「貯金も減っていく一方で、転職先も中々決まらないから毎日不安」
「転職活動中にメンタルを安定させる秘訣があれば知りたい!」
先の見えない転職活動にメンタルや感情の波が不安定になっているのではないでしょうか。
不採用通知は分かっていても落ち込みますし、ついつい自分を責めてしまいますよね。
当記事では不採用通知に落ち込まない3つの改善法について徹底解説していきます。
転職活動でメンタルが疲れた。不採用通知に落ち込む3つの心理とは
結論から言うと、転職活動で落ち込む心理は理想と現実のギャップにあります。
自分と向き合うことで自信を失う、自己嫌悪に陥る機会も増えるでしょう。
では具体的に不採用通知に落ち込む3つの心理とはについて下記を解説していきます。
自分を否定された気持ちになるから
書類、面接と転職活動は選考の連続。
常に合否がハッキリしているため、「選ばれた人」「選ばれなかった人」の2パターンに分かれます。
特に「ここに入社したい」と思っていた時ほど、不採用通知を目にしたときは落ち込むもの。
何が足りなかったのか、どうして採用されなかったのかと自分にベクトルを向けて原因を考えてしまいます。
そして自分を責めてしまい「私には価値がない」と引きずってしまう人もいるでしょう。
どんなに好きでも恋人になれないように、転職活動はやはり「縁」です。
あなたを否定しているわけでは決してありませんよ。
本当に転職先が見つかるのか
転職先が決まるまで未来がどうなるか分からないため、転職活動中は不安になりやすくなります。
- ちゃんと自分に合った転職先が決まるのか
- 希望の職種・業種で仕事ができるのか
- いつになったら転職活動が終わるのか
このように頭の中だけで想像を繰り返してしまうと、悪いイメージの印象が強くなっていきます。
応募する前は希望に満ち溢れていた気持ちも、「私にできるのかな」と落ち込んでしまう日も出てくるでしょう。
面接に向かう交通費など貯金が減っていく
転職活動中は何かと金銭的な負担が増えていきます。
在職中の転職なら、まだ給料日にお金が入ってくるのでそこまで心配はないでしょう。
ただ退職後に始めた転職活動中は、給料も入ってこないので貯金残高は減っていきます。
転職活動が長くなればなるほど、決まらない不安と出費が増える現実に落ち込んでしまいますよね。
転職活動でメンタルが疲れるぐらい不採用通知ばかりの5つの原因とは
結果が出ないことは誰にでもありますし、頑張ったから報われるわけではありません。
上手くいかないことには必ず原因があって、そこに向き合うことが大切。
本章では転職先が決まらない5つの原因について下記を解説していきます。
面接のアピール内容
面接は自己PRと同時に企業とのコミュニケーションを図る場。
正直なところ、志望動機は面接者が多ければ似通ってきます。
何十人も同じ内容を聞く中で、どこで差がつくのかというと人となりを好きになるかどうかです。
求められているスキル、能力は後からいくらでも教育ができます。
何気ない会話の中でも、あなたの人となりが現れますからね。
転職先で何がしたいのか
転職活動で不採用通知が続くと、転職本来の目的を見失ってしまいがち。
その結果、転職先でしたいことよりも転職先を決めることが優先順位として上回ってしまいます。
働く場所を決めなければいけない焦りも理解できます。
ただ以下の2点は忘れてはいけません。
- なぜ転職活動を始めたのか
- 転職先で何をしたいのか
人間関係や業務内容、評価など何かしらの不満があって転職を考えたのだと思います。
スキルを身につけたい、自分をもっと成長させたいなど前向きな理由で転職に踏み切ったはず。
不採用通知が続いてしまい、転職先が決まらなかったとしても納得できない転職活動は避けましょう。
実現したいこと、自分が何者なのかをきちんと伝えていくことを大事にしてくださいね。
スキル・能力が足りず条件を高望みしている
スキルや能力、経験が足りない状態で条件に合わない転職は難易度も高くなります。
年齢や業種によっては未経験者でも歓迎してくれるかもしれません。
企業が求めるスキル、能力、経験など理想に人物像に近づかない限り転職できる確率は下がる一方です。
根本的な考えとして、企業は利益になるかどうかで人を判断しています。
もし自分に適性がないと思うのであれば、ステップアップしていく転職が必要となるでしょう。
数年働いて必要なスキルが身に付いたら本命の会社を受けるなど段階的な計画も重要ですよ。
企業が求める人物像に近づけていない
転職活動をしている中で、企業リサーチやニーズを把握しているでしょうか。
採用条件の中にも以下のことが記載されているケースが多いです。
この企業が求める人物像に合わせたエピソードトークや自己PR、プレゼンが胆になります。
そして基本線としては未来に向かって話していくこと。
過去の実績や功績もアピールポイントになりますが、転職先で何を表現できる人物になるのかを明確にしていきましょう。
第一印象が暗く自信がないように見える
面接は第一印象が8割占めているといっても過言ではありません。
例えば友人関係や恋愛においても興味のない人から話を聞きたい人はあまりいませんよね。
私が面接官だった際に、第一印象では以下を見ていました。
特に愛想がよい人、表情が明るい人は仕事ができるように見える効果があります。
緊張することは面接官も承知の上。
ただ自信がなさそうに見える、印象が暗くなってしまうと仕事を任せた際に心配になりますからね。
失敗を自己否定の道具に使わない!取り返せない失敗なんてない!
転職活動を続けていくと、良いことばかりではなく、むしろ反省することの方が増えるでしょう。
前向きな反省なら問題ありません。
ただ足りないもの、ないものをねだって「自分は何てダメなやつなんだ」と卑下するのは間違っています。
なぜなら取り返せない失敗はないからです。
例えばスキル、経験が足りないと分かれば資格を取る、勉強をするなど行動次第で補えます。
失敗した数が多い人は、その分行動して変化しているので最終的に上手く行きます。
最もいけない行動は自分を否定して、何もしないことです。
転職活動を成功させるポイントは、納得できる企業が見つかるまで諦めないこと。
どこも人材不足ですし、妥協した企業からは妥協した仕事しか生みだせません。
本当に納得できる環境で、自分のやりたいことを実現させていく人生の方が楽しいですよ。
転職活動でメンタルが疲れた。不採用通知に落ち込まない3つの改善法を解説!
転職活動でメンタルが落ち込まない改善法の根本は、落ち込まない状態を作ることです。
落ち込みやすい状況を考え方・環境を変化させることが重要です。
それでは具体的な転職活動でメンタルが落ち込まない3つの改善法について下記を解説していきます。
今だけを捉えず、数年後の自分の視点から見る
不採用通知を受け取る度に、メンタルも落ち込むことでしょう。
ですが、この出来事の「今」だけを捉えないようにしてください。
「あの時のこれがあったから」と振り返った時に考えることは誰しもあるはず。
その時になってみてはじめて実感することを、先にイメージして前向きに捉えるようにしましょう。
自分にとって必要な出来事と分かれば、納得のいく落としどころが見つかりメンタルも安定します。
プライベートの時間を取って転職を考えない時間を作る
転職活動が長引けば長引くほど体力的にも精神的にもしんどくなってきます。
「あぁー落ち込む」と思うような出来事も増えていくでしょう。
ただ転職活動より楽しいと思えることがあれば、その楽しみのために頑張れるのが人間です。
好きな食べ物を食べに行く、友達に会う、趣味に没頭するなど色々な選択肢があります。
転職だけをずっと考え続けのではなく、「やるときはやる」「やらないときはやらない」とメリハリをつけましょう。
特に熱中して取り組めること、没頭できる何かを持っていることはポジティブな思考に効果的です。
自然に触れてメンタルの休息を取る
普段コンクリートジャングルに囲まれている人ほど自然に触れてください。
よくドラマで失恋をしたときに海に向かって「バカヤロー」と叫んでいるイメージがありますよね。
あの行為が理にかなっている理由は以下の通りです。
このように自分には太刀打ちできない自然に身を置くことでメンタル面が安定します。
中々出かけられないという方は、噴水等のある公園でも構いません。
いつも身を置いている都会、都心部ではない自然を感じれる場所に20~30分でも行ってみてください。
何も考えずにボーっとして深呼吸するだけで、随分変わるものですよ。
まとめ ~過去を掘り下げて、今何をするか~
転職活動でメンタルが落ち込まない改善法について様々な情報を解説してきました。
書類選考で落とされるのは段々慣れてきますが、面接は選考が進むほど期待もします。
期待した分、願った結果にならなかった場合はやっぱり落ち込みますよね。
確かに自身を表現する上では大事なのかもしれません。
ただ採用する側は「入社して何してくれるの?」を気にしています。
過去の話を上手に使いながら、入社した際に何ができるのかに目を向けていきましょう。
ストーリー性を持たせることで、実際に雇ったときのイメージもしやすくなりますからね。
未来に向かって、あなた自身がどう歩んでいくのかを素直に伝えていくことが最も響きますよ。
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