仕事で心身共に疲れ果てた。何もしたくない原因と対処法を徹底解説!

仕事
「もぅ疲れ果てました、退職一歩手前です」

「やりたくない仕事朝から晩まで残業して、休みも1日しかありません」

「上司からも命令と責任のプレッシャーで潰されそうです」



このように誰にも相談できず、辛くて正直な泣きたい人もいるでしょう。


もう頑張れないと思いながら、自分を奮い立出せて何とか毎日過ごしている方も多いはず。



当記事では仕事で心身共に疲れ果てた方へ、何もしたくない原因と対処法について解説していきます。

さらに疲れ果てた時に見つめ直してほしい3つのことも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。



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仕事で心身共に疲れ果てた。何もしたくない5つの原因とは


業務量の過多、サービス残業、職場の環境や人間関係など身体的・精神的な疲労を感じている方は多いですよね。


結論から言うと労働の仕方に疲労の原因が隠されています。


では具体的な仕事で心身共に疲れ果てた人が何もしたくない5つの原因について下記を解説していきます。

  • 原因①表層演技
  • 原因②深層演技
  • 原因③バーンアウト(燃え尽き)
  • 原因④感情の管理
  • 原因⑤会社との信頼関係



原因①表層演技


まずは表層演技について解説していきます。


表層演技とは外見の表情や振る舞いを意識的に作り上げることです。


取引先やお客様に理不尽なことを言われても、笑顔を繕って関係性を保持するために頭を下げるなどの行為を指します。



心で感じたこととは真逆のことであっても、会社・社会・人間関係のために世間体を保つことに使われているのが表層演技です。


思ってもいないお世辞や謝罪をするなど事実と違うことに感情が振り回されて疲れてしまいます。

原因②深層演技


続いて深層演技についてです。


深層演技とは簡潔に言うと役者のように感情を思いこませ「なりきる」ことです。


例えば私で言うと根は暗くて家にいたい根暗タイプです。


ですが、携わっていた営業職ではアウトドアが好きで明るく、人とのコミュニケーションが好きで親切というキャラクターを作って演じていました。


それは一般的にウケがいいキャラクターの方が契約も取れて、良好な人間関係が作れると思ったからです。


このように場面に応じた適切な感情を自分に落とし込んで表現することは、普段の自分とは違う自分に疲れてしまう原因の一つと言えるでしょう。

原因③バーンアウト(燃え尽き)


目標を達成するために一心不乱に仕事に邁進して、達成後になにもやる気が起きなくなることをバーンアウトと呼びます。


これは組織での環境や個人でのプレッシャーなどあらゆるストレスや感情労働が限界に達したことによって起こります。


車で言うとガソリンが入っていないのに、何とか走って運転している状態です。

既に燃え尽きている心と身体が復活できず、疲れ果て何もしたくなくなってしまいます。


原因④感情の管理


感情労働の「感情」が管理できていないと疲れ果てるまで自分を消費してしまうことに繋がります。


感情をどのように管理するかは「自分の感情にできるだけ素直になる」がシンプルな回答です。


無理のない表情や行動、ストレスを感じ過ぎないラインを自己決定で定めておくと良いでしょう。


原因⑤会社との信頼関係


会社との信頼関係が崩れていると、様々な面でストレスを感じます。


何のために頑張っているのか分からず疲れ果ててしまうケースは近年多いでしょう。


例えば以下のようなケースで心と身体のバランスが乱れることが考えられます。

  • 現場も知らない上司が好き勝手言って仕事のやり方を決めてしまう
  • 頑張りよりも人の「好き・嫌い」で評価が変化する
  • 頑張る社員よりも頑張らないサボる社員が多く疑問を感じる
  • 何の根拠もない高い目標や成果を求めてくる無能な経営陣


いくら頑張っても見合ったものが得られないのであれば疲れ果てて当然です。


仕事が割に合わない
という方は以下の対処法を参考にしてみてください。


仕事で心身共に疲れた果てたらやるべき4つの対処法


本来であればストレスを抱えない環境に身を置くのが一番ですが、中々簡単にそうはいきませんよね。


生活のため、家族のため、未来とためと何かしらの理由を持って働かざるを得ない方も多いはず。


では仕事で心身共に疲れた果てたらやるべき4つの対処法について下記を解説していきます。

  • 業務量やタスクの見直し
  • 自然の周波数を浴びる
  • 陽の光を浴び散歩する
  • 睡眠の質を高める



業務量やタスクの見直し


疲れ果てられるということは、ある意味そのぐらい仕事を頑張ってやり切れる人です。


突き詰めて仕事に没頭している状態が長く続いているとも言えます。


だからこそ、普段対応している業務量やタスクの見直しを行ってください。


どんなに忙しかったとしてもやらなくていい仕事や効率の悪いことは存在します。


頑張りすぎてしまう人ほど一人で仕事を抱えがち
なので、以下を参考にしてみてくださいね。


自然の周波数を浴びる


田舎で働いている方よりも都会で働いている方の方が一般的にストレスが高いですよね。


高いビル、人込み、疲れた顔、騒音など都会は気が休まらないことばかり。


疲れ果ててしまっている方は都会には無い自然の周波を感じるようにしてみてください。



木々の緑が風に揺れる音や水辺の音がストレス軽減の効果があるとうたわれています。



自然に行くのが難しいという方は、週に1回でも都心部でも噴水がある公園に20分ほど滞在してボーっとしてください。

もし車で山や自然の場所に行けるのであれば週に1回、1時間~2時間ほど滞在できると理想です。



自分より大きな存在を目の当たりにすると考えていたことがどうでもよくなるという原理です。


海を見たときに「何て地球は大きいのだろう」と悩んでいた自分がバカバカしくなる理論に近いかもしれませんね。

陽の光を浴び散歩する


モチベーションの維持や意欲低下を防ぐ為に陽の光、散歩などの運動は効果的です。



まずは陽の光と運動がどのようにメンタル的に良い状態を保てるのか解説していきます。

陽の光によるメリット(1日5~10分でもOK)
  • セロトニンの活性化で感情が穏やかに幸福度が上がる
  • ビタミンDで免疫力向上



続いて散歩など運動によるメリットです。


散歩など運動によるメリット
  • セロトニンという神経伝達物質が分泌されリラックスできる
  • 代謝が良くなり体質改善ができる 
  • 血流が良くなり疲れづらくなる


このように脳内物質を効果的に出すことで、身体も健康になり、精神が安定した状態を作ります。


陽の光を浴びる、散歩をする、ちょとした習慣を作れれば上手くリフレッシュできますよ。

睡眠の質を高める


疲労が取れきれずに日々疲れを蓄積してしまうのであれば、睡眠の質を見直す必要があるでしょう。


睡眠の質が悪い方によくある傾向
は以下の通りです。

  • 夜中に何度も起きる、トイレに行く
  • 仕事が休みの日に寝試している
  • 寝る前にスマホをいじって動画やSNSを見るのが日課
  • 10時~22時の成長ホルモン分泌時間には寝れない


このような睡眠生活を送っているのであれば、健康的な睡眠とは言い難いです。


質の良い睡眠は時間だけで考えてはいけません。

毎日同じ時間に起床、就寝と体内時計を整えてください。



理想は22時~26時の間は寝ていて8時間睡眠ができていることです。



そして遅くても寝る2時間前に食事やお風呂は済ませておいてください。


体温をきちんと下げて胃を休ませる必要があります。

また交感神経を優位にしないようにできるかぎり就寝前はスマホいじりをスパッとやめてください。


朝起きたらカーテンを開けて太陽の光をしっかり浴びて身体を覚醒させましょう。

仕事で心身共に疲れ果てた心がフッと楽になる偉人からの名言集




最後に仕事で疲れ果てたあなたに贈る偉人からの3つの名言集について紹介していきます。


  • スティーブ・ジョブズ
  • イチロー
  • フェデリコ・フェリーニ



枯れ果てている心が少しでも活力を取り戻すきっかけになれば幸いです。

スティーブ・ジョブズ


まずはアップル創業祭のスティーブ・ジョブスの名言から紹介していきます。

最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ。


ジョブスと言えば有名な話が「着る服を選ぶ時間を排除する」ことでしたね。


他にも落ちている1万円を拾う時間があれば、拾う間に1万以上稼げるビジネスを考えるだけという話もあるぐらい「時間が有限である」ことを理解した名言です。

イチロー



続いては皆さんお馴染みのイチロー選手の名言ですね。

壁というのは、できる人にしかやってこない。

超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。


何度も困難な状況を地道な努力で叶えてきた「努力の天才」とはイチロー選手のことですね。


一発で状況を好転させることは難しくても、日々の積み重ねでブレない将来を描くことができるという名言でした。

フェデリコ・フェリーニ


最後に映画監督兼脚本家のフェデリコ・フェリーニの名言です。

始まりと思うのも自分、もう終わりだと思うのも自分。


自ら「限界」と思わなければ、成功まで何度でもチャレンジできるのが人間です。


夢を叶えずに終えてしまうのも自らの「意思」がもたらすもの。


いつでも自己決定によって道を決められる前向きな名言でした。

「何もしたくない」「もう仕事できない」「辞めたい」と疲れ果てた時に見つめ直してほしい3つのこと


疲れ果ててしまうとネガティブな感情に支配されてしまいがち。


「何もしたくない」「もぅ仕事したくない」「仕事辞めたい」
と思考が嫌なもので埋め尽くされてしまいます。


本章で疲れ果てた時に見つめ直してほしい3つのことについて下記を解説していきます。

  • 今の仕事が人生の全てではないと理解する
  • 選択肢を見つめ直し「一番優先」したいことをする
  • 今の会社で得れるもの、失うものを書き出す



選択肢が狭まると苦しさから抜け出しづらくなってしまうので、最後まで読むことをおすすめします。

今の仕事が人生の全てではないと理解する


お金がないと生活ができないから多くの方が仕事をしますよね。


お金の出どころ、収入を一つの柱で形成していると期待を裏切られたときに苦しくなります。



例えばローンを組んでいてボーナス払いにしていたのにボーナスが下がって貯金から支払うなど将来に不安を感じるケースも経済状況で増えていきます。

人間のストレスの多くは「妄想」によるものが多く、起こってもいない嫌な未来を想像することで様々なことが嫌になってしまうのです。



今の会社、今の仕事が全てではないことを頭に入れておくと気持ちが楽になりますよ。



副業でも転職でもどんな形でも構いません。


収入の柱が分散できることが分かると「どんな道でも選べる」選択肢がストレスを緩和します。

選択肢を見つめ直し「一番優先」したいことをやる


「何もしたくない」「辞めたい」と感じるのであれば身体の反応に素直に従って休養することをおすすめします。

疲れ果ててしまう現象は、恐らく今の会社にいれば何度も繰り返されるでしょう。


ですが、簡単にやめることができない義理人情が日本人の性質とも言えます。


自分を見つめ直したい時に「一番優先したいもの」を選択してみてください。



休みたいなら休む、転職したいなら転職する、ストレスを受けならストレスがない環境を選ぶなど、自己選択によってネガティブな考えが改善されることが多いです。

結局のところ嫌な方向に導いてしまっているのも自分です。


今の会社で得れるもの、失うものを書き出す


人生の時間は誰しも有限です。



ずっと働くことはできず、いつかは皆が老人になります。


働ける間にあなた自身が求めている「得たいもの」が今の会社で得られるのか、そして会社に所属することで「失われるもの」をノート半分に書き出してみてください。

静に客観的に書く出すことで、自分自身の考えがまとまります。



得れることよりも失うものが価値が高いと感じるのであれば、時間を無駄にしないよう転職も視野に入れていく方が豊かになる選択と言えるでしょう。



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まとめ ~仕事に疲れ果てないコントロールはできる!~



以上、心身共に疲れ果てた人が仕事を辞めたい原因と対処法について様々な情報を解説してきました。



疲れ果ててしまう原因は「感情労働」が考えられるということでしたね。



仕事をしている以上、人間関係からは切っても切り離すことができませんがストレスがない人間関係を心掛けることで疲れ果てる根本から回避できるでしょう。



真面目だからこそ、他人の意見や表情に合わせて良い状態を保とうとしてしまいがちですよね。





人間のメンタルの状態は周りの環境に依存してしまいます。



そして自分と違い過ぎる人間が周りに大勢いると病みやすくなってしまうのです。


本当に自分に合わない職場であれば辞める選択肢も必要です。




キャリアアップは一つの会社でしかできないわけではありません。




合わない人たちに時間や感情を合わせるほど、あなたの人生は安っぽくありません。



そして環境によって自分が過ごしやすくなるのであれば居場所を変えればいいのです。







じめじめした太陽も入らない部屋に住んでいたら暗くなるように、過ごす場所によってあなたの疲れ具合がポジティブなものに変化していけることを覚えておいてくださいね。




もしご覧のあなたが20代であれば以下の記事を合わせて参考にしてみてくださいね。





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