「仕事ができな過ぎて毎日出社するのが辛い、辞めた方がいいのかな」
「仕事が全然できるようにならない私にアドバイスが欲しい」
このように仕事が思うようにいかず、自分への自信を失っているのではないでしょうか。
自分なりに頑張っているのに結果が伴わないと挫折したくもなりますよね。
そこで当記事では仕事が出来ない自分が嫌になる原因と出来る人になる改善策について徹底解説していきます。
仕事が出来ない自分が嫌になる人だけがやっている5つの行動とは

結論から言うと仕事が出来ない自分が嫌になる人は嫌になる行動を無意識に取っています。
なぜ仕事が上手く軌道に乗らないのか、その無意識な行動をしっかり知っておかなければなりません。
まずは仕事が全然できない人だけやっている5つの行動について下記を中心に解説していきます。
時間や締切りにルーズで間に合わない
やはり仕事が全然できない人は決められた約束を平気で破ってしまいます。
仕事には必ずどんなことにも締切りがありますよね。
これらが守れないことで会社は損害を被ってしまうことに繋がってしまうことも。
主な原因としてはやはり以下のことが考えられます。
- スケジュールの管理ができていない
- 納期から逆算した行動ができていない
- 締切りが迫らないと行動しない
- 誰かが何とかしてくれると思っている
どうして締切りがあるのか、そして締切りを守るためにどう行動するのか考えられていないということです。
会社は組織なので、誰かのミスを上司や先輩がカバーしてくれるかもしれません。
ですが、取引先への信用は落ちてしまい会社の売り上げに関わることもあるのです。
仕事の優先順位が立てられないマルチタスク
優先順位が立てられない人は仕事の重要度が理解できていません。
そしてあれもこれも手を付けてしまい、マルチタスクでそれぞれの仕事が中途半端になりがちです。
特に取り組んでいる仕事があるにもかかわらず、頼まれた仕事があると作業を止めてしまい、いくつも仕事を忘れてしまうことは珍しくありません。
まるでニワトリのように3秒後にはもう忘れてしまっているのです。
仕事の重要度ではなく、目の前の事だけ片付けている状態と言えるでしょう。
- そもそも優先順位が決められる判断能力がない
- 業務量が多すぎて、手に負えない
- 何がいま必要なのか確認することができない
- 一度手から離れてしまうと、無かったことのように忘れてしまう
このように本人だけの問題でないケースもあるため、上司のマネジメントも必要です。
デスクやレターケース、ロッカーが整理されていない
よく「デスク周りが汚い人は仕事ができない」と言われますが、理由は以下の通りです。
- 書類を探すために無駄な時間をかけてしまい、他の仕事に響く
- 必要な書類を紛失してしまい、約束や納期を守れず迷惑をかける
- 仕事の整理がつかず、とりあえず目の前の事から片づける
しかも他の人のデスクにはみ出ても気にしない神経を持ち合わせています。
取引先から「あの件どうなっていますか?」と聞かれると、「これからやります」と返答することも少なくありません。
仕事が成立しない行動を取ってしまっています。
気を遣い過ぎて言いたいことが言えない
自分の現状や確認事項など、相手のことを思うがあまりコミュニケーションを控えてしまう人は仕事ができません。
- 上司も忙しそうだし、自分の判断で仕事をする
- 本当は忙しいけど、断れずに業務過多に陥る
- 事前に確認したいけど、聞きづらくてやめてしまう
一見、他人を気遣ういい人に見えますが取引先とのことや仕事のことを考えれば聞くべきですよね。
聞いたときに嫌な顔をされたくない、断ったら怒られそうと自分の事しか考えられていないことが理由として考えられます。
「あの時聞いてくれれば」「早く確認しておけば」と問題やミスを防ぐことができたかもしれない行動を疎かにしてしまうのです。
自分の仕事に責任をもって取り組むためには、相手の時間を上手に奪うことも必要です。
なぜその仕事が必要なのか考えていない
仕事ができない人はなぜその仕事が必要なのか考えられていません。
単的に言うならば仕事の組み立てができていないのです。
その仕事のゴールには何が期待できるのか、何を望まれているのか。何が重要なのかなど「仕事を通してどうしたいのか」がぼんやりしているからです。
やっつけ感で仕事をしてしまうため相手が期待している以上の仕事はこなせないでしょう。
仕事が出来ない自分が嫌になる人が成長できない5つの原因

私も長年管理職をしていますが、いつまでたっても成長できない人は実際にたくさんいます。
仕事が出来ない自分が嫌になる人が持つ成長しない共通点がいくつか存在するのです。
本章では仕事が出来ない自分が嫌になる人が成長できない5つの原因について下記を解説していきます。
変えられないことに執着する
仕事が全然できない人は変えられないことに執着しがち。
学歴や年齢、タイミングなどあらゆる面で「頑張らなくていい・やらない理由」を探します。
変えられるものと変えられないものをきちんと整理することで、具体的な行動が見えてきます。
すぐ忘れられる性格
人は不安や恐怖感があるコトで成長しますよね。
例えば上司や先輩など怒られる、叱られた時に改善できる何かを見つける方も多いでしょう。
ですが、メンタルが強く言われてもすぐに忘れられる性格の方は同じ失敗をいつまでも繰り返します。
「あんなに教えているのになぜできない?」と思う部下がいる人は、本人が痛い目を見るまで助けないことも必要です。
完璧主義のマイペース
一見、完璧主義と聞くと良いイメージを持たれる方もいるかもしれません。
ただ完璧主義=自分のレベルの中で条件が揃ったときだけ行動するとも言えるのです。
自分なりのこだわりを持っているため、他人からの良い影響より「自己流」を優先してしまい仕事がどんどん遅くなることに。
他人のせいにして自己責任を持てない
他人のせいにして自己責任を持てない人はいつまでたっても改善に至りません。
例えばミスをした、間違った仕事をした際に以下のようなことを考えています。
- 先に教えてくれればこんなことにならなかったのに
- やったことないんだからできるわけないでしょ
- 私だけミスじゃないし、誰でも間違えるよね
このように「でも」「けど」「だって」というような状況を盾にしていては成長できません。
「なぜミスをしたのか」「次はどうしたら上手くできるのか」という分析と改善の具体的な行動にうつれないのです。
嫌なことから逃げる
「また上司から怒られる」など過去の嫌な経験から逃げる仕事をしていると成長できません。
逃げてしまうと、なぜそこに至ったのか詳細な分析ができず改善に向かわないからです。
過去の嫌なことほど向き合わないと、同じことを繰り返してしまうのです。
仕事が出来ない自分が嫌になる人は真面目に頑張り過ぎている?

長年管理職をして上司や部下を見てきた中で、仕事ができない人は真面目に頑張り過ぎている傾向がみられます。
できないのに真面目に頑張っているってどういうこと?と疑問に感じる方もいますよね。
100%の力で全部やろうとすると、基本的に上手くいかなくなります。
余白の時間がないから、仕事の見直したり考え直したり振り返る時間すら確保できません。
全力でやろうとする姿勢は素晴らしいですが、根詰めるのではなく上手に手を抜いてバランスを取ることの方が大事と言えます。
「とにかく頑張らなきゃ」ではなく「心地いいバランスの取れるやり方」を意識してみてください。
以下で、仕事は全力でやるべきか・手を抜くべきかについて解説しているので合わせて参考にしてみてくださいね。
仕事が出来ない自分が嫌になる人が出来る人になるための5つの改善策

仕事ができないのであれば、仕事ができる人の行動をするだけで堅実に改善できます。
それでは仕事が出来ない自分が嫌になる人が出来る人になるための5つの改善策について解説していきます。
内容は以下の通りです。
仕事ができる人の真似を徹底する
あなたの職場に一人は「仕事のできる人」がいるはずです。
できればデスクもその人の隣に座り一挙手一投足を真似してください。
具体的には以下の内容を真似していくことをおすすめします。
- 取引先との仕事の進め方
- コミュニケーションの取り方
- 口調やトーク内容
- 業務の効率方法
- スケジュール管理内容
「仕事ができる人だったらどう行動するのか」を常に頭に入れて仕事に取り組むということです。
小さなニュアンスが馴染んでくると徐々に仕事の変化が見えてきますよ。
いきなり全てを真似するのではなく、一つずつで問題ありません。
ゴールや目標から行動を逆算する
仕事のロードマップをきちんと完成させましょう。
ロードマップはゴールを先に決めてから、必要な行動を整理していきます。
仕事の精度も高まりますし、何より自然に優先順位が意識・理解できるようになるのです。
初心者でも失敗しない具体的なロードマップの作成方法については以下の解説をご覧ください。
逐一上司に相談し、状況を把握させる
気になるコト、疑問に思うコトは常に上司に相談しましょう。
細かく上司に相談することで状況を把握させて、仕事をフォローさせていくのです。
部下のミスや問題は上司の監督責任でもあるため、普段以上に気にかけてくれます。
仕事の引き出しが増えれば増えるほど、仕事への臨機応変さや対応力が高められます。
手っ取り早く経験値を積むには経験値のある人の仕事を聞く機会を増やすことです。
相談回数が増えるにつれて、パターンが見えてくるので仕事のスピード自体も自然と上がります。
他人に教えるつもりでメモを取る
ただメモを取るのではなく、他人に教えるつもりでメモを取りましょう。
アウトプットすることを前提にメモすることで記憶の定着率も高まります。
どのようにしてその仕事を形にして行くのかを想像しながらメモを取るということです。
理解力と記憶力を高めるメモの取り方は以下のまとめを参考にしてみてください。
何年経ってもできないなら転職も視野に入れる
もしかしたら自分の能力と仕事のミスマッチが起きているかもしれません。
例えばコミュニケーションが苦手な人が営業職でバリバリ仕事をするのは苦痛ですよね。
仕事内容だけでなく、尊敬できる人が周りにいない、社内の環境に合わないと人間関係のストレスがあるのであればパフォーマンスにも影響します。
仮にもう会社に行きたくないと感じ始めているのであれば、以下のまとめを参考にしてみてください。
まとめ ~仕事が出来ない自分が嫌になる必要はない~

以上、仕事が全然できないことについて様々な情報を解説してきました。
恐らく上司や先輩に「もっと考えて行動しろ」「詰めが甘い」など叱られた経験がる人も多いのではないでしょうか。
自分では考えてやっているつもりなのと歯がゆい気持ちを抱えている人もいますよね。
頭で考えているだけでは客観的に見れないこともあります。
どんな風に仕事に取り組んで考えていたら失敗してしまうのかをノートに記録していってください。
スケジュール管理が悪いのか、段取りが下手なのか、傾向が見えてくれば対策もやりやすくなりますよ。
何が足りないか記録する癖をつけることをおすすめします。
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