「プロ意識が高い人と低い人の違いって何ですか?」
「プロ意識を持つためのコツが知りたい!」
このようにどのようにプロ意識を身につければいいのか悩まれているのではないでしょうか。
上司や取引先に「プロ意識を持て!」と言われても、何から始めればいいのか分からず困っている人も多いはず。
そこで当記事では仕事のプロ意識が持てない人と持っている人の決定的な5つの違いとはについて徹底解説していきます。
さらに簡単に仕事のプロ意識を高める5つのコツも紹介しているので参考にしてみてください。
仕事のプロ意識が持てない人と持っている人の決定的な5つの違いとは
結論からいうとプロ意識を持てない人と持っている人の違いに気付かないと、プロ意識は持てません。
具体的にどのような考えを持ち行動に移しているのかを知ることで、変わるきっかけになります。
それでは仕事のプロ意識が持てない人と持っている人の決定的な5つの違いについて下記を中心に解説していきます。
- どんな仕事にも意味を持たせる
- 成長するために必要なことを考えている
- 仕事の決定権を自分で持っている
- ゴールから逆算して準備ができている
- 利用者のターゲットがハッキリしている
どんな仕事にも意味を持たせる
仕事のプロ意識が低い人と高い人の決定的な違いの一つ目は「どんな仕事にも意味を持たせる」です。
仕事をしていく中で、イメージと違う、やりたい業務に取り組めないこともあるでしょう。
もしかしたら満足いかないことを人のせいにする人、環境のせいにする人もいるかもしれません。
何かしらの理由があって「将来に役立てよう」とコツコツと乗り越えているのです。
このように自分自身に与える言葉もネガティブな情報ではなくポジティブな情報を選びます。
無駄にしてしまうのはいつだって自己決定であることに気付いているからでしょう。
成長するために必要なことを考えている
仕事のプロ意識が低い人と高い人の決定的な違いの二つ目は「成長するために必要なことを考えている」です。
成果を出せること、満足いく結果が出ることだけが成長ではありません。
想定内でうまくいくことで得られるものは少ないのです。
何かにチャレンジし、失敗することが経験値を積むということ。
その回数が少ない人は成長速度も遅いですし、回数が多い人は成長速度も速まるでしょう。
仕事の決定権を自分で持っている
仕事のプロ意識が低い人と高い人の決定的な違いの三つ目は「仕事の決定権を自分で持っている」です。
プロ意識の低い方は「やらさせている」感が強く、他人のレールを生きているにすぎません。
一方でプロ意識の高い方は「やる」と自分で決めているので、自分のレールで生きています。
例えば雨が降った時に「最悪だ」と感じる人もいれば、お気に入りのレインブーツがはけると良い1日にするかは捉え方次第。
自分で物事をどのように決定していくかで価値が変わるということです。
目の前に起きている状況をマイナスにするのもプラスにするのも自己決定に他なりません。
ゴールから逆算して準備ができている
仕事のプロ意識が低い人と高い人の決定的な違いの四つ目は「ゴールから逆算して準備ができている」です。
プロ意識が低い人はただ目の前にある仕事をこなしてしまいがち。
何のために必要なのか、実現するためにはどのような行動を取るべきかを理解しているのです。
結果を先に決めているため、質の良い準備が必然的にできます。
イレギュラーなことが起きたとしても、事前の準備の応用ができるため臨機応変に対応も可能です。
具体的にゴールからどのように逆算して仕事を構成するのかについては以下を参考にしてみてくださいね。
利用者のターゲットがハッキリしている
仕事のプロ意識が低い人と高い人の決定的な違いの五つ目は「利用者のターゲットがハッキリしている」です。
誰のためにこの仕事をしているのか、仕事の奥の人を考えて行動できているということです。
何でこんな仕事しなくちゃいけなんだよ。
このような不満の意識で取り組むのがプロ意識が低い人です。
これなら喜んでもらえるぞ。
ターゲットがどうしたら喜んでくれるのかを考えられるのがプロ意識の高い人です。
さらに社会の役に立っていることを実感できることはモチベーションも維持しやすいです。
この意識の違いで、自分の幸福度を下げることも上げることもできます。
仕事のプロ意識が持てない5つの原因とは
結論から言うとプロ意識が持てない人の共通点は「当事者意識」が低い人です。
どこか自分事に捉えられず、「やらされている感」で仕事をしていてはプロ意識は持てません。
では具体的に仕事のプロ意識が持てない5つの原因について下記を確認していきましょう。
責任を取りたくない
仕事をしていればうまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますよね。
どちらかと言えばうまくいかない、失敗してしまうことの方が多いかもしれません。
ですが、責任を取ることを恐れていては仕事へのプロ意識は持てません。
上記のような心理が働き、自分可愛さにプレッシャーから避けていきます。
その反面、「自分は頑張っている」と認めて欲しい承認欲求が強い方も多いでしょう。
認めてもらえなかった何かが逃げる癖になってしまっているのかもしれませんね。
他力本願
「どうせ誰かがやってくれるでしょう」と自ら行動しない方はプロ意識が持てません。
先に動いて損をしたくないので、他力本願になってしまいます。
さらに他力本願の人は以下のように原因を求めます。
自分の内側に問いかけるのではなく、外部のせいにして思考を停止してしまうのです。
このように言い逃れが癖になっている人は他力本願の傾向が強いでしょう。
最後までやり切れない
「どうせ頑張っても」と最後までやり切る力がない方はプロ意識が持てません。
なぜなら自らうまくいかないゴールを設定してしまっているからです。
要するに途中で諦める癖がついてしまっています。
このように頑張らなくてもいい理由を無意識に並べてしまう傾向もあるでしょう。
周りの目を気にしすぎる
他人の行動や意見にばかり合わせて自己主張できない人は仕事のプロ意識が持てません。
多数決の多い方を選択し、安全な場所に自分を置きたがります。
反対にプロ意識がある人は少数派に周り、違うことには「NO」を言える人です。
このように他の誰かの目を気にして仕事をしてしまい、自己表現は二の次になってしまうでしょう。
そして他人の目を気にするということは、ある意味で自己防衛本能とも言えます。
出る杭は打たれるではないですが、輪を飛び出すことで批判されてしまうことを考えてしまうでしょう。
言い訳が癖になっている
何かにつけて言い訳が癖になっている人はプロ意識が持てません。
言い訳をするということは、自ら責任を取りたくない表れでもあります。
上記が口癖になっている人は自身のミスや問題を認められず、向き合うことから逃げている傾向にあります。
あたかも「自分には関係ないので」と言わんばかりの言い訳をしてくるでしょう。
自分のことを理解してほしい、分かって欲しいという自己愛が強い人に多い傾向とも言えます。
仕事のプロ意識はいらない?それとも必要?
様々な考え方がありますが、私個人としてはプロ意識は必要だと感じています。
例えば5つ星ホテルに泊まりたいと思ったときの動機は「一流のサービスが受けられる」からですよね。
恋人や夫婦の結婚記念日に良いレストランを予約するのは「プロの美味しい料理を堪能したい」からです。
このようにプロ意識がなければ、満足を得ることも満足させることも叶いません。
仕事においても意味を感じれないと、毎日嫌な思いをして満員電車に乗ってつまらない仕事を終えるだけの1日の繰り返し。
人生の時間は平等で全員に有限です。
限りある時間の中で、人生をどう輝かしていくのか、プロ意識は日常を彩ることにも繋がります。
簡単に仕事のプロ意識を高める5つのコツを身につけよう!
それでは簡単に仕事のプロ意識を高める5つのコツについて徹底解説していきます。
内容は下記の通りです。
次節より詳しく解説していきます。
当事者意識を持つこと
当事者意識とは仕事に関わっている関係者の自覚を意味します。
仕事の一員である自覚が生まれることで自主性が生まれ、自ら進んで行動できるようになります。
「自分には関係ない」ではなく「自分だったらどうする」という視点で物事に向き合うことができます。
この自己解決力を高めることがプロ意識には必要と言えるでしょう。
全て自己責任マインド
仕事では様々な問題が起きますが、誰かのせい環境のせいにすることは一番楽な選択と言えます。
なぜなら自分以外の何かに責任を押し付けることで、思考を停止できるからです。
どんなことがあったとしても自己責任マインドを持つことがプロ意識です。
自己責任マインドにすることで、原因に対して自分と向き合うことができ今後の糧に繋がります。
- 失敗した箇所はどこだったのか
- 成功するためには何が必要なのか
自己責任を持つことで、仕事に対して冷静な判断が行えるようになります。
自分の決断で仕事を始めること
仕事を始める前に自分が決断したコトという認識を持ちましょう。
やらされる仕事ではなく、やる仕事で自分のモノに変わっていきます。
きちんと自分を納得させてあげることで、仕事への満足度を追求できるのもプロ意識の一つです。
そしてプロ意識の高い人は「○○を達成する」と先にゴールを決めて行動していきます。
ゴールが決まれば後はそこに向かって走り出していくだけです。
5w1hで仕事の構成を組む
5w1hとは業務に必要な情報を最適化させ質を高めることです。
以下のように構成することで、仕事の全体像を詳細にはっきりさせていきます。
- When(いつ)~時間・期限・期間~
- Where(どこで)~場所・ファイル・保管先~
- Who(誰が)~対象・主体者~
- What(何を)~行動・物・結果~
- Why(なぜ)~意味・理由・動機~
- How(どのように)~手段・方法・戦略~
このように客観的に可視化して仕事を見ていくと、問題解決の糸口がつかめてきます。
またコミュニケーションを図る上でも共通の認識が持てるため、スムーズに進行するでしょう。
実際の例文やテンプレートについては以下でまとめているので、参考にしてみてくださいね。
自分がどうなりたいかキャリアビジョンを持つこと
プロ意識を持つために自分がどうなりたいのか、何を成し遂げたいのかビジョンを持ちましょう。
何となく仕事をこなしていては何となくのものしか手に入りません。
目的を持って仕事に取り組むと必要な情報も精査でき、無駄な時間を減らしていくことが可能となります。
数年後にどうなっていたいのか、そのために何をすべきなのか、自己年表を書いてみてください。
そしていつまでに何をするのか機嫌を明確にすることで行動の質が高まります。
仕事の将来を決めるキャリアビジョンの3つの書き方については以下を参考にしてみてください。
まとめ ~プロ意識を持つ方が仕事は楽しさの追求できる~
以上、仕事でプロ意識を高めるコツについて様々な情報を解説してきました。
コツは分かったけど、自分にはプロ意識を持つのは難しいかも。
このように感じる方は、職場内でプロ意識が高いと思われる方の真似から始めてみてください。
- コミュニケーションの取り方
- 仕草や応対のやり方
- スケジュール管理やタスク整理
- 行動するタイミングや仕事への捉え方
上記のように真似はできるところからで構いません。
プロ意識が高い人が何を考え、どのように仕事に取り組んでいるのかを知っていくことが大切です。
話し方・行動・考え方など身近で体験できますし、実際に仕事振りを近くで見る良い機会です。
そして最初からプロ意識を持っている人はいません。
少しの積み重ねが今に繋がっているので、まずはできることから焦らずコツコツ取り組んでみてくださいね。
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