「努力する気にもなれないし、頑張りたい気持ちも湧かない、このままでいいのかな?」
「興味のない仕事を覚えるコツがあれば知りたい!」
このように生活していくために興味のない仕事を選んだものの、全然仕事が覚えられない人も多いのではないでしょうか。
社会人としても最低限のことはと思いながらも、興味がないため仕事に身が入らないですよね。
そこで当記事では仕事に興味ない30代へ!興味ない仕事を覚えるメリットとデメリットについて徹底解説していきます。
仕事に興味ない30代へ!頑張る気になれない5つの原因とは

興味のない仕事を頑張れない原因の根本は目的がないためです。
学生時代と異なり社会人になると目的は自ら作らなければ仕事に意味を持たせることができないのです。
それでは具体的に仕事に興味ない30代へ!頑張る気になれない5つの原因について下記を解説していきます。
入社前の理想と現実が違い過ぎる
「〇〇が好きでこの業界を選んだ」「〇〇で感動を届けたくて」など入社前には何かしらの期待を持っていた方も多いでしょう。
上記のように抱いていた理想と現実のギャップで興味や関心がそがれてしまう場合も珍しくありません。
好奇心が満たされず、面白そうと思えなくなると仕事自体が「嫌なもの」に変わってしまいます。
やりたくない仕事を覚えることが苦痛に変わり、ストレスを溜め込んでしまうことも。
希望の会社に入れなかった
就職活動では誰もが希望の会社に入社できるわけではありません。
どんなに願ってどんなに努力をしても「縁」がなければ入社できないこともあります。
なぜなら面接官は能力よりも社風に合うかどうかを重要視しているからです。
その結果、第二希望や第三希望と妥協した会社を選ばざるを得なくなってしまいます。
最初のモチベーションが低いため、中々身が入らずに業務に前向きなれず覚えることができなくなってしまいます。
特に目標も夢もない
目標や夢もない場合は、仕事への目的がないため充実感・やりがいなどは感じづらいでしょう。
生活のためと割り切れたとしても、業務内容を覚えるための意欲は低いため記憶に定着しません。
「何のためにこれ覚えなきゃいけないんだろう」と思いながら、仕事を進めていけば覚えられるものも覚えられなくて当然です。
体裁が守られればどこでも良かった
とりあえず「無職」「フリーター」にならないならと内定を受け入れた人もいるでしょう。
業界の興味や関心ではなく体裁を守ることを選んだ場合は、業界への関心や興味も低いです。
実際に働いてみると、ますます興味が持てなくて会社に行くことすら億劫になる人も。
教育係に指導されても、どこか上の空で身が入りづらいでしょう。
尊敬できる上司や先輩がいない
会社の上司や先輩の数年後のあなたの未来です。
何年も会社に勤めた先に待っているものが、なりたい人ではなく尊敬できなかったら落ち込みますよね。
上に行けば行くほど忙しくなり残業ばかりして辛そうな顔をされたら、同じようになる可能性は高いでしょう。
仕事を早く覚えればやらされることも増え、定時に帰れる日が少ないと分かったら頑張れませんからね。
仕事に興味ない30代へ!時間を無駄にしない5つの対処法

つまらないなぁーと思いながら毎日電車に乗って仕事を8時間もするのは辛いですよね。
仕事に興味はないけど時間を無駄にしない5つの対処法は下記の通りです。
次節より一つずつ詳しく解説していきます。
仕事に意味を持たせる
「この仕事意味あるのかよ」と思えばどんなことでも無意味になります。
そして学生とは異なり社会人は自ら進んで物事に意味を持たせていかなければなりません。
他人が何か与えてくれることも減り、様々な機会を作るのはいつでも自分次第ということです。
ずっと同じ会社にいるつもりがなくても、次の転職に向けたレベルアップは必須です。
転職時は前職でどんなことをしてきたか、実績など必ず聞かれますからね。
生活のためと割り切る
仕事に興味がなかったとしても勤めていれば毎月の生活費は確保できます。
そして最低限仕事を覚えてさえしまえば、安定した収入は得られるので「生活のため」と割り切ってください。
オンとオフがきちんとできていれば会社への不満やストレスを引きずることも減ります。
頑張らずにダラダラ楽しく過ごしていくことも精神衛生上良いでしょう。
目的な目標が見つかったら頑張ればいいだけですからね。
本気で取り組んで面白いかつまらないかを判断する
興味のないことでも意外と本気で真剣に取り組むことで見えるものもあります。
新しい発見や欲しいスキルが見つかるケースも。
本気で取り組んでみたけど、つまらないと感じるのであれば納得して退職できます。
ただ中途半端に取り組んでしまうと結局何も見えないまま経験に繋がらないので勿体ないですよ。
人生の限られた時間を無駄にしない
私たちは毎日着々と人生の終わりに向かっています。
若ければ実感は少ないかもしれませんが、人生の時間は限られています。
つまらないことや興味のないことでも「面白いことを探す」という努力が大切です。
そしてつまらない時間にわざわざ自ら身を置くことなく、「あの時があったから今がある」と思えるように心がけてみてくださいね。
興味のない仕事でも自分の幅は確実に広がっていくものです。
次の転職に必要なスキルだけ身につける
一つの会社に最後まで面倒を見てもらうという時代はとうに終わりを迎えています。
一つの事しかできずに何十年も年を重ねてからの転職では求められる人材にはなれないでしょう。
営業力や人間関係を円滑に進めるコミュニケーション能力など、どんな職場においても役立つものは必ず存在します。
自分次第で興味がない仕事を覚えれば、必要なスキルが身に付きステップアップをすることができますよ。
仕事に興味ない30代へ!興味のない仕事を覚える
仕事に興味ない30代へ!興味ない仕事を覚える5つのデメリット

続いて興味のない仕事を覚える5つのデメリットについて確認していきましょう。
解説する内容は下記の通りです。
やりがいや達成感が見出せない
そもそも論として興味のない仕事を覚えて成功してもやりがいや達成感は見出せません。
ホッとすることもあっても、喜びや感動を味わうことは無いでしょう。
興味のない仕事では上記のようなことが起こっても本心から喜べることはありません。
仮に仕事が失敗に終わっても、原因の追究や傾向と対策を講じるモチベーションも湧かず仕舞い。
面白みもなく辛い時間が続く
最初のうちは興味がなくても新しい体験としてやり過ごすことができるでしょう。
ですが、人間は次第に慣れていく生き物です。
仕事の時間は生活の中でも半分ほどを占めます。
「こんなことをしていていいのだろうか」と人生単位で悩み始めてしまう可能性も高いです。
成長できず時間だけが過ぎていく
興味がなければ誰かに意見を求めることも挑戦したい意欲もわきませんよね。
とりあえずメモは取るかもしれませんが、見返す労力はないでしょう。
仕事は自ら追求し進んで行動しなければ成長できません。
そして成長の機会は他人に与えられるものではなく、自分で作り出すものです。
長い将来で考えても30代40代でスキルなし役職なしの責任ある仕事に携わっていない人間を欲しがる企業は少ないでしょう。
特に現在は終身雇用が終わりを迎えている時代です。
早期退職制度も大企業から続々と始まっていますから、早々に切られる候補に挙がってしまうことも予想されます。
評価も上がらず給料が増えない
基本的に評価が上がり給料が年々増えていく人はプライベートでも仕事のことを考えています。
要するに色んなことにアンテナを張って仕事に活かそうというマインドを持っているということです。
自己投資ができない人に会社は利益を分配しようとは思いませんからね。
仮にあなたが経営者だったとして成果を出す人間と成果を出さない人間のどちらに高い給料を支払いたいでしょうか。
多くの方が「前者」に利益を分配したいと考えるでしょう。
アラフォー世代の万年平社員で後輩の上司にこき使われるのが関の山です。
体調を崩し休みがちになる
興味のないことを続けていくと「このままでいいのだろうか」と自分自身に向き合う時間が増えていきます。
そして次第に「こんな仕事しかできない自分はダメやつなんだ」という自己批判が始まります。
仕事には興味がないため業務内容についてネガティブに思わなくても、自分の事となれば別。
不安感やストレスは無意識に身体や気持ちに力が入り体調を崩してしまい休みがちになる可能性を含んでいるのです。
どんどん会社に行くことが嫌になり、出社することが苦痛に感じる日が来てもおかしくありません。
仕事に興味ない30代へ!興味ない仕事を覚える4つのメリット

まずは興味のない仕事を覚える4つのメリットから確認していきましょう。
解説する内容は下記の通りです。
競争しなくて済む
仕事を早く覚えたい人の心理としては「評価されたい」気持ちが働いています。
ですが、興味のない人からすると同僚と競争したいわけではないですよね。
定時に終わるぐらいの仕事量で一定以上の無理はしないと決めておけば、大きなプロジェクトや責任ある仕事を任されずに済みますよ。
不満や愚痴が減る
会社で不満や愚痴が多い人の理由は「願望叶わなかった」からですよね。
「こうしたい」という意欲が低いため不満や愚痴は減るでしょう。
最低限、迷惑はかけない程度に仕事を覚えて平均点が出せていれば他人からどうこう言われないですからね。
頑張らなくても毎月給料を貰える
興味がなくても仕事を覚えて無理なく働けれいれば、毎月決まった日にちに給料が貰えます。
またインセンティブなどで差がつかないのであれば、新卒のうちは頑張っても頑張らなくても給料は同僚と変わりません。
中には頑張ったけど思うような結果が出ない、認めてもらえず挫折してしまう新卒の人もいるぐらいですからね。
プライベートのオンオフができる
興味のない仕事を覚えて無理のない範囲で働いていれば、残業をする日にちも減らすことができます。
無理をしてしまうと「残業をしてくれる人」と思われて、仕事を振られてしまいますからね。
仕事にブレーキをかけておき、定時にきちんと帰るキャラが定着すれば責任ある無理な仕事は押し付けてこないでしょう。
「あいつは無理しないからな」と分かってくれればプライベートの時間まで割くような仕事をしなくてすみますよ。
何も手に入れずに退職して転職活動をすると苦労する!

新卒で会社に入って「興味ないから頑張る必要ないでしょ」と今だけを楽に過ごすことを考えていると後で苦労します。
一度退職すれば「中途採用」として転職活動をしなければなりません。
そして中途採用で就職する場合には以下のことを聞かれるでしょう。
要するに「あなたはうちの会社でどんな利益をもたらしてくれるの?」と聞いているわけです。
なぜなら給料は成果を挙げたものに配分されるからです。
何もできないけどやる気はありますでは通用しませんし、競争には勝てないのです。
例え興味のない仕事でも今後、企業が欲しがってくれる人材に自分をどのように昇華させていくかを考えなければなりません。
まとめ ~10年興味のない仕事を続けた管理職の結論は? ~

以上、興味のない仕事を覚える対処法について様々な情報を解説してきました。
社会人になると興味がない=覚えなくていいでは通用しないのが現実です。
ただ10年以上興味のない業界・職種で働き続けた結論は「興味がなくてよかった」ということ。
どういうことかというと、以下のようなことが言えます。
- 興味がないから先入観を持たずに仕事ができる
- 興味がないから変なプライドで人とぶつからない
- 興味がないから感情論ではなく根拠のある仕事に集中できる
このように興味がないからこそ「こうあるべき」という固定概念に縛られず自由に仕事ができました。
そして興味や関心を持っている人ほど不満や愚痴ばかりで大した成果を挙げない人が多いです。
ある意味で反面教師でもあり、口だけの人間をたくさん見てきましたね。
興味がないことは決して悪いことではなく、裏を返せば感情に流されず状況を冷静に判断することができるのではないでしょうか。
興味のない仕事を覚えることも逆手にとってメリットに変えていけば、案外社会人生活を楽に過ごせるかもしれませんよ。
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