「ピンチとか逆境に強い人ってどんな人ですか?」
「仕事のピンチを最短で切り抜ける方法があれば知りたい!」
このように現在進行形でピンチに向き合わなければいけない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
一体何から手を付ければピンチを切り抜けらけれるのか、どうすれば丸く収められるのか知りたい人も多いはず。
そこで当記事では仕事のピンチを乗り越える5つの切り抜け方について徹底解説していきます。
仕事のピンチの切り抜け方が上手い逆境に強い人の3つの特徴とは

結論から言うと、ピンチが起こった際に逆境に強い人の共通点はリアリストであることです。
自分の都合の良い解釈ではなく、きちんと状況を客観的に判断する力が必要でしょう。
それでは具体的に仕事のピンチの切り抜け方が上手い逆境に強い人の3つの特徴について下記を解説していきます。
現実主義の人
現実主義者とは現状をきちんと把握できる人です。
その際に「自分は悪くない」と正当化したくなりますが、自己防衛に回ってしまうと問題がややこしくなってしまいがち。
主観的ではなく客観的に物事を捉え判断でき、かつネガティブな情報に目を向ける必要があります。
現実的にその問題に解決策を見いだせる人は逆境にも強いと言えます。
楽観的に考えられる人
楽観主義と聞くと「何とかなるだろう」と思って何もしない人と思われがちですが、そうではありません。
ピンチに対してネガティブになり過ぎない人を意味します。

大変なことになっちゃった。あぁーどうしよう、終わった。
このように落ち込みすぎてしまっては本質に向き合うことができませんよね。

このピンチさえ乗り切れれば、〇〇のメリットがあるな!
上記のように起こっている状態を解決し、プラスに働くことを考えることが逆境に強い人と言えます。
仕事のできる人だけが知っているピンチをチャンスに変える方法は以下を参照してみてください。
分析・行動ができる人
ピンチが起こった際に、向き合うことが嫌で放置する時間がなければ長いほど問題は悪化するもの。
またピンチの時間が長いと家に帰っても頭の中で嫌な想像ばかりを巡らせてしまい、メンタル的にもデメリットばかりですからね。
そして逆境に強い人は以下のようにピンチを捉えます。
このようにピンチへの情報分析と現状把握、さらに行動に移すための具体案について考えます。
起った問題への分析と行動が早いと、相手方も真摯に向き合ってくれていると信用度は高まるでしょう。
仕事のピンチの切り抜け方でやってはいけない2つのこと

ピンチを迎えた際にあることをやってしまうと沼にハマって問題をややこしくしてしまうことがあります。
本章では仕事のピンチの切り抜け方でやってはいけない2つのことについて下記を解説していきます。
現実逃避に逃げる
ピンチを悪化させてしまう原因の一つ目は現実逃避に逃げることです。
- どうしたらいいのか分からないから考えるのやめよう
- 私には無理だし、できないから誰かが動くまで待とう
- どうしてこんなことになっちゃったんだろう
- 私は悪くないのに何で対応しなくちゃいけないの
- 〇〇のせいでこんなことになってるのに
このように自分を責め、他人を責め思考停止している現実逃避の人は多いのではないでしょうか。
落ち込むのは簡単ですし、誰かのせいにすれば気は楽になるでしょう。
ですが、それでは問題が一ミリも解決に向かっていません。
現実逃避すればするほど、ピンチは大きくなり周りを巻き込んでいってしまうことにも繋がるのです。
何とかなる精神で何もしない
「何とかなる」という前向きな精神は大事です。
ですが、何とかなると思って何もしなければ状況は変わりません。
受け身、受信型の人は特に周りが動き始めてくれるまで自ら行動、発信をしませんよね。
上司や先輩に叱責されて、ピンチだと気付いて行動する人は意外と多いのではないでしょうか。
実際に私の管理していた部下でも「大丈夫ですよ」と言いながら取引先は大激怒しているなんてことがあったぐらいです。
ネガティブになるほど敏感になり過ぎる必要はありせんが、行動しなければどうにもならないことは理解しておくべきでしょう。
仕事のピンチは精神論・根性論で乗り越えても意味がない!

ピンチが起こった際に精神論や根性論でアドバイスする人もいますが、それで乗り越えたとしてもあなたのプラスにはなりません。
何となく切り抜けたところで、また同じようなことが起こり対処できなければ意味がありません。
「頑張って乗り越えれば」「ここを耐えれば次はきっと」「感謝しながら対応しよう」など自己犠牲に近い都合をつけないように心がけましょう。
- 何に立ち向かわなければならないのか
- どこが障害になっているのか
- どこまでやったらクリアになっていくのか
このように明確にしていくことで根拠が生まれます。
今後同様のピンチが起こったとしても過去の経験値から対応が楽になるということです。
これが上手に対応できる能力を高めるポイント言えます。
では次節より具体的なピンチの切り抜け方について見ていきましょう。
仕事のピンチを乗り越える6つの切り抜け方とは

ピンチの切り抜け方で大事なことは自分の力でも解決することができると思える根拠を作ることです。
精神論や根性論ではなく、ピンチに立ち向かうものを明確にすることが必要不可欠。
それでは具体的な仕事のピンチを乗り越える5つの切り抜け方について下記を中心に解説していきます。
上司や先輩に真っ先に報告・相談する
ピンチに陥るということは過去の経験で対応が難しいということ。
会社の先人である上司や先輩に真っ先に報告し、相談してみてください。
上司や先輩に報告・相談するメリットは以下の通りです。
自分の身を守る上でも上司や先輩など協力者を得ることが重要と言えます。
さらに相談することで、 上司や先輩の過去に得た経験を数分で知ることもできるため効率的です。
ピンチを報告・相談することに後ろめたさを感じるかもしれません。
ですが、問題を最短で解決することが優先順位の最上位であることを理解しておきましょう。
立ち向かうべき問題を明確にする
ピンチを切り抜ける際に考えなければいけないことは問題を明確にすることです。
自分が何に向き合わなければならないのか、何を対応しなければならないのかを明確にします。
きちんと把握し、どこに問題があってどうしたら解決できるのか、最適解を探す確率を高めていきましょう。
時間を置かずに早期対応
例えばお客様が自社商品を利用した結果クレームを受けたとします。
お客様の心理としては以下のことが言えるでしょう。
損をした気持ちが大きいため、感情的になっているケースは多いですよね。
感情的になっているからと言って相手の熱が冷めるまで待ってしまうと、対応の遅さが不信感に繋がります。
クレームを言ったお客様自身はあなたの言動ではなく行動を見ています。
そして損をしたことへの誠意が見られなければ、このピンチは切り抜けられないということです。
きちんと対応ができれば、「〇〇さんはすぐに対応してくれて安心できた」と商品への信頼価値に変わります。
さらに良い噂を広めてくれる可能性も高いので、ピンチの先を考えると良いでしょう。
変なプライドは持たない
ピンチを迎えた際に問題の解決が遅くなる原因の一つがプライドを守ってしまうことです。
このように自分を優先していては問題の本質から遠ざかってしまいます。
自分可愛さの変なプライドは捨てましょう。
意地を張ったり、虚勢を張ったり、損をしたくない気持ちも分かりますが優先すべきはピンチを切り抜けること。
大人の対応で上手にピンチを切り抜けた方が印象も評価も良くなりますよ。
切り抜けた先の未来を考える
なぜピンチになったのか、原因に目を向けることは大事です。
ただネガティブになり過ぎてしまっては行動が億劫になってしまうでしょう。
逆境に強い人ほど前向きにとらえてピンチをチャンスに変えていくものです。
このようにピンチを自分にとって良い出来事に変えていくことが大切です。
転職や部署異動を希望する
あまりにも理不尽なピンチなど対応する価値もない場合もあるでしょう。
やってもいないことで言いがかりをつけられ、悪くもないのに謝らせるような会社であれば今後が不安になっても仕方ありません。
環境が変わることで、同じようなピンチを迎えない仕事もできる可能性もあるのです。
またピンチを引き起こす会社の体制にも問題があるケースもあります。
同じような事例で何度もピンチになっているのであれば、改善する気がないかもしれません。
改善する気がないということは成長する気がないのと等しいので時間に無駄になってしまいます。
もしピンチのストレスで部署異動を希望されるのであれば、以下のまとめを参考にしてみてくださいね。
まとめ ~ピンチを良いものに変えていく意識が大事~

以上、仕事のピンチを乗り越える切り抜け方について様々な情報を解説してきました。
ピンチになると落ち込みますし、精神的にもナーバスになりますよね。
ですが、大事なことはこの出来事をどのように良いものにして行く意識が持てるかです。
「つまらない」と決めつけながら取り組んだことはつまらなく終わってしまいますよね。
嫌な思い出を増やしたい人はいませんし、嫌な思い出にさせているのは自分の考え方です。
短気的に見ればピンチはネガティブに見えるかもしれません。
ただ良い出来事に帰る意識があれば、長期的に見るとポジティブなものに変わっていきますよ。
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