「成果も業績も上げても冷遇されるし、心が折れそう」
「会社に評価されないことを理由に転職することはマイナス印象?」
勤めている会社で頑張っても評価されないことに憤りを感じている方も多いのではないでしょうか。
結果を出しても報われないのであれば、何のために頑張ればいいのか見失ってしまいますよね。
当記事では転職理由が会社に評価されないはNG?面接官が受ける5つの印象について徹底解説していきます。
転職理由が会社に評価されないからと正直に伝えるのはあり?なし?
結論からいうと言いたいことを言わないとまた同じ目にあいます。
言わないことは美徳ではありませんし、隠すことにメリットもないのです。
大事なことは「評価されなかった」事実をどのようにポジティブに伝えていくかです。
「前職では正当な評価を受けられなかったので、転職活動をしています」だけでは会社を批判する人間だと勘違いされてしまいます。
どのように上手に伝えていくかも合わせて、当記事では解説していくので参考にしてみてくださいね。
そして後ろ向きな転職では後悔しか生まれません。
ネガティブ思考で転職すると幸せになれない理由について、以下で解説しているので参考にしてみてくださいね。
転職理由が会社に評価されないはNG?面接官が受ける5つの印象とは
ポジティブな理由ではなく評価されないネガティブな理由で面接を受けると損をします。
明確な理由に変換されていない状態で面接に挑んでも不採用通知が続くでしょう。
では「会社に評価されない」転職理由で面接官が受ける5つの印象について下記を解説していきます。
- 受け身な仕事の姿勢に見える
- 客観的に自分を見れていない
- 成果を出せない人に見える
- 仕事をやり切る忍耐力がない
- 同じように会社批判してくる
受け身な仕事の姿勢に見える
評価されていないと聞くと「自主的・自発的な行動を起こしていないのでは?」と思われます。
与えられた仕事しかこなせない、必要以上の仕事はしない印象を持つ人もいるでしょう。
仕事は与えられたことはできて当たり前と考えるのが上司です。
そして与えられた仕事の中で価値を高める人は自ら仕事を作れる人とも言えます。
客観的に自分を見れていない
評価されてないと聞くと、自分に何が足りないのか客観的に見れていないと思われてしまいます。
過去に「こんなに頑張っているのにどうして評価されないんだ」と愚痴を漏らす後輩がいました。
ただ頑張ることはスタンダートで、誰でもできることを評価する会社は少ないでしょう。
頑張り方の質を理解できないと、どんな会社でも評価は受けづらいですからね。
成果を出せない人に見える
評価されないと聞くと、仕事で結果・成果を出せない人に見えてしまいます。
会社に利益をもたらすことで、貢献できる人と評価を受けるわけですからね。
そして成果に直結するよう行動がとれないのではないかと疑われてしまうことも。
仕事をやり切る忍耐力がない
評価されないと聞くと、仕事をやり切る忍耐力がないと思われてしまいます。
仕事は良いことよりもどちらかと言えば、嫌なことに耐える機会の方が多いでしょう。
忍耐力がないと途中で諦めてしまう、やらない理由を作るなど本気になれない人に多い傾向とも言えます。
同じように会社批判してくる
「前職で評価されなかった」と聞くと会社批判に捉えられても仕方ありません。
面接官は採用しても同じように外で会社を批判しているのでは?と頭によぎります。
会社批判する社員がいると周りに伝染していくものです。
そして売上や生産性、組織全体のパフォーマンスを低下させてしまうことに繋がりますからね。
転職理由が会社に評価されないことに至った4つの原因とは
「評価されないなら転職しよう」という決断に至った原因が必ずあります。
本章では転職理由が会社に評価されないことに至った4つの原因を紹介していきますね。
会社の資金体力がないから還元されない
会社の資金体力がないと「昇給」「賞与」といった目に見える形で還元されません。
1年間頑張って、これかよ・・・評価されてないんだろうな。
このようにネガティブな感情を抱いてしまっても仕方ありませんよね。
さらに「この会社にこのままいて未来はあるのか?」と疑問を持ちながら働かなければなりません。
その結果、転職して年収をアップさせなければと危機感を感じる人も出てきます。
評価基準を把握できていない
会社によって評価基準は異なるため、求められている仕事ができないと評価を得ることはできません。
このように会社の業態や職種によっても評価基準は大きく変わるのです。
そのポイントを理解できていないと、評価されづらい人になってしまいます。
そして「評価されないならいいや」と違う職場を転々としてしまうことに。
成果と給与がイコールじゃない
未だに年功序列など入った順にしか給与が上がらない会社も存在しています。
仮に先輩よりも結果を出しても、先に入社した先輩のメンツもあり給料を上回るのは難しいでしょう。
会社に都合よく使われている、割に合わない仕事と感じはじめモチベーションは下がる一方です。
能力のある優秀な社員ほど、新しい環境を当然ながら求めるでしょう。
また会社に良いように使われない、消費されないための行動について以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。
上司の好みで評価が変わる
会社に貢献している、結果も出しているのに仕事のできない人が昇進することがあります。
上司にとって好きな社員を評価することは意見を聞く人間を下に置けるということ。
自分にとって一緒にいて快適かどうかを優先しているケースがあります。
報われないまま時間ばかり経過してしまうので転職を考えた方が良いでしょう。
結果が出せていない
シンプルに会社が求めている結果が出せていなければ、評価はされません。
例えば営業職で働いている人が契約を取ってこれずに以下を言っても通用しないのです。
確かに契約を取る上では必要な行動であることは間違いありません
ただ頑張っても頑張らなくても「契約1件」に差はありません。
過程やプロセスも大事にはなりますが、求められている結果に直結しなければ意味がないと捉える経営者もいるでしょう。
転職理由が会社に評価されないことを上手に伝える3つの方法※例文あり
それでは具体的な評価されないことを上手に伝える方法について解説していきます。
内容は以下の通りです。
次節より一つずつ解説していきます。
面接先の企業の評価制度を褒める
前職で評価されなかったことを含めて面接先の企業の評価制度を褒めるのは効果的。
あくまでも自分に非がないことを伝えていきましょう。
例文は以下になります。
正直に伝えること、そして面接先の企業の良い点を合わせることでポジティブな印象を与えられます。
正直に伝えることは決して悪い印象ではないかと。
もし正直に伝えて印象が悪いと感じる企業があれば、その企業は同じような評価制度を採用しています。
蓋を開けてはじめて分かるリスクよりも事前に知っておくことでストレスも軽減できますよ。
前職の悪口や批判は口にしない
正当な評価を得られなかったからといって、前職の悪口や批判は口にしないでください。
評価されないことがネガティブに伝わることで、以下のマイナス印象をもたらします。
このように面接では一瞬の一言で人間性を決められてしまうことがあるのです。
前職の良くないところをアピールするよりも、それを受けてプラスに変えていける人を採用したいですからね。
また転職活動が上手くいかない時のメンタルコントロールについて、以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。
客観的に分かるアピール内容
「評価されなかった」と伝えるだけでは説明不足で本来の魅力が伝わりきれないですよね。
以下のようなトピックで具体性を持って、話せることが良いでしょう。
結果を伝えた後は中身のボリュームが重要です。
結果達成のためにどんな行動を取ったのか、その行動に対する会社や上司の反応などを伝えていきましょう。
面接先の企業からすれば、「こんなに優秀な子が来てくれれば助かる」となるはずです。
その経験があったからこそ今があると数年後の自分を想像して俯瞰的に今の自分を見てください。
転職先は仕事を真面目に頑張ってくれる人材を放っておきませんよ。
まとめ ~転職は給料よりもやりがいを求めた方が幸せになる~
以上、転職理由が会社に評価されないことについて様々な情報を解説していきました。
評価されないことで「昇進できない」「給料が上がらない」など待遇面で不満を感じた方も多いはず。
なぜかというと、給料自体は他に副業を頑張るなど別の面でカバーできます。
自分の時間を捻出すれば年収のアップはたやすいでしょう。
ですが、心の満足度を満たすためにはやりがいを求めることが大切です。
そしてやりがいを感じれるようになるためには、変化をし続けることが必要不可欠。
挑戦、勉強したいことなど「自分発信」の行動ができる職場を選ぶことがポイントになりますよ。
幸せな転職活動になることを祈っております^_^
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