転職先が決まらない、疲れた。メンタルの5つの休ませ方を解説

転職活動
「応募したい求人もない、応募しても連絡も来ない、もう疲れた」

「履歴書作って面接しての繰り返しで、仕事も決まらないし不安でたまらない」

「時間だけが過ぎていって虚しさすらある、メンタルをどう保てばいい?」




このように先行きの見えない不安で心も身体も疲れ切っている方も多いのではないでしょうか。



書類選考で落ちる、面接で落ちる、貯金も減っていくなどメンタルにもダメージが出てきますよね。



当記事では転職先が決まらない、疲れた人のメンタルの休ませ方について徹底解説していきます。


さらに転職先が決まらない。疲れた人が見直すべき5つのポイントも紹介しているので、参考にしてみてくださいね。





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転職先が決まらない。疲れたメンタル状態になる5つの原因



転職活動で仕事が決まらない人が疲れてしまう大きな原因は「未来が不確定すぎる」ことにあります。



想定通りにいかない、期待していた答えが返ってこないとメンタルも落ち込んでくるものです。



まずは転職先が決まらない。疲れたメンタル状態になる5つの原因について下記を解説していきます。


  • 生活費・交通費など貯金が徐々に減っていく
  • 不採用通知を見るたびに否定された気持ちになる
  • 転職活動の先行きが見えない不安
  • 友人との比較・家族の目が気になる
  • 何度も同じ作業を繰り返さなければならない


生活費・交通費など貯金が徐々に減っていく




一度、仕事を退職してからの転職活動においては貯金が徐々に減っていきます。


  • 家賃や食費などの生活費
  • 面接先まで向かう交通費
  • 携帯代やWifiなどの通信費




今までは決まった給料日の前後に支払えば、懐事情も回復していたかもしれません。



出費や焦り、貯金が減っていくなどストレス負荷がかかってきます。



転職活動が長引けば長引くほど、精神的にも疲弊していくでしょう。




もしあなたが「一人暮らし」「貯金なし」「無職」に該当するのであれば、以下を参考にしてみてくださいね。




不採用通知を見るたびに否定された気持ちになる




転職活動をしていると必ず目にしなければならないのが「不採用通知」です。



不採用通知を受け取ると、まるで自分を否定された気分になる人も多いでしょう。



縁がなかったと割り切れないと、ネガティブな感情を自分に抱いたまま日々を過ごさなければなりません。



ただ転職というものは応募した会社の空席にうまくハマるかどうかだけです。



自分を責めてしまうことは、自分を疲れさせてしまうことに繋がるのです。



不採用通知の度にメンタルが落ち込まないための対処法
については以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。



転職活動の先行きが見えない不安




転職活動は未来への希望の反面、不安を抱える行為です。


ちゃんと転職先が決まるのか、新しい環境でやっていけるかなどメンタルが不安定になって当然。




未来のことを考えれば考えるほど、ネガティブな思いをはせてしまうのも人間です。



結局は行動した先にしか結果は出ませんが、想像ばかり頭を巡らせていては疲れてしまうでしょう。



モチベーションの浮き沈みが激しい自覚がある方
は以下を参考にしてみてください。



友人との比較・家族の目が気になる




転職活動中をしていればうまくいかないことの方が大半です。



そんな時に友人や家族に会ったとき以下のように感じたこともあるでしょう。


  • 年収も上がって役職も付いている友人と比べて自分にガッカリする
  • 成功している友人を見ると頑張ってこなかった自分に後悔する
  • 全然転職先が決まらないことに親からも心配されて情けない




このように「比較」「周りの目」を通して自分を低く評価してしまうのです。




「今まで何をやってきたんだ」とため息と共に意欲やモチベーションも削がれてしまいます。


何度も同じ作業を繰り返さなければならない




転職活動が長引けば、応募・志望動機・履歴書作成・企業リサーチ・面接対策を何度も繰り返さなければなりません。


何度も同じ作業を繰り返している内に「もういいよ」と疲れてしまいますよね。




次こそはと思って頑張って準備しても、願った結果に繋がらないことだってあるのです。



不採用通知が来る度、この作業をまたやらなければならないと感じるだけで疲れてしまいます。


転職先が決まらない。疲れた人が見直すべき5つのポイント



書類選考が通らない、面接に行っても不採用など転職は疲れる場面の連続。



ただそれは偶発的なものではなく、必ず「原因」があるのです。



本章では転職先が決まらない。疲れた人が見直すべき5つのポイントについて下記を解説していきます。


  • 転職活動と応募数は比例する
  • 「可能性」を伝える面接対策
  • 入社後に何がしたいかを明確にする
  • 第一印象の清潔さや自信が出ているのか
  • 企業分析・リサーチは十分できているのか


転職活動と応募数は比例する




転職活動で仕事が中々決まらないと苦戦している人の中には応募数が足りていないことも。



もちろん経歴やスキルによっても応募する幅が変わってくるかと思います。


ただ一点集中で数社の身に集中していると不採用通知を受け取れば候補は0のままです。




自分に合った企業は何も大企業だけではありません。



中小企業には中小企業の良さ、大企業には大企業の良さがあります。



それぞれの良さや特徴を比較して、もっと幅を広げた選択肢を持つことが重要です。



数打てば当たるではないですが、応募数が増えればその分面接に行く機会も増えるでしょう。


「可能性」を伝える面接対策




面接で結果が残せない人は「可能性」を伝えられていないのかもしれません。



人がどういったときに動くかをまず考えてみましょう。


「これはうまくいくかも」「なんか楽しそう」と可能性を感じた時に行動するのです。




面接で可能性を伝えるコツは実際に働くイメージを持ってもらえるかどうかです。



確かに経験やスキルといった目に分かりやすいものも大事ですが、そんな人はいくらでもいます。


  • 在籍している社員とのウマが合うか
  • 会社の理念や信念を体現してくれそうか
  • 取引先からも印象が良さそうか




結局選んでいるのは人間なので相性や好みという人間性を見ている会社は多いです。



「愛想がよいか」「笑顔が見えるか」「はきはき話せるか」など基本的なことから見直すことをおすすめします。



入社後に何がしたいかを明確にする




私が実際に面接官をしていた際、非常に困ったことは「漠然と面接に来ている人」です。



入社後に何をしたいかを聞くと会社のことをどれだけ真剣に考えてきたが分かります。


「頑張ります」などの精神論ではなく、具体的な行動をどのように捉えているのか見ています。




サービスを通してお客様に何を伝えたいのか、また会社を通して自分がどうなりたいのか。



この辺りがハッキリしている人は会社への貢献度も高く、入社後のブレも少ないのです。




会社はあくまでも箱貸しであって、そこから表現するのは社員です。



曖昧な理由では不採用通知が続くでしょう。


第一印象の清潔さや自信が出ているのか




面接時の志望理由は大なり小なり似たり寄ったりのモノばかりです。



そして志望理由が素晴らしいから話を聞くのではありません。




人に魅力や関心を持つからこそ、同じ理由でも違う印象で話が入ってくるのです。


面接はドアを開けた瞬間の第一印象で、その後の展開も大きく変わります。




緊張は誰でもするものですが、身なりや姿勢、態度などを見ています。



そのため第一印象が良ければ、面接側も積極性を持って取り組んでくれます。




清潔感が出ているか、自信を持ってきているのか、客観的に自分の姿を想像してみてくださいね。


企業分析・リサーチは十分できているのか




表面上だけ知って面接に行くと必ずバレます。



話の熱量によって現れるため、ちゃんと向き合ってきたのかどうかが見られているということです。


企業分析・リサーチは何もHP上だけで掲載されていることが全てではありません。




例えば、応募した会社が何か商品を販売しているとしましょう。



口コミサイトではどのようにお客様が満足されているのか知ることができます。



そして日用品などであれば、実際に購入して自分でも体験することが可能です。


知名度やブランド価値だけではなく、リアルな声を知っていると話の厚みが違います。




本当に入社したいのであれば、思いつく限り本気で企業と向き合って徹底的に研究することをおすすめします。



その熱量は必ず相手にも伝わりますし、真剣さは入社後の働くイメージに繋がりますよ。




転職先が決まらない方へ!疲れたメンタルで続ける3つのデメリット



転職活動を疲れた精神状態で続けることはおすすめしません。



急いでやらなけばいけない理由もあるかもしれませんが、転職の質は確実に落ちます。



では具体的な疲れたメンタルで続ける3つのデメリットについて下記を解説していきます。


  • 面接で魅力が半減する
  • 面倒くさくなって雑になる
  • 自己肯定感が下がってモチベーションがなくなる


面接で魅力が半減する




一般的に疲れている人はどんな表情をしているか想像してみてください。


  • 肩も落ちて目に力がなく見える
  • 元気や覇気がなく、どこか後ろ向きに見える
  • ネガティブ思考で暗そうに見える




仮にあなたが会社を経営する立場だったとして上記の人間を採用したいでしょか。



恐らく逆の人間を採用したいですよね。

第一印象は「一緒に働きたいかどうか」を見極める上で重要なのです。




いくら素晴らしい経験やスキル、能力を持っていたとしても採用には繋がりづらいでしょう。



未経験業種に取り組むのであれば、より差別化を図るためにも表情は大事でしょう。


面倒くさくなって雑になる




疲れてくると様々なことがどうでもよくなってきます。


  • また一から履歴書作るのが面倒くさい
  • 応募企業ごとに志望理由を考えるのが面倒くさい
  • 面接対策のために企業リサーチするのが面倒くさい



結局は同じ作業の繰り返しなので、作業自体がどんどん雑になっていくのです。



その結果、相手からも「やる気が見られない」という判断になってしまいます。



たかだが文章、たかだか面接と思われている人は特に要注意。


書類選考であっても、面接であっても採用側はその熱量を真剣に見ていますよ。




転職活動の面倒くさいことを乗り越える方法
について以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。



自己肯定感が下がってモチベーションがなくなる




不採用通知を見るたびに、「はぁまたか」と心も疲れていきますよね。


心身共に疲れ果ててしまうと自己肯定感が下がってモチベーションがなくなっていきます。




採用されない自分を卑下してしまう、そして過去の自分を後悔して責めてしまう人も少なくありません。



自分で自ら「ダメなやつ」とレッテルを貼ってしまうことで歩みが止まってしまうのです。




そのためには完璧主義を止めることがまず第一。



そしてモチベーションを上げるのでなく、下げないように維持することが大切です。




簡単にモチベーションを作る方法
については以下でまとめているので参考にしてみてくださいね。




転職先が決まらず疲れても自分を責める必要はない!


全然転職先も決まらないし、同じことも繰り返しでなんか疲れた。




転職は頑張ったから報われるということでなく、「縁」も大きな作用をもたらします。



その時に企業が求めている人材や社内状況など様々な選定の中で採用者が決まるだけです。


要するに条件にあてはまる人を見つける椅子取りゲームに過ぎません。




だからこそ必要以上に自分を卑下したり、責めることは無いのです。




過去の自分を悔やむこともあるかもしれませんが、時間も戻ってきません。



大事なことは今の自分にできる最良の選択と最大限の努力以外にないと言えます。



「〇〇の能力があれば」「〇〇の経験やスキルがあれば」と考える時間が勿体ないです。




今できること、パフォーマンスを発揮するために何が必要かを考える方が建設的。



ですが、心身共に疲れてしまっていてはネガティブに考えてしまうのも人間です。


前向きにならなきゃいけないのも分かってるけど、ただただ疲れて何もしたくない。




このように心のガソリンが足りていない状態では自分を走らせることはできません。



そのため次節より疲れたメンタルのリセット方法について詳しく解説していきます。


転職先が決まらない、疲れた。メンタルの5つの休ませ方を解説


それでは具体的な疲れたメンタルの5つの休ませ方について下記を確認していきましょう。


  • 落ち込めるところまで落ち込む
  • 転職活動したくなるまで一旦休む
  • 身近な友人・恋人に向いていることを聞いてみる
  • きちんとした睡眠を取り、朝日を浴びて散歩する
  • 海・山・川など自然に触れる時間を設ける




一つずつ詳しく解説していきますね。


落ち込めるところまで落ち込む




落ち込んでいる気持ちを無理やり前向きにすると反動で心はより疲れてしまうものです。


落ち込めるところまで落ち込んでみたら、あとは上がっていくだけですよ。




案外、落ち込みが過ぎるとかえって冷静に考えられるもの。



「転職先が決まらなくてもう疲れた」という方もよくよく思い返してみれば0に戻るだけ。



何かを得て失ったならガッカリもしますが、元々なかったわけですし現状維持のままです。



逆境のように思えるかもしれませんが、結局は捉え方や考え方次第で落ち込む必要はありません。


転職活動したくなるまで一旦休む




特に在職中に転職活動をする人は本当に忙しい毎日を過ごしているでしょう。



仕事もこなさなきゃいけない、家に帰れば転職活動と落ち着く暇がありません。


戻り場所があるのであれば、転職活動をしたくなるまで一旦休むのも選択肢です。



いつ終わるのか分からない転職活動に疲れてしまうと、本業にも悪影響が出ますからね。



経済的にも今仕事があるのであれば、すぐに行動しなければならない状況でもないわけです。



通常通り仕事をしていく中で「やっぱりココにいちゃダメだ」と再認識できてから始めても遅くはないでしょう。



在職中の転職活動で辛い時期の乗り越え方を以下で解説しているので、参考にしてみてください。



身近な友人・恋人に向いていることを聞いてみる




どんな人でも早く転職活動を終わらせたいですよね。



もし中々転職先が決まらない、なんだかしっくりこないという場合は職の選び方が間違っている可能性があります。



好きなことを仕事にしたい気持ちも分かりますが、どんな仕事にも嫌なことは必ずあります。



得意なことで成果を出してから好きなことをする方がリスクが少なく結果も出しやすいのです。


結果が出ることにしか人はやりがいや楽しさを実感できません。




身近な友人・恋人に向いていることを聞いてみてください。



第三者が「〇〇が向いていると思うよ」という答えがあなたの長所です。



なぜ信用できるかと言うとあなた以上に周りの人は客観的に見てきたから。



数人聞いていく中で、共通するものが見つかりますからヒントにして行くと転職活動でも役立ちます。



きちんとした睡眠を取り、朝日を浴びて散歩する




精神的にも肉体的にも疲れているのであれば、やはりきちんとした睡眠を取ること。



寝る前に色々とよくないことを考えてしまうかもしれませんので、スマホは就寝前に見ないようにしましょう。


履歴をさかのぼっていくと、ネガティブ思考に繋がるワードで検索している人は多いのです。




そして朝起きたらすぐにカーテンを開けてください。



日光はセロトニンという幸せホルモンを分泌してくれてストレスにも効果があると言われています。



また体内リズムも正常に整う為、不規則な生活を回避することもできますよ。



もし朝30分早く起きれるのであれば、個人的には散歩をおすすめします。



朝陽を浴びて散歩をしていると、考えもまとまり1日の行動がスムーズになりますよ。


海・山・川など自然に触れる時間を設ける




疲れている状態では何も考えたくないですし、何もしたくないですよね。



だからこそ、何もしないで海・山・川など自然に触れる時間を作ってみてください。


オフィスビル街にはない自然界の「音」を聞くだけで心が落ち着きます。




そしてもう一つ大事なことは自分の視界全部が自然に満ち溢れていること。



自分の力ではどうにもならない存在を画面いっぱいに目の当たりにすると、悩みがちっぽけに思えるのです。



冷静に考えてみれば「こんなことで悩んでたんだ」と振り返れば思えることもありますよね。



要するに悩みの種を自らの想像で大きく膨らませてしまっているだけなんです。




大きな海、きれいな川、生い茂った山に身を置くだけで冷静になって立ち返ることができますよ。




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まとめ ~転職活動はメンタルが全て~




以上、転職活動で仕事が決まらない人が疲れている件について様々な情報を解説してきました。



注意すべきことは疲れている状態は周りが見えなくなっている証拠です。


溺れる者は藁をもつかむではないですが、判断力が低下し変なものを掴んでしまう可能性が高いんです。




さらに貯金がもしないのであれば、選択肢や視野が狭まってしまうので貯めてから転職活動をしてください。



金銭面での余裕は物事を急がずに冷静に判断できるというアドバンテージがあります。



まずは疲れたメンタルをきちんと回復させることに集中する。



そしてまたそこから考えて行動していくだけです。



同時に2つのことをするのではなく一つずつ取り組んでいくことをおすすめします。



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