忙しく働いていますし、恋人には転職活動の辛さを愚痴のように話せませんよね。
閉じこもってしまうと主観的な判断しかできなくなってしまいます。
SNSで調べることも良いですが、素直に気心の知れた相手に頼ってみてください。
あなたを理解してくれる第三者からの助言で見つかるヒントもあるかもしれませんよ。
転職活動の辛い時期を長引かせないための3つの事前準備とは
中々転職活動で良い結果が出ないといったい何をすればいいのか分からなくなってしまいがち。
その結果、転職活動の辛い時期を長引かせてしまう悪循環になりかねません。
では転職活動の辛い時期を長引かせないための3つの事前準備について下記を解説していきます。
- 会社の欲しい人材や理念をきちんと理解する
- 魅力を伝えられるような面接の練習
- 志望動機は転職の理由と企業の良いところを合わせる
会社の欲しい人材や理念をきちんと理解する
各企業によってほしい人材・会社の理念は異なります。
会社の価値観が分かることで、自分の持つ仕事への価値観を照らし合わせることができます。
「この人なんか合わないな」と感じるように面接官もしっくりこない感じを持っています。
志望動機やキャリアプラン以上に大事なことは一緒に働きたいと思ってもらえるかどうかです。
魅力を伝えられるような面接の練習
面接官からすれば、自分の言葉で話す人と暗記したことを話す人はすぐに見抜けます。
残念ですがいくら頑張って暗記していたとしても伝わらなければ、伝えたことになりません。
ちゃんと自分の言葉として熱をもって伝えられるように何度も何度もシミュレーションをしましょう。
志望動機は転職の理由と企業の良いところを合わせる
なぜ転職活動に至ったかといえば、前職で何かしらの不満を抱えていたからですよね。
給料、評価、人間関係、待遇など退職する理由は人それぞれ。
そして面接では「なぜ前職を辞めたのか」について触れられる機会も。
ポイントは転職希望先を上手にほめる内容を入れながら思いを伝えることです。
こうすることで前職の時に味わった嫌な思いを防ぐことが可能になります。
具体的な例文は以下を参考にしてみてくださいね。
そもそも転職活動は採用よりも不採用の人が圧倒的に多い!!
実際に私が会社で採用担当をしていた時には1人か2人の採用に何十人と応募がきていました。
仮に50人応募が来て1人しか内定をもらえないとしたら残りの49人は不採用なわけですよね。
私自身も100件以上の応募をして内定をもらえたのは2件。
確率でいえば1%あったかどうか、キャリアも経験もない中での転職でした。
そして「あの時他の会社に採用されなくてよかった」と今では思えるほどです。
結局、どこにいたとしても与えられた場所で正解を出せるかは自分自身の努力に他なりません。
妥協して「まぁいっか」で決めた転職先ではなく、納得して行くと決めた転職先を選ぶようにしてくださいね。
転職活動の辛い時期に心が折れる方へ!自信を取り戻す乗り越え方を解説!
面接会場に入室してきた時点で自信のある顔か、そうでないかは一目瞭然です。
逆に立場で自信のある顔に見えない人を採用したいとは思わないですよね。
それでは具体的に心が折れそうな方に向けて自信を取り戻す乗り越え方について下記を解説していきます。
不採用通知は縁がなかっただけ
再三のお伝えになりますが、不採用通知は縁がなかっただけで否定されたわけではありません。
そもそも論でいけば思い通りにいくと思っていること自体が間違えとも言えますよね。
不採用通知はすでに過去の出来事、変えられないことを嘆いたところでどうにもなりません。
だからこそ「もっと良い縁が待っているから採用されなくてよかった」というマインドが必要です。
未来の視点から今の自分を見る
不採用だったという過去の視点で自身を判断していけばネガティブな情報ばかり。
工夫する意味で振り返ることは大切ですが、ただやみくもに落ち込むだけでは前に進めません。
例えばどこかの企業でバリバリ仕事をできているとしましょう。
その場合、歯を食いしばってあの時頑張れたからこそ今があると思えるはずです。
このように未来からの視点で見れば、これは必要なことだったと認識できるようになります。
第三者に長所や得意なことを聞いて強みを再認識する
自信が無くなってくると、「いったい自分に何ができるんだろう」と迷走してしまいます。
そんな時こそ、友人・家族・恋人に客観的な意見で長所や得意なことを聞いてみてください。
「私には〇〇ができる」と分かれば、強みを活かせる職種も探しやすくなります。
客観性を得られた強みは自分を売り込んでいく上でも非常に役立ちますよ。
失業手当で金銭面の不安を取り除く
お金の余裕は心の余裕といいますが、余裕がなくなることで正常な判断ができずらくなってしまいます。
前職で一定条件を満たしていれば、失業手当として支援を受けられます。
減っていく貯金を気にすることなく、最低限の生活費が確保できるので一度確認してみましょう。
専門家のサポートを頼る
転職活動は基本的に一人で取り組むため、本当に何が正しいのか客観性をもって見ることができませんよね。
だからこそ客観的な意見がもらえる専門家のサポートに頼るのも一つの選択肢です。
特に転職エージェントは履歴書の添削や面接対策だけでなく、転職先の情報についても質問できるでしょう。
働くイメージが持てれば、具体的な対策も行えますし精度は上がっていくでしょう。
感情論ではなく、理論的に効率よく転職を進めたいのであれば活用することをおすすめします。
まとめ ~強みと繋げることで転職後に活躍しやすくなる~
以上、転職活動の辛い時期を乗り越える方法について様々な情報を解説していきました。
今回は転職前の活動についてお伝えしてきましたが、転職後のことも視野に入れなければなりません。
特に中途採用者は新卒ではないので、即戦力が求められる傾向が高いです。
何が得意なのか、長所なのか、そして自分の仕事の価値観に合うかどうかが長く仕事を続ける秘訣。
やりがいは会社とのマッチングが高いほど実感しやすいものですよ。
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